ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2018-06

[米ドル円]上昇チャネルの中のもみ合い

(米ドル円4時間足)


早朝に大阪で大型地震が発生したことを受けリスク回避の円買いが強まりドル円は薄商いの中で20銭程度下落。国内のリスクにも拘らず円買いに動くのは反射的なものとみられ、直ぐに買い戻しが入った。しかし、東京市場が始まると米中貿易摩擦への懸念も重なり再び円高が進みドル円は110円30銭まで下落。しかし、引けにかけて徐々に買い戻しが入ると110円61銭まで買い戻された。
その後欧米市場でドル円は110円ミドルを挟んで動意の乏しい動きが続いた。
5月下旬から始まった上昇チャネルは継続しておりいずれ111円を上抜くとみるが目先は材料難の中で110円台での攻防が続くとみる。
110円前半では買いを仕込んでおきたい。

ドル円予想レンジ:110円90銭~110円30銭(61.8%)

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。

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[ユーロ円]下落の巻き戻し

(ユーロ円時間足)


先週のECB理事会で利上げへの慎重な見方が示されたことからユーロ円は127円71銭まで下落。その後買い戻しが入り128円ミドル付近で引けてきた。
週明け東京市場では米中貿易摩擦への懸念からユーロ円は売りでスタート。大阪の大規模地震による影響もあり日経平均株価が下落したことから円買いも進み127円82銭まで下落。
ドイツのCSU党首であるホルスト・ゼーホーファー内相が6月中にEU各国と難民流入の抑制策をまとめなければ7月上旬から一部の難民入国を拒否するとしたことでメルケル連立政権への懸念が広がった。
しかし、今のところユーロへの影響は限定的となっており、目先はユーロ急落に対する巻き戻しの買いが強まるとみる。
当面は127円後半を底に半値戻しの129円付近までの戻しを狙いたい。

ユーロ円予想レンジ:129円00銭(50%)~128円10銭

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[豪ドル円]雲の下限下回る

(豪ドル円日足)


東京市場では朝方の大阪大規模地震の影響や米中貿易摩擦への懸念などからリスク回避の円買いが強まり豪ドル円は82円04銭まで下落。その後は買い戻しが入り82円40銭付近まで上昇したものの欧州市場で再び下落に転じた。
NY市場ではNYダウが5日連続で下落したこともあり81円89銭まで売り込まれた。
その後は82円台を回復して引けたものの上値の重い展開が続いている。
サポートとみられていた一目の雲の下限をNY終値で下回ったことから今日も売られやすい展開が予想される。
今日の東京時間に発表されるRBA議事要旨では利上げに関して否定的な見方が改めて確認されるようなら一段の豪ドル売りが強まる可能性が高い。
ただ、84円ミドルから81円のレンジ相場から離れることはないとみており、81円ミドルから下は買いを入れておきたい。

豪ドル円予想レンジ:82円30銭~81円50銭(BB下限)

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[全般]動意乏しく狭い値動き

先週の相次ぐビッグイベントが終了したことで株や債券、そして為替市場は動意の乏しい動きが続いている。
週明け東京市場では先週末に米中貿易摩擦が報復の連鎖の様相を呈してきたことから株価が下落。また、早朝に大阪北部で大型地震が発生したこともありリスクオフの動きからドル円クロス円伴に上値の重い展開で始まった。
しかし、欧州市場が始まったところでポジションの巻き戻しも入りドル円は110円30銭付近から110円60銭付近に上昇。クロス円の買いも同時に強まった。
先週の日銀会合では緩和政策継続姿勢が改めて確認されたことでドルやユーロに対しては下げたところで買いが入りやすい地合いとなっている。
ただ、移民を巡りドイツ・メルケル首相とCSUゼ―ホーファー党首との溝が連立政権への不信感へと広がり一時ユーロ売りが強まる場面も見られた。

NY市場ではNYダウが5日続落となるなど株式市場全般に米中貿易摩擦への懸念が燻るものの、全般に様子見気分の強い相場展開がみれらた。
米長期金利も前日とほぼ変わらず2.9%台前半でのもみ合いが続くなかで原油価格が底堅い動きとなり株価の下支え要因となった。
今週は特に目立った経済指標の発表やイベントが少なく動意の乏しい相場展開が続くとみられる。
ただ、静かな相場だからこそ徐々に日銀とECB、そしてFRBとの金融政策の違いが相場に影響を及ぼし始めるとみている。

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商号 : ヒロセ通商株式会社
業務内容 : 第一種金融商品取引業
登録番号 : 近畿財務局長(金商)第41号
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