ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2018-06

[米ドル円]中国ハイテク投資制限で右往左往

(米ドル円日足)


週明け東京市場でトランプ大統領が中国企業に対して米ハイテク企業投資制限を検討しているとの報道が伝わるとドル円は110円付近から109円ミドルに下落。リスク回避の円高が進んだ。その後欧州市場でユーロ円の買い戻しが入るとドル円も下げ渋ったが、上値の重さが続いた。
NY市場ではハイテク企業を中心とした売りが強まりナスダックが大きく下落。NYダウも一時500ドル近い下落となった。しかし、ドル円は既に織り込み済みということもあり下げも限定的。
その後ナバロNTC委員長が「トランプ大統領の貿易政策について誤解がある」「米国の4%成長に強気」などの発言でドル円は損切りを巻き込み一気に110円台に戻した。
その後は引けにかけて押し戻されるなど貿易関連でドル円は右往左往。
結局、これだけ株価が下げてもドル円が下げきれなかったということは底堅いとみることもできそうだ。
一目の雲が相場の下支えとなっており、上昇トレンドラインも継続。暫く狭いレンジ内でのもみ合いが継続するとみており109円ミドルでは買いを入れてみたい。

ドル円予想レンジ:110円30銭(61.8%)~109円40銭

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。

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[ユーロ円]悪材料出尽くしか

(ユーロ円日足)


米中貿易摩擦懸念から週明け東京市場でユーロ円は軟調な地合いでスタート。
128円30銭付近から売りが強まり127円29銭まで下落した。
欧州勢は東京のユーロショートポジションを狙った買いでスタート。NY市場にかけて買い戻しの動きが強まり、結局先週末の終値付近となる128円20銭付近に戻されるなど往って来い。
引けにかけてナバロNTC委員長の発言でドル円が一気に上昇したことを受けユーロ円も128円80銭付近まで上昇。市場が薄商いの中での上昇ということから調整の売り戻しが入り128円35銭付近に押し戻された。
ユーロには悪材料出尽くし観もあり全般に底堅い動きが先週から見られる。
ボリンジャーバンドの中心線を上回って引けたことで今日は一段の上値を試す展開を予想。
半値戻しの129円付近まではそれ程抵抗はなさそうだ。

ユーロ円予想レンジ: 129円05銭(50%)~128円00銭

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[ユーロ豪ドル]バンドウォーク継続

(ユーロ豪ドル日足)


6月に入りユーロオージーは下げ止まりから上昇に転じた。
1.61後半でダブルトップを付けて1.5780のネックラインを下抜けしたことで下落が加速。
昨日はそのネックラインを上抜けするなど上昇の勢いが加速し始めている。
ボリンジャーバンドの上限では上昇のバンドウォークが続いており、今日も上昇は継続とみる。
上値目途としては61.8%戻しでありボリンジャーバンド上限が位置する1.5840付近がターゲットとなる。
このレベルを上抜けするようならダブルトップの4月に付けた高値1.6040付近が次の上値目途として意識される。

ユーロオージー予想レンジ:1.5840(61.8%、BB上限)~1.5740

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[全般]米中貿易摩擦懸念とその反動も

トランプ大統領が中国の米国ハイテク企業への投資を制限する計画を立てているとの報道で中国などの株価が下落。リスクオフによる円高が進んだものの、米国内での反発もあり巻き戻しの動きも見られた。

週明け東京市場ではトランプ大統領が多くの中国企業が米ハイテク企業に投資することを禁じる計画を立てているとの報道を受け、株や為替など全般にリスクオフの動きが強まった。日経平均株価は180円近く下落、上海総合指数は1.05%下落するとドル円は110円付近から109円ミドルに下落。クロス円も豪ドル円などを中心に売りが目立つ中でドルは堅調な地合いとなったことでドル円の下げも限定的となった。
欧州市場ではドイツIFO景況感指数が101.8と予想通りになったが貿易摩擦への懸念から1年余りで最低の水準となった。ただ、既にユーロは売り込まれた後だけにその後は買い戻しの動きも入り反発。ポンド円などのクロス円も上昇したがユーロ豪ドルといった買いも入ったことで豪ドルなどは上値の重い展開となった。
NY市場では中国企業による米ハイテク投資が制限されるとの報道によりナスダックのハイテク企業を中心とした売りが強まるとダウやS&Pも下落幅を拡大。ダウは一時500ドル近く下落した。
しかし、ムニューシン財務長官が「中国をターゲットというのは誤報、すべての国に適用」と発言。トランプ政権内でも反発がみられるなど貿易摩擦へのブレーキがかかるとの見方も広がった。
また、ナバロ国家通商会議(NTC)委員長が「トランプ大統領の貿易政策について誤報がある」「米国の4%成長に強気」などと発言するとドル円が一転し110円近くまで上昇。
ハーレーダビッドソンが欧州向け生産を米国外へ移すことを発表するなど、関税引き上げが寧ろ中間選挙への足枷となるとの見方が浮上。
ムニューシン財務長官の発言などを見ると中国に対する軟調な姿勢も政権内でみられる。
貿易摩擦への懸念を打ち消す材料が出やすくなったことでドル円クロス円ともに底値も見えてきた観もある。

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