ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2018-05

[米ドル円]110円台の節目を意識

(米ドル円2時間足)


昨日はゴトウビにあたることからドル円は仲値決めにかけて買いが入り109円92銭まで上昇。一旦は押し戻されたものの株価の上昇に伴い再び買いが強まると110円02銭まで上昇した。しかし、5月3日に付けた高値110円03銭までは一歩届かずに反落。
その後は米長期金利の低下に伴いドル安が進みドル円は下落。
NY市場が始まったところで米4月CPIが予想を下回ると短期筋の損切りを巻き込み109円31銭まで押し戻された。
その後NY株式市場が前日に引き続き上昇幅を拡大するとリスクオンの円安が進みドル円は109円ミドル付近に押し戻された。
今回も110円に乗せたところで押し戻されるなど110円のダブルトップを意識した動きが短期的に続きそうだ。
今日は110円をクリアに上抜くには材料が乏しいものの、日米金利差を背景にいずれ上抜くとみている。
109円付近では買いを仕込んでおきたい。

ドル円予想レンジ:110円00銭~109円20銭(61.8%)

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。

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[ポンド米ドル]景気見通し引き下げで利上げ観測後退

(ポンド米ドル日足)


昨日のロンドン時間に開かれたBOE政策会合では予想通り現行の政策金利0.5%と資金購入枠4350億ポンドの据え置きを決定。
同時に発表されたインフレレポートやGDP予想の従来の見通しをそれぞれ引き下げたことからポンド売りが一斉に強まった。
発表前からポンドはドル売りの動きが強まっていたことから上昇傾向にあっただけに、ポンドドルは1.3647ドルから1.35ドル付近まで下げが急速に進んだ。
市場には年内利上げへのタカ派的な見方があったことも売りを誘った模様。
一旦は下げ止まったもののNY市場でドル買いの動きが強まるとポンドドルは1.3460ドルまで下落幅を拡大。
しかし、1月に付けた今年最安値となる1.3458ドルには届かずに反発。1.35ドル前半での引けとなった。
1.35ドルから1.34ドルミドルは強いサポートとして意識されることから、このレベルで下げ止まるようなら底固めから反発に転じるとみる。
反対に、今年最安値を下回るようならフィボナッチ61.8%戻しの1.3380ドルが次のサポートレベルとして意識される。
ボリンジャーバンドの中心線の下降トレンドが依然として続いており、下向きリスクが増している。

ポンドドル予想レンジ:1.3550~1.3380(61.8%)

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[カナダドル円]高値で一旦は調整売りも

(カナダドル円日足)


東京市場でカナダ円は85円前半で始まりその後も日経平均株価の上昇に合わせ底堅い動きが続いた。
欧州市場の序盤にかけて原油価格先物が続伸したことで、それに伴い資源国通貨であるカナダドルの買いが強まった。5月初旬に付けた高値85円73銭を上抜くと損切りを巻き込みながら86円06銭まで上昇。その後は利食い売りに押されNY市場では85円52銭まで押し戻された。
その後フリーランド・カナダ外相が「NAFTA交渉は全分野において良い点がみられる」としながらも「交渉は時間がかかるだろう」と発言。NAFTAへの期待は残るものの目先は調整的なカナダ円の売りが出やすい。
昨日の高値86円06銭はフィボナッチ50.0%戻しのレベルでもあり意識された。
ボリンジャーバンドの上限を一旦は上抜いたものの終値ベースで下回ったこともあり目先は戻り売りで攻めてみたい。

カナダ円予想レンジ:86円05銭(50.0%)~85円20銭

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[全般]株高円安とクロス円

イランの地政学的リスクが燻る中でNY株価は連日大きく上昇するなどリスクオンの円安が継続している。
米長期金利が3%台に乗せたことから東京市場でドルは全般に強含みでスタート。
NY株式市場が上昇して引けたことから日経平均株価も堅調に推移するなかで109円92銭まで上昇したものの110円手前では利食い売りに押される場面も見られた。
欧州市場でクロス円の買いが入るとドル円は再び買いが強まり110円02銭まで上昇。しかし、前回の高値110円03銭には届かずに再び失速するなど節目の110円が強く意識された格好だ。
NY市場ではこの日発表された米4月CPIが0.2%と予想の0.3%を下回ったことから長期金利が低下。ドルも全面安となったがNY株式市場は緩やかな金利上昇期待を好感。
前日に引き続き三指数ともに大きく上昇したことでリスクオンの円安が進む中、ドル円は109円台での攻防が続いている。
トランプ大統領は米朝首脳会談をシンガポールで開催することを公表し核廃絶に向けた期待が高まる。一方、イスラエルはシリア内のイラン軍事施設を報復攻撃するなど中東での地政学的リスクが高まる。
為替市場は地政学的リスクよりも景気や金融政策への関心が高く、株価や長期債利回りに素直に反応し始めている。
ポジションが一方向に偏ったところでは地政学的リスクなどの高まりから調整の動きが入り振られやすい状況が続く。
株価上昇による円安の動きが強まる中で、これまで下落が続いたクロス円の反発が始まるか注目したい。

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。

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業務内容 : 第一種金融商品取引業
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