[米ドル円]FOMC議事要旨発表後の動き

昨日の東京市場でドル円は111円を挟んでの上値の重い展開が続いたが下値も限定的となった。15時を過ぎたところでドル円のまとまった買いがみられ111円18銭まで上昇。しかし、欧州勢がユーロ買いで入るとドルが全面安となり再び111円を割り込んだ。
中国が車の関税引き下げに踏み切ったことで貿易戦争への懸念がひとまず後退したものの市場への反応は限定的となった。
結果的にドル円は111円18銭から110円80銭の狭いレンジ内での動きが続いた。
明日の3時に公開されるFOMC議事要旨に市場の注目は集まる。
市場は6月の利上げをほぼ100%織り込んでいるものの、もし年内4回の利上げが示唆されるのであればドルは上昇。ドル円は5月21日に付けた高値111円40銭を上抜け112円に迫る動きが予想される。ただ、NY株式市場が下落幅を拡大するようなら上値も限定的となる。
反対に利上げに慎重な議論がされていたとしても目先ドル高円安の流れが続くとの見方が多く、押し目買いのチャンスとみる。
ドル円予想レンジ:111円80銭~110円70銭(50.0%、先週末NY終値)
※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。
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[ユーロ米ドル]イタリアリスクとFOMC議事要旨

昨日の欧州市場でイタリア株式や国債市場が反発して始まるとユーロドルは1.1830ドルまで上昇。
しかし、イタリア新政権の財政拡張方針に対する懸念が燻る中で米長期金利も上昇し再び下落に転じた。
1.1710ドル付近は強いサポートラインとして意識されており、このレベルを下回るようなら一段のユーロ売りが強まる可能性が高い。
今日はFOMC議事要旨がNY市場の引け間際に発表され、その結果次第で米長期金利が上昇すれば底割れのきっかけになりそうだ。
反対に、ハト派的な内容と受け止められるようならパラボリックの位置する1.1840ドル付近を試す展開を予想する。
もし、このレベルを上抜けるようなら売りから買いのサインとなる。
イタリアリスクも意識される中で今の段階では底割れリスクが優勢とみる。
ユーロドル予想レンジ:1.1860(50.0%)~1.1680(BB下限)
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[豪ドル円]調整一巡後に再び買い

東京市場で豪ドル円は円高の動きにつられて上値の重い展開が続いた。
しかし、株式市場が引けたところで一気に円安が進むと同時に豪ドル円の買いが入り84円48銭まで上昇。しかし、その後は利食い売りに押されて84円06銭まで下落。
NY市場ではNY株式市場が三指数ともに下落したことでリスク回避の円買いが進み84円を割り込むなど結果的にこの日は往って来い。
前日大きく上昇した豪ドル円の反動による戻しとみることができる。
FOMC議事要旨発表前には調整売りが一巡するとみている。
その後も底堅さが確認されるようなら押し目を拾っていきたい。
豪ドル円予想レンジ:84円80銭(50.0%)~83円60銭
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[全般]FOMC議事要旨発表控え各市場で調整売り進む
昨日の東京市場では前日のNY株式市場の上昇につられて日経平均株価も高く始まったものの、その後は利食い売りに押されてマイナスで終了。ドル円も111円台で始まったものの株価の下落などから同様に利食い売りが入り上値の重い展開が続いた。株価が下がると円が買われるといった株価とドル円の連動性が戻り始めており、これは市場が安定してきたことを示すものだ。
欧州市場が始まると米長期金利が上昇したことでドル買いで始まったものの急落。その後イタリアの株式や国債市場が反発して始まるとユーロが一気に上昇。つられてポンドや円に対してドルが全面安となった。
しかし、NY市場が始まる前にはユーロが下げに転じたことからドルが買い戻される一方でクロス円を中心とした売りが入りドル円は小幅な動きに終始。
NY株式市場は三指数ともに上昇で始まったもののその後は利益確定の売りに押されてマイナスで終了。
中国が車の輸入関税を25%から15%に引き下げるとの報道もあり、貿易戦争への懸念が後退したものの影響は限定的となった。寧ろ株式や債券、そして為替市場全般にポジション調整の動きを中心とした相場展開がみられる。
本日はFOMC議事要旨が公開されることから、その前に偏ったポジションの調整が入った可能性が高い。
そのFOMC議事要旨では物価の見方などから更なる金利上昇への示唆があればドルは上昇するものの、急速な利上げに対して株式市場が反落する危険性も秘める。
金利と株式市場の動きを見極めるまでは動きにくい相場展開が続く。
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