[米ドル円]ドルと円の綱引き状態

トランプ大統領がNY時間にイラン核合意から離脱することを明らかにしたが市場は既に織り込み済み。市場の反応は限定的となった。
東京や欧州市場では中東の地政学的リスクの高まりから円買いの動きが先行。同時に米長期金利の上昇に伴いドル買いが進んだことでドル円は109円を挟んでのもみ合いが続いている。
北朝鮮問題も大詰めに近づいてきたことからドル円の買いには慎重な動きがみられる。
これらは想定内のものであり時間が経過することで徐々に円安の動きに戻るとみている。
ただ、目先は108円ミドルから110円のレンジ内での動きが継続するとみており、108円80銭付近からミドルでは買いを入れていきたい。
ドル円予想レンジ:109円50銭(61.8%)~108円70銭
※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。
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[ポンド円]武田薬品工業のシャイアー買収合意も影響限定的

武田薬品工業はアイルランドの大手製薬会社シャイアーの買収合意を発表したが市場の反応は限定的となった。買収合意は想定内ということもあるがそれにしても反応が鈍すぎる。
既に買いが終了しているということは考えにくく、買収額460億ポンド(約6.58兆円)は全額とは言わないが一部でもポンドを調達する必要がある。
いずれにしても、ポンドの動きは不可解でありこのような時は一旦ポジションを縮小しておきたい。
ポンド円は短期的には147円付近で下げ止まり感がみられることから上値を試す展開を予想するが、戻しが重いようなら売りに転じたい。
ポンド円予想レンジ: 148円50銭(38.2%)~147円00銭
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[豪ドル円]雲の下限から放れる

東京時間に発表された豪州3月小売売上高が0.0%と予想の0.2%を大きく下回ったことから豪州景気への懸念が高まり豪ドルは下落に転じた。
また、米国のイラン核合意離脱表明による円買いの動きが強まるなか欧州市場で豪ドル円の下落幅が拡大。
これまで一目の雲の下限に沿った動きもここにきて放れたことで目先豪ドル売りは継続とみる。豪ドル円の下値目途としては3月23日に付けた安値80円48銭付近を目指す展開が予想される。
ただ、地政学的リスクも一時的な動きに終わることが多く、80円ミドル付近で反発する可能性もある。
目先は戻り売りスタンスで臨むものの、80円ミドルの底堅さが確認されるようなら買いを入れてみたい。
豪ドル円予想レンジ:81円70銭~80円80銭
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[全般]米核合意離脱で円全面高
前日にトランプ大統領がイラン核合意に関する決定を明日にも行うことが伝わり東京市場は地政学的リスクによる円買いが先行。ドル円は109円を割り込み108円86銭まで下落。一方、米長期金利が上昇しドル高が進んだことでドル円はNY市場に向けて買いが進み109円35銭まで上昇した。
しかし、ユーロやポンドが対ドルで売りが強まるなどドル高と円高の綱引きとなりドル円の上値は限られた。
NY時間にトランプ大統領がイラン核合意から離脱することを発表したが市場への影響は限定的となった。
離脱の動きはトランプ大統領の選挙公約でもあり今回の決定は想定内。これを受け市場は材料出尽くし感から原油は下落に転じ株式市場も三指数ともに小幅な上昇となった。
各市場は既に織り込み済み、寧ろポジションの巻き戻しのきっかけを作る格好となった。
この日は武田薬品工業がシャイアーを総額460億ポンドで買収することで合意したと伝わったが為替への影響はほとんど見られなかった。既に買いが入っていたという見方もあるが、それにしても反応の鈍さは不可解としかいい様がない。
北朝鮮が7-8日に再び中国を訪問していたことが明らかとなるなど、北朝鮮問題がいよいよ大詰めに入ることを示唆するものだ。朝鮮半島の非核化に向けての動きとみるものの、イベントリスクとしてドル円の上値を抑えるものとなる。
また、米長期金利の上昇による新興国からのドル離れが懸念されるもののドル高の流れは継続。
当面は円高とドル高の綱引き状態が続くなかでクロス円の売りが先行しやすい状況が続きそうだ。
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