ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2018-08

[米ドル円]日米通商協議を控え慎重な動き

(米ドル円時間足)



人民元の下落が一服する中で日中株式市場が上昇。しかし、ドル円は111円前半付近でほとんど動きが見られなかった。
欧州市場でも各国株式市場が堅調な地合いでスタートするとユーロやポンドが上昇。ドルが全般に売られたことでドル円は一時111円を片足割り込んだ。しかし、110円台での買いはしっかりしていたことから反発。
NY市場でも株式市場が三指数ともに上昇したことでリスクオンの円安が進行。また、米長期金利が上昇したこともありドル円は111円48銭まで買われたが買いは続かなった。
明日の日米通商協議を控え買いが抑えられた格好だ。
明日の協議で通貨絡みの発言が米国側から出るとの懸念がドル円の上値を抑えているとみられる。
この協議を無事に乗り越えるようならドル円反発の始まりになるとみている。

ドル円予想レンジ: 111円70銭~111円00銭

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。

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[ポンド米ドル]英米金融政策の温度差

(ポンド米ドル12時間足)



先週のBOE政策会合で利上げを実施したものの今後の利上げペースが緩やかになるとの見方から売りが再開。昨日はロンドン時間にマカファーティーMPC委員が「数年間で数回利上げするのが妥当」と発言。一方米国FRBは年内2回の利上げの可能性を残すだけに英米金融政策の温度差がポンド売りを促す。
また、メイ首相は合意なき離脱の可能性を示唆するなどブレグジット懸念が燻る。
下降チャネルは継続する中で1.3ドル割れからの戻しが限定的となっている。
ただ、下げの勢いも一先ず落ち着いてきており目先は時間調整のもみ合いが続くとみる。
1.3ドル付近に戻るようなら売りを出しておきたい。

ポンドドル予想レンジ:1.2980(50.0%)~1.2900

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[豪ドル円]人民元の下落一服で

(豪ドル円2時間足)



昨日の東京時間に開かれたRBA政策会合では予想通り政策金利を据え置くことで一致。これで22回連続の据え置きとなった。
声明では「低水準の政策金利が豪州経済を引き続き支える」「政策スタンスを変更しないことが持続可能な成長とインフレ目標達成することで一致」など今後も緩和政策スタンス継続を示唆。一方「失業率の低下とインフレ目標達成に更なる進展が期待されるが進展は緩やかなもの」など将来的な利上げの可能性を示唆する内容も見られ発表後は上下に振れた。
しかし、人民元が下げ止まったことや上海総合指数が大幅高となったことから豪ドル円は82円前半から82円75銭まで上昇。その後も欧米株価の上昇を背景に底堅い動きが続いている。
明日の日米通商協議により一時的に円高方向に傾くリスクはあるものの、豪ドル円の底値は徐々に切り上がってきている。
82円前半では押し目買いを入れてみたい。

豪ドル円予想レンジ:83円10銭(61.8%)~82円20銭

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[全般]世界同時株高でもドル円の動きは限定

米中貿易摩擦の激化の中で中国株式市場が大幅高となったことで日米欧株式市場が上昇。しかし、明日の日米通商協議を控えドル円の動きは限定的となった。
昨日の東京市場では下落が続いた人民元が下げ止まるなど一服感が広がったことを市場は好感。また、中国の景気刺激策への期待から上海総合指数が大幅高となったことで日経平均株価も大きく上昇。
欧州市場でも各国株価が上昇するとNY株式市場も三指数ともに上昇。中国株上昇や堅調な企業決算を背景に世界同時株高となった。
米国の対イラン経済制裁の再発動や米中貿易摩擦の激しさが増すなかでも市場はリスクオンの動きが強まっている。米国経済の強さが世界経済をけん引するとの期待が伺われる。
しかし、明日の日米通商協議を控えドル円の値動きはほとんど見られなかった。
日米通商協議では円高圧力が強まるとの見方がドル円の上値を抑えている。
しかし、日本と米国は同盟国であり、米国からの圧力がそれ程過激なものにならない可能性が高い。
株価の上昇や米長期金利の上昇、そして日銀の緩和継続姿勢など円安ドル高の動きのエネルギーは蓄積されているように見える。
ドル円の上昇余地は大きく、日米通商協議への警戒感が後退すれば一気に上昇に転じる可能性もある。

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業務内容 : 第一種金融商品取引業
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