ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2018-06

[米ドル円]110円挟みもみ合い相場継続

(米ドル円2時間足)


前日のNY株式市場が大幅安となったことを受け東京市場では日経平均株価やドル円は上値の重い展開で始まった。ドル円はこの日の安値となる109円37銭まで下落したものの、その後海外ヘッジファンドなどの株買いが入るとドル円も下げ止まった。このレベルはドル円レンジの下限でもあり意識された。
その後米長期金利の上昇などからドル買いの動きが進むとドル円も109円後半に押し戻された。
NY時間に発表された米6月リッチモンド連銀製造業指数が予想を上回った事でドル円は110円台を回復。その後米国がイラン原油の輸入を各国に要求したことでWTI原油先物が70ドル台に乗せるとNY株式市場も三指数ともに反発。リスク回避の動きが後退したことでドル円は110円21銭まで上昇。そのまま高値圏での引けとなった。
今日の東京市場でも株価の上昇などからドル円は一段の上値を試す展開が予想される。
ただ、貿易摩擦への懸念は依然として燻っており上値も限定的とみる。
レンジの上限となる110円後半はかなり強いレジスタンスとなっておりその手前では売りを出しておきたい。

ドル円予想レンジ:110円70銭(レンジ上限)~109円60銭

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。

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[ポンド米ドル]投機筋の動きに注意

(ポンド米ドル時間足)


英中銀金融政策理事会(MPC)メンバーの発言が増える中で短期的な投機マネーが入りやすくなっている。
昨日のロンドン時間には英次期MPC委員のハスケル氏が「政策金利が過度に早く引き上げられればリスク」と発言したことでポンドドルは1.3260ドル付近から1.32ドルに下落。その後マカファーティMPC委員が「利上げをあまりに長く待つことはより大きなショックを引き起こす」「BOEは利上げにもたつくべきではない」などと発言するとポンドの買い戻しが入った。しかし、戻りはポンド売りが待ち構えるなどポンドドルの上値は重くNY市場で再び下落。前回の安値を下回り1.3192ドルまで売り込まれた。しかし、引けにかけて再び買いが入ると1.3235ドルまで押し戻されそのまま引けている。
ドル円などの動きが少ない中でポンドに対して投機筋の動きが目立ち始めている。
先週付けた今年最安値となる1.31ドルの損切りを狙った投機筋の売りが入る可能性が高い。
要人発言には注意したい。

ポンドドル予想レンジ: 1.3260~1.3100

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[NZドル円]RBNZ政策会合に注目

(NZドル円日足)


明日の未明にRBNZ政策会合が開かれるが、この時間帯は参加者が少なく値が飛びやすいので要注意。
今回の会合でも利上げには消極的な見方が示されるとみており、NZドル円の下落リスクが高まる。
途転サインのパラボリックもNZドル売りの継続を示しており売られやすい状況が続く。
ただ、緩和政策継続は既に織り込まれておりNZドル円が今年最安値となる74円55銭を下回るような売り材料とはならないだろう。
発表後に急落、或いは急騰どちらかに大きくぶれるようならその戻しを狙った逆張りが面白そうだ。

NZドル円予想レンジ:75円70銭~75円00銭(BB下限)

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[全般]原油高株高

イランに対する新たな制裁措置で原油価格が上昇すると、これまで下落が続いた株価の下支えとなり市場も落ち着きを取り戻した。
米国がイラン産原油の輸入停止を各国に要求するなど新たな制裁措置を促したことで原油価格は急騰。OPEC減産幅縮小で価格は抑えられるとの見方もあったが再び1バレル70ドル台に乗せてきた。これを受けNY株式市場は石油関連株価が押し上げられると三指数ともに反発。リスクオンによる円売りが強まるとドル円クロス円ともに上昇幅を拡大。
ドル円は110円台を回復した。
米中貿易摩擦への懸念は依然として燻る中で一先ず買い戻しの動きが全般に見られた。
米オートバイ製造大手ハーレー・ダビッドソンが欧州向け国内生産を海外に移転するなど貿易摩擦が米国自体に悪影響を及ぼし始めている。この動きがトランプ大統領に対して今のところ影響を及ぼす気配は見られないが、市場の反応は徐々に落ち着きを取り戻しているように見える。しかし、依然として貿易関連の材料に市場は反応しやすい状況は続く。
今日はNY時間に米5月耐久財受注が発表されるが、貿易摩擦による影響が現れるような結果であれば株や円の下落に繋がる可能性が高い。
ドル円は株式市場の動向に反応しやすくなっており、それに影響を及ぼす原油価格も注目したい。

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