[米ドル円]米朝首脳会談に注目

週明け東京市場ではG7の結束の弱さが露呈したことで円買いの動きが先行。ドル円は先週末NY終値109円ミドルに対して109円20銭付近まで下落して始まった。
その後は本日の米朝首脳会談への期待の高まりからリスクオンの動きが強まるとドル円は109円後半に上昇。15時過ぎたところではユーロ円などのクロス円の纏まった買いが入るとドル円は110円台に上昇。
NY市場ではG7の結果を受け貿易摩擦への影響が懸念されたが株式市場は三指数ともに堅調に推移。米長期金利も上昇するなどリスクオンの動きからドル円は110円付近で引けている。
今日の米朝首脳会談では核廃棄に関するスケジュールに市場の注目が集まるとみられるが、いずれにしてもイベント終了で最終的に円安が進みやすい地合いが予想される。
一時的に首脳発言で下振れがあったとしても今後日米欧の金融政策会合を控えポジションの巻き戻しが入るとみている。
目先のレジスタンスとしては200日移動平均線の位置する110円20銭が意識されており、このレベルを上抜けするようなら110円後半までの上昇も視野に入る。
押し目があれば買いを入れておきたい。
ドル円予想レンジ:110円80銭~109円70銭(基準線)
※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。
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[ポンド米ドル]英経済指標の悪化

週明けからG7による貿易摩擦への懸念が広がる中でポンドは殆ど影響を受けずにスタート。東京市場が終わったところでポンド円の買いが入りポンドドルは1.3441まで上昇した。
しかし、その後発表された英国4月貿易収支や鉱工業生産、そして製造業生産高が軒並み予想を下回ったことからポンドは一気に1.3345まで100ポイント近く下落した。
その後NY市場にかけて買い戻しが入ったものの1.34ドル台では売りが並ぶなど上げ止まった。
ここにきて英国経済指標の悪化などを背景にBOEも利上げには慎重なスタンスが示すなどポンドにとっては逆風が強まっている。
一方、今週開かれるFRBやECB政策会合ではタカ派的な見方が大勢となっており金融政策の違いからポンドは売られやすい地合いが続くとみている。
今週中に先月末に付けた今年最安値となる1.32ドル付近を試しに行くとみている。
ポンドドル予想レンジ:1.3410~1.3300(61.8%)
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[豪ドル円]米朝首脳会談後レンジの上限試すか

G7の不協和音などから貿易摩擦が懸念されるが、それ自体は寧ろ豪州にとっては輸出増が見込めるなどプラス材料となる。ここにきて銅価格の上昇なども豪ドル押し上げ要因となる。
一方、RBAは今後も緩和政策継続姿勢を示しており上値が抑えられ85円ミドルから80円ミドルのレンジ相場が続いている。
米朝首脳会談が難なく通過するようならリスクオンの円安が進みレンジの上限となる84円ミドルを試す展開を予想する。
先週の高値84円53銭からフィボナッチ50%戻しとなる84円60銭で一先ず売りを出しておきたい。
このレベルを超えるようなら再度買いを入れていく。
豪ドル円予想レンジ:84円60銭(BB上限)~83円20銭(BB中心線)
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[全般]各国金融政策会合を控えた米朝首脳会談
週明け東京市場では先週末のG7首脳会談でトランプ大統領が首脳宣言を承認しないとのツイッターでのコメントを受けリスクオフの動きでスタート。円買いが進む中でドル円は109円前半で始まった。
その後は本日行われる米朝首脳会談への期待感も徐々に高まるとリスクオンの動きからドル円も109円後半に上昇。15時過ぎたところではクロス円を中心に買いが進むとドル円も110円台を回復。
欧州市場ではこの日発表の複数の英国経済指標が予想を下回ったことを受けポンド売りが強まるとユーロなども攣られ安となった。
NY市場ではG7の決裂による貿易摩擦への懸念が残るものの株式市場は堅調な地合いで始まった。ただ、本日の米朝首脳会談を控えポジション調整の動きも見られたが影響は限定的となった。
本日の東京時間に開かれる米朝首脳会談では交渉決裂で途中退場といった最悪の状況がない限り無難に終了すればリスクオンの動きによる円安が進むとみている。
もしCVID(完全でかつ不可逆的な非核化)がこの時点で結論が出なくてもドル円の下値は限定的とみる。交渉は今後長期化するとの見方もあり、市場の注目は今週行われる日米欧金融政策会合に集まる。
市場はイベント自体をリスクとして捉えており、これらが終了すれば最終的にリスクオンの円安が進みやすくなるとみている。
米朝首脳会談では瞬間的に下振れがあれば拾っておきたい。
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