ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2018-05

[米ドル円]110円台再度試すか?

(米ドル円日足)


先週末のドル円は110円台を付けたことで目先達成感も漂う中で雇用統計を控え109円付近までじり安の展開となった。雇用統計は米4月平均時給(前月比)が予想を下回ったことで発表後ドルは全面安となりドル円は108円65銭まで売り込まれた。しかし、株式市場は利上げペースが緩やかになるとの見方から上昇。リスクオンによる円安と同時に米長期金利上昇によるドル高も重なり110円27銭まで反発。その後は週末にかけたポジション調整が入り109円10銭付近で引けてきた。
今週はゴールデンウィーク明けとなる東京市場で株価上昇に合わせる格好で改めてドル円は110円台を試しに行く可能性が高い。
米ドルは先週の米3月個人消費支出が2.0%に達したことやFOMC会合ではタカ派的な見方が示されるなど、長期金利の緩やかな上昇が見込まれる。
イラン問題や米中貿易摩擦などの不安材料は残るものの今週のドル円は慎重ながら上値を試す展開を予想する。

今週のドル円予想レンジ:110円90銭(61.8%)~108円50銭

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。

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[ポンド米ドル]BOE会合と武田薬品工業による買収結果

(ポンド米ドル週足)


BOEの利上げ期待の後退に伴い米長期金利の上昇によりドル高がポンドをここまで押し下げてきた。
今週はBOE政策会合が開かれるがこの結果、更にポンド売りが加速するのか、或いは反発に転じるのか節目の週になりそうだ。
ポンドドルは今年1月と4月に1.43ドルミドルで2回跳ね返され、そのダブルトップ形成となるネックラインの1.37ドルを割り込み1.35ドルミドル付近まで下落幅を拡大した。
先週末の米雇用統計発表で一時1.3787ドルまで下落した後再び1.35ドルミドルまで戻るなど往って来い。ここまで下落した割には戻りの幅は少なく上値の重さが依然として残る。
今週はBOE政策会合が開かれるが、物価下落や欧州景気減速懸念などからこれまで同様利上げに慎重な姿勢が示される可能性が高い。
ただ、米長期金利の上昇に一服感が広がる中で、利上げに前向きな内容が少しでも示されるようなら反発に転じる可能性もある。
もし、反発するようならダブルトップのネックラインとして意識された1.37ドル付近が上値のターゲットとなる。
反対に、先週の雇用統計後の安値1.3787ドルを下回るようなら週足ボリンジャーバンドの下限となる1.3320ドルが下値目途とみる。ボリンジャーバンドの中心線を完全に下抜けしたのはブレグジット以降初めてであり下向きの圧力が今の時点では増しているように見える。
今週は8日に武田薬品工業のシャイアー買収合意の結果が明らかとなる。もし、合意に至ればポンド円の買いが一気に強まることは必至。
反対に、合意に至らないようなら下落幅を拡大することになるため注目度は高い。

今週のポンドドル予想レンジ:1.3700~ 1.3320(BB下限)

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[NZドル円]雲の下限下落から上昇へ

(NZドル円日足)


NZドル円は3月13日に今年最高値となる79円60銭を付けた後ほぼ戻りらしい戻しがなく下落が続いた。先週末には米雇用統計後に76円26銭まで下落した後反発に転じている。
76円付近というのは昨年11月や今年の3月にも跳ね返されるなど強いサポートレベルとして意識される。
一目の雲の下限に沿って下落してきたが、その雲が今週上昇に転じる。先週末にローソク足が長い下髭を伸ばしておりNZドル円も反転の兆しが見えてきた。
今週木曜の早朝にRBNZ政策会合が開かれ政策金利1.75%は据え置かれると予想される。市場の期待が低いだけにもし利上げに前向きな内容が声明文に盛り込まれるようなら反転のきっかけになるとみる。

今週のNZドル円予想レンジ: 77円50銭(38.2%)~76円20銭

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。

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[全般]武田薬品工業による買収の行方

先週はFOMC会合や雇用統計、そして米中貿易交渉といったビッグイベントを無難に終えたことで今週は再び適温相場に向かうのか注目される。
先週末に発表された米雇用統計は米4月非農業部門雇用者数変化が16.4万人と予想の19.2万人を下回ったものの失業率が3.9%と17年ぶりの低さとなった。注目の米4月平均時給(前月比)は0.1%と予想の0.2%を下回ったことでドルは発表直後下落。しかし、利上げペースが鈍化するとの思惑から株価や米長期金利が上昇するなど往って来いとなった。
先週発表された米3月個人消費支出が2.0%に達したことやFOMC会合では利上げペースが高まるとの見方が広がりNY株価が下落する場面も見られた。しかし、雇用統計の結果を受け最終的に株価の下げが一服。一時3%台に乗せた米長期金利もその後落ち着いた動きで推移するなど、適温相場へ再び回帰する動きが予想される。
一方、トランプ大統領がイラン核合意から離脱し制裁を再開するとの思惑や米中貿易摩擦の高まりなどリスク回避の動きも燻る。
しかし、米長期金利が緩やかな上昇に向かい始めることでNY株式市場も一時的な混乱を乗り越え再び適温相場に戻る可能性が高いとみる。
今週は日本がゴールデンウィーク明けとなる中で先週末のNY株価の上昇の流れを受け日経平均株価が堅調な地合いで始まるとみられる。
先週ドル円が一時110円台に乗せていることから東京勢も再度110円を試しに行くとみるが、今週は特にクロス円の動向に注目したい。
ユーロやポンドは対ドルで下落幅を拡大してきたがここにきて下げ止まり感も見せている。
米長期金利の上昇によるドル高の動きも一服感が出始めていると考えられる。
今週8日には武田薬品工業によるシャイアー買収の最終結果が明らかになるが、もし合意に達すればポンド円だけではなくクロス円全般に買いが入りやすくなる。
そうなればドル円クロス円ともに上値を試すとみるが、合意に至らない場合はクロス円が一段と下落幅を拡大することになりそうだ。

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。

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業務内容 : 第一種金融商品取引業
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