[米ドル円]世界的な株価下落でリスクオフの円高

東京市場で日経平均株価上昇によりリスクオンの円売りが強まる中でドル円は110円76銭まで上昇。しかし、今月15日に付けた高値110円90銭には届かずに失速。
欧州市場では日経平均先物や米長期金利の低下などから上値が抑えられた。
NY時間に発表された米6月フィラデルフィア連銀製造業景気指数が予想を大きく下回ったことからドルが全面安。ドル円は110円を割り込み109円84銭まで売り込まれた。
このレベルはボリンジャーバンドの中心線やフィボナッチ38.2%戻しのレベルということもあり一先ず下げ止まった。
貿易摩擦が実体経済に影響を及ぼし始めているとの見方が広がる中でドル円は一段の下値を探る展開が予想される。
ただ、ドルも全般に買われやすい地合いでありドル高円高の綱引きとなるため下値も限定的とみる。
ドル円予想レンジ:110円60銭~109円50銭(50.0%)
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[ポンド米ドル]利上げ期待の高まりからポンド買い

昨日のロンドン時間に開かれたBOE政策会合で政策金利0.50%の据え置きが予想通り決定。しかし、利上げを支持するメンバーが3人で前回の2人から増えた。
また、前回までは「政策金利が2.0%まで保有資産を減少させない」としたのが、「政策金利が1.5%に達するまで保有資産を減少させない」と金利水準を引き下げたことで市場は利上げが近いとの見方が広がった。
これを受けポンドドルは1.31ドル付近から1.32ドル付近まで上昇。その後発表された米6月フィラデルフィア連銀製造業景気指数が大きく予想を下回ったことからドルが全面安。
ポンドドルは一段の買いが入り1.3270ドルまで上昇しそのまま高値圏での引けとなった。
市場には利上げ期待は殆どなかったことや、ブレグジット懸念や英メイ首相の吸引力低下などから売られ過ぎたポンドの買い戻しが入りやすくなっている。
中期的な下落トレンドは変わらないとみるが、目先は一段の買い戻しが入るだろう。
ボリンジャーバンドの中心線の位置する1.3320ドルからフィボナッチ61.8%戻しの1.3330ドル付近が次の上値目途となる。
ポンドドル予想レンジ: 1.3330(61.8%)~1.3210
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[米ドルカナダドル]OPEC総会とカナダ経済指標

NAFTA再交渉が難航する中で原油価格も下落するなどカナダドルにとってはネガティブ材料が重なり売りが止まらない。
本日は注目のOPEC総会が開かれるが減産規模の縮小が見込まれておりWTI原油先物も65ドル台に低下するなど上値の重い展開が続いている。
昨日はサウジアラビアのファリハ・エネルギー産業鉱物資源相が今年後半は160万から180万バレル不足が見込まれるとし日量100万バレル増産すべきと発言。
既に増産が見込まれておりOPEC総会で増産が決まったとしても既に織り込み済みから原油価格の下落は限定的とみる。
今日のNY時間に発表されるカナダの4月小売売上高や5月消費者物価指数は前月から改善が見込まれておりカナダドルの買い戻しのきっかけになるか注目される。
いずれにしてもカナダドルはここにきて売られ過ぎており、天井が確認されるようならドルカナダの売りを出してみたい。
ドルカナダドル予想レンジ:1.3370(50.0%)~1.3260
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[全般]貿易摩擦、実体経済への影響懸念
昨日の東京市場では日経平均株価が大きく上昇したことでドル円は底堅い動きが続き、110円後半まで上昇。しかし、欧州市場に入ると米長期金利や日経平均先物が下落して始まるとドル円も失速。
イタリアの上院財務委員長にユーロ懐疑派のアルベルト・バニャイ議員が指名されるとの報道でユーロが対ドル対円で下落に転じた。また、独自動車大手ダイムラー社が貿易摩擦を背景に業績見通しを引き下げたことから株価全般に売りが強まった。
一方、ロンドン時間に開かれたBOE政策会合では利上げに前向きな内容となったことからポンドが上昇。ポンド円が上昇したことでクロス円も全般に買いが進んだ。
その後発表された米6月フィラデルフィア連銀製造業景気指数が19.9と予想の29.0を大きく下回ったことからそれまで堅調な地合いで進んだドルが一気に下落に転じた。
また、NYダウも8日続落となる中でナスダックやS&Pも下落に転じるなど世界的同時株安となった。
貿易摩擦が激化する中で実際に独自動車大手ダイムラー社の業績見通しの引き下げが懸念されると同時に米製造業景気指数の悪化が重なり実体経済への懸念が広がった。
昨日は中国商務省が「米国が新たな関税リストを公表するなら中国は質と量の手段で対応する」と発表するなど報復合戦が泥沼化するリスクが高まる。
この動きに歯止めがみられないようならリスクオフの動きからドル円やクロス円の上値も抑えられる。
ただ、NY株式市場では貿易摩擦により買われる銘柄も見られることから下落にもいずれ歯止めが掛かるとの見方もある。
今日は週末ということから株価やドルの買い戻しの動きが入りやすく、過度に悲観的な見方には注意したい。
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