ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2018-06

[米ドル円]レンジの上限試す

(米ドル円日足)


東京市場でドル円は株価の下落に伴い110円を割り込み109円97銭まで下落。
その後株価が反転し米長期金利も上昇したことからドル円は110円41銭まで買い戻された。一旦は上値を抑えられたもののNY市場に入ると再び上昇。
原油価格が上昇し株式市場が三指数ともに反発して始まるとリスク回避の動きが後退。
ドル円クロス円ともに上げ幅を加速。ドル円はこの日の高値となる110円65銭を付けるなど堅調な地合いで推移。
週末月末、そして期末に向けたポジション調整の動きが株や債券、そしてドル円においても入っており、今日もこの流れは継続とみる。
ただ、特に買い材料があるわけではないのでポジション調整が一巡したところでは再び売りが強まるとみている。
一目の雲が下支えとしてボリンジャーバンドの上限となる110円80銭から6月15日に付けた高値110円90銭が強いレジスタンスとして意識される。

ドル円予想レンジ:110円90銭(6月15日高値)~110円10銭(BB中心線)

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。


テーマ:FX(外国為替証拠金取引) - ジャンル:株式・投資・マネー

[ユーロ米ドル]決められないEU

(ユーロ米ドル日足)


東京市場では底堅い動きで推移していたユーロドルも米長期金利が上昇すると徐々に上値が重くなり1.1528ドルまで下落。その後は買い戻しも入り1.16ドル台まで戻されたがEU首脳会議を控え上値が抑えられた。
EU首脳会議では難民問題やブレグジットに関した話し合いとなるが難航が予想される。
結果的に結論を次回の会議に先送りするとの見方が濃厚。
そうなれば一先ず買い戻しが強まるとみている。
ただ、今後はEU自体の決定力不足への懸念が広がる可能性が高く、そうなれば再びユーロ売りが強まりかねない。
1.15ドル付近が一先ず底を固めてはいるが、このレベルを割り込むようなら一段の売りを誘うことになりそうだ。

ユーロドル予想レンジ: 1.1620(50.0%)~1.1500(BB下限)

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。

テーマ:FX(外国為替証拠金取引) - ジャンル:株式・投資・マネー

[NZドル米ドル]0.7640ドルに注目

(NZドル米ドル週足)


昨日の早朝に開かれたRBNZ政策会合ではこれまでよりもややタカ派的な内容となったことで一時的に買いが入った。しかし、売りの流れは止まらずNY市場でNZドルドルは0.6746ドルまで下落。今年最安値を更新した。
この下の0.6740ドルはフィボナッチ61.8%戻しとなり強いサポートとして意識されている。
このレベルをNY終値ベースで下回るようなら一段の売りが強まる可能性が高い。
反対に、このレベルで下げ止まるようならダブルボトムを形成し0.7050ドルを試す展開が予想される。
いずれにしても0.6740ドルのレベルは今後のNZドルドルにとってクルーシャルポイントになる。

NZドルドル予想レンジ:0.6800~0.6740(61.8%)

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。

テーマ:FX(外国為替証拠金取引) - ジャンル:株式・投資・マネー

[全般]月末期末、そして週末に向けた調整

特に材料のない中で今日が期末で月末、そして週末ということから市場全般にポジション調整の動きが強まった。
東京市場では前日のNY市場で株価が下落して引けたことから日経平均株価が軟調な地合いで始まるとドル円も110円を割り込んだ。しかし、その後は株価の買い戻しや米長期金利が上昇したことでドル円は反発。
欧州市場では今日から始まるEU首脳会談への思惑からユーロ売りでスタート。ユーロドルは1.1527ドルまで下落したものの前週付けた今年最安値には届かず反発に転じた。
EU首脳会議では難民問題に関する話し合いが難航するとの見方があり、最終的に結論は先送りされるとの見方からこれ以上のユーロ売りには繋がらなかった。
NY市場では貿易摩擦への懸念が残るものの、今日が期末で月末、そして週末ということから株式市場全般に買い戻しの動きが強まり三指数ともに上昇。
この日発表された米1-3月期GDPデフレーター・確報値が2.2%と予想の1.9%を上回ったことも安心感を与えた模様。
結局ドル円は110円ミドル付近に上昇し米長期金利も小幅上昇するなどドルの底堅い動きの中でクロス円も全般に買い戻された。
期末などに向けたポジション調整の動きは今日も継続するとみるが、貿易摩擦や難民問題などによる市場の不安は燻る。
来週には再びリスク回避の動きが強まるとの見方があるだけにドル円クロス円も積極的な買いは控えておきたい。

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。

テーマ:FX(外国為替証拠金取引) - ジャンル:株式・投資・マネー

 | HOME | 

注意喚起

当社の取扱う店頭外国為替証拠金取引は、元本や利益を保証した金融商品ではなく、為替レートの変動等による損失発生の可能性があります。さらに、レバレッジ効果(想定元本と比較して少額の資金で大きな取引ができる仕組み)や為替レートの変動等によって注文(ロスカット注文を含む)が約定しない場合等、元本を上回る損失発生の可能性があります。特に、マイナー通貨(流動性の低い通貨)の取引をされる場合、元本以上の損失発生の可能性が高くなります。加えて、スワップポイント(通貨間の金利差調整額)においては通貨ペアやポジションの状態(売りまたは買い)によっては、受け取れる場合もあれば、支払わなければならない場合もあります。 取引におけるお客様のコストは、スプレッドとなります。スプレッドは、売りレートと買いレートの差のことで、通常は売りレートより買いレートの方が高くなります。また、流動性が低ければ、スプレッドが大きく広がる場合があります。個人のお客様の必要証拠金(取引において最低限必要である資金)は、想定元本(為替レート×取引数量)× 4%以上の額となり、レバレッジは、想定元本÷必要証拠金で算出されますので最大25倍となります。法人のお客様の必要証拠金は、為替リスク想定比率×想定元本以上の額となります。 為替リスク想定比率は、通貨ペアごとに異なり、当社では、原則として一般社団法人金融先物取引業協会が金融商品取引業等に関する内閣府令第117条第27項第1項に規定される定量的計算モデルを用いて算出する数値を利用します。なお、為替リスク想定比率は、原則として1週間ごとに見直しが行われ、レバレッジは、為替リスク想定比率の逆数(想定元本÷必要証拠金)となりますので、1週間ごとに変動します。

店頭バイナリーオプション取引「LION BO」は、判定時刻の為替レートが、当社の設定した最大7本の権利行使価格から、お客様が選択された権利行使価格よりも、上昇するか下降するかを予想するヨーロピアンタイプのラダーバイナリーオプション取引です。最大損失額は、オプションの取得対価の全額となります。取引単位は1ロット(1ロット当たりの価格は0~1,000円)、1回の取引あたりの最大取引単位は50ロットとなります。手数料は無料です。オプションの購入後において、取引をキャンセルすることはできません。購入したオプションを取引可能期間前に清算(売却)をすることはできます。但し、購入価格と清算価格にはスプレッドがあり、清算時に損失を被る可能性があります。「LION BO」は投資額に比べて大きな利益を得る可能性がある反面、投資元本の保証はなく、お客様にとって為替レートが不利な方向に変動することにより投資元本の全てを失う可能性のあるリスクが高い金融商品です。

当社の取扱う店頭CFD取引は、元本や利益を保証した金融商品ではなく、原資産の価格の変動や為替レートの変動等による損失発生の可能性があります。さらに、レバレッジ効果(想定元本と比較して少額の資金で大きな取引ができる仕組み)や金融市場、為替相場の変動等によって注文(ロスカット注文を含む)が約定しない場合等、元本を上回る損失発生の可能性があります。特に、流動性が低下している状況では、元本以上の損失発生の可能性が高くなります。また、株価指数、ETF(上場投資信託)、ETN(指標連動証券)を原資産とするCFD取引は、金利調整額(買建玉を保有している場合は支払い、売建玉を保有している場合は受取り)が発生しますが、金利調整額は、金利水準が各国の経済事情や政治情勢等様々な要因を反映するため変動するので、売建玉を保有している場合でも、マイナス金利となる際は、当社への支払いとなります。加えて、配当金・分配金の各権利確定日の取引終了時点で建玉を保有していた場合、これらの権利調整額が建玉に発生します。一般に権利調整額は買建玉を保有している場合は受取り、売建玉を保有している場合は支払います。一方、原資産となる株価指数自体が配当金を考慮している指数の場合等は、使用するリクィディティプロバイダーによっては、権利調整額は売建玉を保有している場合は受取り、買建玉を保有している場合は支払います。この他、商品先物を原資産とするCFD取引は、当社が定める日の未決済ポジションに対して当社が定めた価格調整額が発生します。原資産にコーポレートアクションが発生した場合は、当社は決済期日を定めた上で新規取引を停止する場合があります。建玉を決済期日までに決済されなかったときには、当該建玉は当社の任意で反対売買により決済されます。 取引におけるお客様のコストは、スプレッドとなります。スプレッドは、売りレートと買いレートの差のことで、通常は売りレートより買いレートの方が高くなります。また、流動性が低ければ、スプレッドが大きく広がる場合があります。個人のお客様の必要証拠金(取引において最低限必要である資金)は、原則、想定元本(基準値×1.1×取引数量×1Lotあたりの取引単位×円転換レート)× 株価指数CFDの場合10%・債券CFDの場合2%・その他有価証券CFDの場合20%以上の額となり、レバレッジは、想定元本÷必要証拠金で算出されますので、それぞれ最大10倍・50倍・5倍となります。

当社は、インターネットを通じて店頭外国為替証拠金取引、店頭バイナリーオプション取引および店頭CFD取引サービスをご提供しておりますので、お客様のパソコン・インターネット環境や当社のシステムに不具合が生じた場合等、取引ができなくなる可能性があります。また、お客様の取引の相手方は当社(相対取引)となっており、取引所取引とは異なります。お客様におかれましては、契約締結前交付書面をよくお読みいただき、内容をご理解の上、ご自身の判断により取引を行っていただきますようお願いいたします。



商号 : ヒロセ通商株式会社
業務内容 : 第一種金融商品取引業
登録番号 : 近畿財務局長(金商)第41号
加入協会等 : 一般社団法人金融先物取引業協会(会員番号1562)
    日本証券業協会 日本投資者保護基金

 

岡安盛男のもりもりトレード情報!



新規口座開設はこちら

口座開設バナー


LION FX経済カレンダー信託保全確定申告について各国情報Q&A
初めてのFX
連絡先

カテゴリー

プロフィール

ヒロセ通商

Author:ヒロセ通商
毎日の売買ポイント
●ファンダメンタルズ
●テクニカル

最近の記事

最近のコメント

最近のトラックバック

月別アーカイブ

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

ブログ内検索

RSSフィード

リンク

このブログをリンクに追加する