[米ドル円]日銀政策会合で円安へ

ECB理事会では利上げに関して慎重な姿勢が示されたことからユーロ円を中心にクロス円の売りが進んだ。一方、米5月小売売上高など好調な米経済指標の結果を受けドル高が進むとドル円は徐々に底値を切り上げ110円70銭付近に上昇。
そのまま高値圏での引けとなった。
今日は日銀政策会合が開かれるがこれまでと同様に緩和継続姿勢が改めて確認されるとみられる。ECBやFRBの金融政策の違いからドル円クロス円ともに買いを入れやすくなる。
フィボナッチ61.8%戻しとなる110円80銭が目先のレジスタンスとなる。
日銀会合後に日米金利差拡大を見込んだ買いが入るようならボリンジャーバンドの上限となる111円25銭付近が次のターゲットになる。
ドル円予想レンジ:111円25銭(BB上限)~110円30銭
※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。
テーマ:FX(外国為替証拠金取引) - ジャンル:株式・投資・マネー
[ユーロ米ドル]1.15ドルがクルーシャルポイント

昨日の欧州時間に開かれたECB理事会では資産買い入れ終了時期を12月末で終了すると発表。10月から12月は買い入れ額を現行の月200億ユーロから月150億ユーロに減額するとした。発表後ユーロドルは1.18ドルミドルに上昇。
しかし、保有債券の償還元本は再投資するとしイタリアなどへの配慮がみられた。
また、利上げ時期に関しては少なくとも来年夏までは据え置くとしたこともハト派的と捉えられユーロは一気に下落に転じた。
結局戻りがほとんど見られないまま1.16ドルを下回り1.15ドル後半まで下落が続きそのまま安値圏での引けとなっている。
やや売られ過ぎの感もあるが、1.15ドル付近は週足ローソクチャートを見るとボリンジャーバンドの下限でバンドウォークが続いていることから今日も下落基調は継続とみる。
ただ、昨日から売られ過ぎの感もあり一旦底値を確認すると大きく反発する可能性が高い。
目先は5月29日に付けた安値1.1510ドル付近で下げ止まるようなら買いを入れていきたい。
このレベルを下回るようならフィボナッチ50.0%戻しとなる1.1450ドルが次のサポートになる。
ユーロドル予想レンジ:1.1650~1.1510(5月29日安値)
※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。
テーマ:FX(外国為替証拠金取引) - ジャンル:株式・投資・マネー
[豪ドル円]雲の下限がサポート

FOMC会合後、豪ドル円の売りが徐々に高まる中で東京時間に発表された中国5月小売売上高と5月鉱工業生産が予想を下回ったことも上値を重くした。
また、ECB理事会後にユーロ円が一気に下落したことを受け豪ドル円もつられ安となった。
結局買い戻しがほとんど見られず豪ドル円は82円61銭の安値付近で引けている。
豪州の景気自体は堅調な地合いを示しており、いずれ上昇に向かうとみている。
4月以来、豪ドル円は一目の雲の下限や上限に沿った動きが目立つ。
雲の下限の位置する82円30銭付近はフィボナッチ61.8%のレベルでもあり強いサポートとして意識される。
日銀会合で円安が進む可能性が高く、FOMC会合前にこのレベル付近まで下げるようなら豪ドル買いを入れておきたい。
豪ドル円予想レンジ:83円30銭~82円30銭(61.8%、雲の下限)
※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。
テーマ:FX(外国為替証拠金取引) - ジャンル:株式・投資・マネー
[全般]ECB理事会後ドル高が円高を上回る
昨日の東京市場では前日のFOMC会合でタカ派的な内容となったものの株価が軟調な地合いで推移したことからドル円も上値の重い展開となった。
欧州市場ではECB理事会を控え慎重な動きのなか英国5月小売売上高指数が予想を上回るとポンドが上昇。ユーロに手が出ない分だけポンドに投機筋の動きが集まった。
注目のECB理事会では年内でQEの終了が示されたことで発表直後ユーロは上昇。しかし、利上げに関しては慎重な姿勢が示されたことを市場はハト派と受け止めたことでユーロは一気に下落に転じた。
また、同時に発表された米5月小売売上高が0.8%と予想の0.4%を大きく上回ったことからドル買いが進みユーロ売りを加速させた。
結局クロス円の売りが円買いを促すと同時にドル高がそれ以上に進んだことでドル円は底堅い動きが続いた。
FOMC会合では積極的な利上げが示されたのに対してECB理事会では貿易摩擦やイタリア政治リスクなどを背景に利上げに関しては慎重な見方を示すなど政策に温度差がみられた。
今日は日銀政策会合が開かれるが当面緩和政策の継続が予想されることからドルやユーロに対して円安が進みやすい地合いとなる。
クロス円が大きく下落しただけに買いのチャンスと考える。
※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。
テーマ:FX(外国為替証拠金取引) - ジャンル:株式・投資・マネー
注意喚起
当社の取扱う店頭外国為替証拠金取引は、元本や利益を保証した金融商品ではなく、為替レートの変動等による損失発生の可能性があります。さらに、レバレッジ効果(想定元本と比較して少額の資金で大きな取引ができる仕組み)や為替レートの変動等によって注文(ロスカット注文を含む)が約定しない場合等、元本を上回る損失発生の可能性があります。特に、マイナー通貨(流動性の低い通貨)の取引をされる場合、元本以上の損失発生の可能性が高くなります。加えて、スワップポイント(通貨間の金利差調整額)においては通貨ペアやポジションの状態(売りまたは買い)によっては、受け取れる場合もあれば、支払わなければならない場合もあります。 取引におけるお客様のコストは、スプレッドとなります。スプレッドは、売りレートと買いレートの差のことで、通常は売りレートより買いレートの方が高くなります。また、流動性が低ければ、スプレッドが大きく広がる場合があります。個人のお客様の必要証拠金(取引において最低限必要である資金)は、想定元本(為替レート×取引数量)× 4%以上の額となり、レバレッジは、想定元本÷必要証拠金で算出されますので最大25倍となります。法人のお客様の必要証拠金は、為替リスク想定比率×想定元本以上の額となります。 為替リスク想定比率は、通貨ペアごとに異なり、当社では、原則として一般社団法人金融先物取引業協会が金融商品取引業等に関する内閣府令第117条第27項第1項に規定される定量的計算モデルを用いて算出する数値を利用します。なお、為替リスク想定比率は、原則として1週間ごとに見直しが行われ、レバレッジは、為替リスク想定比率の逆数(想定元本÷必要証拠金)となりますので、1週間ごとに変動します。
店頭バイナリーオプション取引「LION BO」は、判定時刻の為替レートが、当社の設定した最大7本の権利行使価格から、お客様が選択された権利行使価格よりも、上昇するか下降するかを予想するヨーロピアンタイプのラダーバイナリーオプション取引です。最大損失額は、オプションの取得対価の全額となります。取引単位は1ロット(1ロット当たりの価格は0~1,000円)、1回の取引あたりの最大取引単位は50ロットとなります。手数料は無料です。オプションの購入後において、取引をキャンセルすることはできません。購入したオプションを取引可能期間前に清算(売却)をすることはできます。但し、購入価格と清算価格にはスプレッドがあり、清算時に損失を被る可能性があります。「LION BO」は投資額に比べて大きな利益を得る可能性がある反面、投資元本の保証はなく、お客様にとって為替レートが不利な方向に変動することにより投資元本の全てを失う可能性のあるリスクが高い金融商品です。
当社の取扱う店頭CFD取引は、元本や利益を保証した金融商品ではなく、原資産の価格の変動や為替レートの変動等による損失発生の可能性があります。さらに、レバレッジ効果(想定元本と比較して少額の資金で大きな取引ができる仕組み)や金融市場、為替相場の変動等によって注文(ロスカット注文を含む)が約定しない場合等、元本を上回る損失発生の可能性があります。特に、流動性が低下している状況では、元本以上の損失発生の可能性が高くなります。また、株価指数、ETF(上場投資信託)、ETN(指標連動証券)を原資産とするCFD取引は、金利調整額(買建玉を保有している場合は支払い、売建玉を保有している場合は受取り)が発生しますが、金利調整額は、金利水準が各国の経済事情や政治情勢等様々な要因を反映するため変動するので、売建玉を保有している場合でも、マイナス金利となる際は、当社への支払いとなります。加えて、配当金・分配金の各権利確定日の取引終了時点で建玉を保有していた場合、これらの権利調整額が建玉に発生します。一般に権利調整額は買建玉を保有している場合は受取り、売建玉を保有している場合は支払います。一方、原資産となる株価指数自体が配当金を考慮している指数の場合等は、使用するリクィディティプロバイダーによっては、権利調整額は売建玉を保有している場合は受取り、買建玉を保有している場合は支払います。この他、商品先物を原資産とするCFD取引は、当社が定める日の未決済ポジションに対して当社が定めた価格調整額が発生します。原資産にコーポレートアクションが発生した場合は、当社は決済期日を定めた上で新規取引を停止する場合があります。建玉を決済期日までに決済されなかったときには、当該建玉は当社の任意で反対売買により決済されます。 取引におけるお客様のコストは、スプレッドとなります。スプレッドは、売りレートと買いレートの差のことで、通常は売りレートより買いレートの方が高くなります。また、流動性が低ければ、スプレッドが大きく広がる場合があります。個人のお客様の必要証拠金(取引において最低限必要である資金)は、原則、想定元本(基準値×1.1×取引数量×1Lotあたりの取引単位×円転換レート)× 株価指数CFDの場合10%・債券CFDの場合2%・その他有価証券CFDの場合20%以上の額となり、レバレッジは、想定元本÷必要証拠金で算出されますので、それぞれ最大10倍・50倍・5倍となります。
当社は、インターネットを通じて店頭外国為替証拠金取引、店頭バイナリーオプション取引および店頭CFD取引サービスをご提供しておりますので、お客様のパソコン・インターネット環境や当社のシステムに不具合が生じた場合等、取引ができなくなる可能性があります。また、お客様の取引の相手方は当社(相対取引)となっており、取引所取引とは異なります。お客様におかれましては、契約締結前交付書面をよくお読みいただき、内容をご理解の上、ご自身の判断により取引を行っていただきますようお願いいたします。
商号 | : | ヒロセ通商株式会社 |
業務内容 | : | 第一種金融商品取引業 |
登録番号 | : | 近畿財務局長(金商)第41号 |
加入協会等 | : | 一般社団法人金融先物取引業協会(会員番号1562) |
日本証券業協会 日本投資者保護基金 |