ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2018-06

[米ドル円]FOMCドットチャート

(米ドル円日足)



史上初の米朝首脳会談を控え早朝からドル円は上昇。トランプ大統領がツイッターで会談が成功するとの見方が示されたことで110円付近から110円49銭まで上昇。共同声明では完全非核化を北朝鮮が約束したものの具体的なものは一切示されなかった。
また、朝鮮戦争終結も盛り込まれなかったことで失望売りも見られたが、110円を割り込むことはなかった。
一先ず無難に終了したことで市場には安心感が広がっており円安に反応しやすい状況となっている。
今日のFOMC会合では0.25%の利上げは確実とみられており、注目は今後の金利見通しを示すドットチャートに集まる。
最近の米経済指標は雇用統計など好調な結果が示されており前回の会合よりもタカ派的な内容になる可能性が高い。
もし、これまでの年内3回の利上げから4回に見通しが示されるようなら素直にドル円は上値を試す展開とみる。
ただ、株価への影響も懸念されることから111円を上抜くのは難しい。

ドル円予想レンジ:110円80銭(61.8%)~110円00銭

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。

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[ポンド米ドル]下げ止まりから反発も

(ポンド米ドル2時間足)



昨日のロンドン時間に発表された英国失業率は4.2%と予想通りとなったが失業保険申請件数は前月よりも7700人減少。ポンドは発表前に売り込まれたが発表後すぐに買い戻しが入った。
その後は米長期金利の上昇に攣られポンド売りが続き1.3350付近まで下落。
その後メイ首相が呼びかけていたEU離脱法案の修正法案が否決されたことが伝わるとポンドは一気に買い戻しが入りこの日の高値となる1.3423まで上昇。
しかし、その後は再び1.33ミドル付近まで押し戻されるなど投機筋中心の動きが続いている。
今日はFOMC会合後にRPI、CPI、PPIといった英国の重要指標が発表されるので注目。
FOMCではドル金利が上昇する可能性が高く発表後ポンド売りが強まるとみている。
ただ、ポンドの下げ方が徐々に弱まっておりそろそろ反発するタイミングを探っているように見える。
ロンドン時間に発表されるこれらの数字の結果次第でポンド反発のきっかけになるか注目。

ポンドドル予想レンジ:1.3470~1.3300(61.8%)

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[豪ドル円]レンジ上限の重さ確認

(豪ドル円日足)



米朝首脳会談への期待から東京市場で豪ドル円の買いが進み一時84円15銭まで上昇。しかし、共同声明では完全非核化への具体策が示されず、戦争終結も盛り込まれなかったことから上値は抑えられた。
NY市場では今日のFOMCを控えポジション調整と思われる売りが強まり83円52銭まで下落。引けにかけて買い戻しも見られたが上値の重い展開が続いている。
結局米朝首脳会談というビッグイベントリスクが通過してもレンジの上限となる84円ミドルに届かなかったことから上値の重さが再確認された格好だ。
目先は調整売りが続くとみるが、今週のFOMCやECBといったイベントが終了すれば再び上限を試す展開とみている。
82円台に入るようなら押し目買いを狙っていきたい。

豪ドル円予想レンジ:84円00銭~83円00銭(38.2%)

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[全般]米朝首脳会談とFOMC会合

昨日は史上初の米朝首脳会談が行われ完全非核化の約束がされたが具体策は示されなかったことで市場の反応は限定的となった。市場の注目はFOMC会合に移りNY市場では様子見姿勢が強まった。
昨日の東京時間に行われた米朝首脳会談では終始和やかな雰囲気の中でトランプ大統領が主張する完全非核化実施を北朝鮮は約束。しかし、具体的な時期や方法については全く示されなかった。また、朝鮮戦争終結に関しても声明文には盛り込まれず市場には物足りなさが広がり、一時円買いが進む場面も見られた。しかし、今後非核化に向けたプロセスが示されるとの期待が残されたことや、ちゃぶ台返しもなかったことで市場には安心感が広がり円安の流れが強まった。
また、明日の未明に開かれるFOMC会合に注目。
NY市場では米5月CPIが前年比2.8%と予想通り前月から上昇し今回のFOMC会合では利上げ見通しがこれまでの年3回から4回に引き上げられる可能性が高いとの見方もある。
NY市場の後場に入ると利上げ期待から米長期金利が上昇するとドルは全面高となりドル円は110円48銭まで上昇。しかし、FOMC会合を控えNY株式市場も含め全般に様子見姿勢が強まり大きな値動きは見られなった。
ただ、パウエルFRB議長がすべてのFOMC会合後に記者会見を開く可能性を示した。これはガイダンスだけではなく、更なる情報開示がされることになり注目される。
FOMC会合ではこれまでの米経済指標からみるとタカ派的な見方が増えている可能性もあり、一段のドル買いが進むとみている。
ただ、株式市場がドル売りで反応するようならリスクオフの円高も同時に進むことからドル円の上値も限定的となり、結果としてクロス円の買いが進むとみる。

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