ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2018-05

[米ドル円]110円の底堅め終了

(米ドル円日足)


東京時間に「中国は一部の米国製品に相互課税を賦課」との報道を受けドル円は110円08銭まで下落した。しかし、110円には届かずに買いが並ぶなど110円の底堅さを確認した格好となった。15時を過ぎたところでオプション絡みと思われるまとまったドル円の買いが入ると110円40銭付近の損切りを巻き込み110円75銭まで上昇。一部で日本の機関投資家の買いとの見方も聞かれた。
また、時間外取引で米長期金利が上昇したこともドル円の押し上げ要因となった。
NY時間に発表された米5月フィラデルフィア連銀製造業景気指数が予想を大きく上回るなどここにきて好調な米経済への期待も高まる。
一方、米中貿易協議や米朝首脳会談の行方には懸念が残るものの、最終的に米国主導の動きは続くとみている。
週末ということから調整の売りには注意が必要だがリスクオンの円安と米金利上昇によるドル高からドル円は111円台に乗せるのは時間の問題とみる。

ドル円予想レンジ:111円20銭~110円40銭

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。

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[ユーロ米ドル]イタリアリスクとドル高

(ユーロ米ドル日足)


「イタリアのポピュリズム政党『五つ星運動』と極右政党『同盟』は政策プログラムで最終合意に至った」との報道でユーロは下落。ECBの債務減免を巡り不透明感が増したことからユーロドルは1.1777ドルまで下落。その後は買い戻しが入ったもののイタリア国債や株式市場の下落がユーロの足枷となった。
前日に付けた今年最安値となる1.1764ドルには届かなかったものの、米長期金利の上昇などからドル買いの動きも重なりユーロの上値売りは継続するとみる。
米国の好調な経済に比べて欧州はこれまでのユーロ高が景気に影響を及ぼし始めている。
ECBの利上げ時期が後退するとの見方に対してFRBの利上げ期待からユーロ売りは継続。
下値目途としては昨年12月の安値付近となる1.17ドル付近がサポートとして意識される。ただ、下げもそろそろ第一幕の終わりに近づいているとみておりこのレベルでは押し目買いを狙いたい。損切りレベルはボリンジャーバンドの下限となる1.1690ドル付近に置く。

ユーロドル予想レンジ:1.1820~1.1710(サポートライン)

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[カナダドル円]上昇バンドウォーク継続

(カナダドル円日足)


NAFTA交渉は長期化する様相を呈してきており、一先ずカナダドル売り材料としては織り込んだとみている。一方、原油価格はWTIが一時72ドルを付けるなど底堅い動きは続いておりカナダドルの買いを促す。
5月9日の上昇以来ボリンジャーバンドの上限に沿ったバンドウォークが続いている。
ボリンジャーバンドは本来逆張り指標だが、バンドウォークが始まったということは上昇トレンド継続を示す。
本日発表されるカナダの3月小売売上高、そして4月消費者物価指数が予想を上回るようならカナダドルの買いに更に勢いがつく可能性が高い。
次のレジスタンスはフィボナッチ61.8%戻しとなる87円30銭付近が意識される。

カナダ円予想レンジ:87円30銭(61.8%)~86円20銭

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[全般]米中貿易交渉リスク燻る中で円全面安

米中貿易交渉の最中でクロス円を中心とした円安が進みドル円も110円後半に上昇。週末を控えポジション調整には注意が必要だが好調な米経済を背景に円安ドル高の動きは継続とみる。
東京市場が始まったところで「中国が一部の米国製品に相互課税を賦課」との報道が流れるとドル円は110円直前まで下落。しかし、110円を割り込まずに反発するなど底の堅さを寧ろ確認した格好となった。その後日経平均株価の上昇に合わせるように円安の動きが強まった。
欧州市場ではクロス円を中心とした円売りが続いたもののイタリア国債や株価の下落からユーロ売りが強まり上値も抑えられる場面がみられた。
NY時間に発表された米5月フィラデルフィア連銀製造業景気指数が34.4と予想の21.0を大きく上回った事で物価上昇への思惑が高まると米長期金利が上昇。
一方、金利の急速な上昇を嫌気したNY株式市場は三指数ともにさえない動きとなったものの下げは限定的。ここにきて米経済指標が予想を上回ることが多くみられるなど好調な米経済を背景とした円安の動きは継続するとみてよい。
米朝首脳会談の行方や米中貿易摩擦への懸念は残るものの市場の楽観的なムードが続く中で円安の動きは継続。また、FRBの年4回の利上げ期待も高まる中でドル上昇も加わりドル円の一段の上昇が期待できそうだ。
一方、ドル高によりクロス円の上昇速度は抑えられるものの金融政策の違いによる上昇トレンドは継続とみる。

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。

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商号 : ヒロセ通商株式会社
業務内容 : 第一種金融商品取引業
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