[米ドル円]イベントリスクによる売り圧力継続

前日のドル円が強いレジスタンスとして意識されていた200日移動平均線の位置する110円20銭を上回った事で一段の上値を試すかと思われた。しかし、昨日の東京市場では結局110円20銭を上回ることは一度もなく失速。
NY市場では米長期金利が低下したことやエマージング通貨の下落などからドル円はこの日の安値となる109円48銭まで下落。その後は買い戻しも見られたが110円が大分重くなった。
今日から始まるG7サミットや来週の米朝首脳会談、そして日米欧の金融政策会合など重要イベントを控える中で円は買われやすい状況となっている。
ただ、これらのイベントを難なく通過するようならドル円は反動から大きく買われることになりそうだ。
109円前半に下落するようなら押し目買いを入れておきたい。
ドル円予想レンジ:110円20銭(200日MA)~109円20銭(50.0%)
※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。
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[ユーロ円]ボリンジャーバンドを意識

前日に複数のECBメンバーがタカ派的な発言を繰り返したことで利上げ期待からのユーロ買いが昨日も継続。欧州市場ではドイツ長期金利が大きく上昇するとユーロ買いが更に広がりユーロ円は130円の大台を超えて130円28銭まで上昇。
しかし、その後はエマージング通貨の下落や今日から始まるG7への懸念も燻るなかでユーロ円は129円30銭まで下落に転じた。
日足ローソクチャートを見ると高値圏で長い上髭を伸ばした陰線が現れており一旦は天井を付けた可能性もある。
ボリンジャーバンドの中心線の位置する129円を割り込むようならフィボナッチ38.2%戻しとなる128円10銭まで強いサポートは見られない。
129円付近で一旦は買いを入れてみるが、クリアに切れたところで途転も頭に入れておきたい。
ユーロ円予想レンジ:130円10銭~129円00銭(BB中心線)
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[カナダドル円]カナダ雇用統計とG7

堅調な地合いが続いたカナダ円もここにきて一服感が漂う。
今日から始まるG7では鉄鋼やアルミの輸入品に対する重い追加関税を振りかざす米国に対してカナダや欧州連合は徹底討議するとしており、貿易戦争への懸念が高まる。
もし、会議が紛糾し貿易戦争に発展するようならカナダドル売りが強まり、反対に、何らかの決着がつくようなら一気に買いが強まるだろう。
いずれにしてもカナダドルにとって今日から来週にかけて神経質な展開が予想される。
今日のNY時間にはカナダの5月住宅着工件数や5月雇用統計が発表され注目が集まる。
ただ、G7サミット中ということもあり悪材料に対して反応しやすく、予想以上に下落幅を拡大する可能性が高い。
カナダ円予想レンジ:84円90銭~84円00銭(61.8%)
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[全般]来週のイベントリスクを意識
昨日の東京市場では前日の米株高を受け株式市場は高く始まった。しかし、ドル円は110円20銭のレジスタンスを意識した売りが先行。また、日米首脳会談への警戒感もあり110円を割り込むなど上値の重い展開となった。
欧州市場では前日のECBのテーパリング観測を背景にドイツ長期金利が上昇するとユーロ買いが先行。ユーロ円を中心としたクロス円の買いも入りドル円は110円台を回復する場面も見られた。
しかし、NY市場ではブラジル株急落などでエマージング通貨の売りが強まる中で米長期金利が低下。一部で誤操作が原因ともいわれるがいずれにしてもこれを機にドル円クロス円ともに下落に転じた。
昨日は中国ZTEへの制裁解除として米国に対して10億ドルの罰金を支払うことで合意。これにより今後の米中貿易協議への懸念が低下。
これまで発表された予想を上回る米経済指標を背景に金利上昇トレンドが継続するなかで、昨日の金利低下は一時的とみる。
ただ、今日から始まるG7サミットでは米国との対立が懸念され、来週は日米欧の金融政策や米朝首脳会談といった重要イベントを控える。
今日も昨日に引き続きイベントリスクを意識したポジション調整中心に神経質な展開が予想される。
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