ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2018-08

[米ドル円]ドル円相場の分かれ目

(米ドル円日足)



米中貿易摩擦が激化していることから今日から始まる日米通商協議への懸念が広がり始めている。ドル円は東京市場の引け後に111円を割り込み110円84銭まで売り込まれた。
NY市場ではバーキン・リッチモンド連銀総裁のタカ派発言もあり111円台を回復する場面も見られたが通商協議を控え上値は限定的となった。
今日の協議でもし中国と同様な圧力が強まるようならドル円は110円を試す展開も予想される。ただ、市場は最悪の場合を想定した円買いの動きは大分織り込んでいるとみて110円を割り込んでも一時的とみる。
寧ろ、通常の想定内の協議内容となればドル円は7月に付けた113円台を試す展開も視野に入る。
ドル円は最終的に上昇するとみており、底の堅さが確認できたところで買いを入れていきたい。

ドル円予想レンジ: 112円15銭(8月1日高値)~110円00銭(61.8%)

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。

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[ポンド米ドル]ハードブレグジットへの懸念

(ポンド米ドル4時間足)



東京市場でポンドドルは1.29ドル台で底堅い動きが続いた。しかし、ロンドン市場ではポンド売りでスタート。8月6日に付けた安値1.2924付近の損切を巻き込みながら1.2854まで下落した。
NY市場が始まるとポンドの買い戻しが入ったものの1.29ドルには届かなかった。
この日マカファーティMPC委員が「ブレグジットの国民投票が英国を貧しくさせている。投票がなければよかったと思う」などと発言。
メイ首相は離脱方針が定まらないまま交渉期限が来てしまったとしても離脱を辞さない構えを見せており、ハードブレグジットへの懸念は燻る。
下降トレンドは依然として続いており1.29ドル台では戻り売りスタンスで臨みたい。

ポンドドル予想レンジ:1.2920(8月6日安値)~1.2800

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[NZドル円]RBNZ会合緩和スタンス継続

(NZドル円8時間足)



本日早朝に開かれたRBNZ政策会合では政策金利1.75%を予想通り据え置くことで一致。
声明文では「政策金利を2019年から2020年にかけて維持すると予想」「利上げ予想時期は2020年第三四半期に」「インフレ率2%到達は2021年第一四半期と予想。従来は20年第4四半期だった」などの内容となりNZドル円は発表後一気に74円90銭付近から74円30銭付近に下落した。この時間帯は最も流動性が低いことから窓が空いた格好だ。
結局7月3日に付けた安値74円08銭まで届かなかったことでダブルボトムを付けた可能性がある。
日米通商協議が順調に終了するようならNZドル円も大きく反転するとみている。
市場は従来からの緩和政策継続姿勢をほぼ織り込んでおり、ここから更に売りが出る可能性は低く押し目買いを狙いたい。

NZドル円予想レンジ:74円90銭(61.8%)~74円30銭

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[全般]日米通商協議を控えドル円下落圧力

昨日は米中貿易摩擦の激化への懸念を背景に市場全般に神経質な展開がみられた。特に本日から始まる日米通商協議を控えドル円の売り圧力が増している。
昨日の東京時間早朝に米国が中国からの輸入品160億ドル、279品目に25%の追加関税を23日に発動することが伝わった。しかし、既にこの措置は織り込み済みということから反応は限定的。
一方、本日から始まる日米通商協議を控えドル円クロス円ともに欧州市場にかけて下落圧力が増した。ドル円は111円ミドルから110円後半に下落。
同時にブレグジットへの懸念が増す中でポンドは損切りを巻き込み下落幅を拡大するとユーロもつられて下落。クロス円全般に上値の重い展開が続いた。
NY時間に入り中国が米国に対して報復処置として同額の160億ドル相当の米国製品に対して25%の関税をかけることを表明。米中貿易摩擦が今後も継続するとの見方が広がったが市場はほぼ織り込み済みということから影響は限定的となった。
この日はバーキン米リッチモンド連銀総裁が「利上げは継続すべき」「正常化は完了していない」などとタカ派的な発言をおこないドルは上昇。一方、原油価格は中国の需要減への懸念や週間在庫が増えたことから大きく下落。しかし、NY株式市場は好調な企業決算を背景に全般に落ち着いた動きがみられた。
今日から行われる日米通商協議の結果次第でドル円は下落か上昇かの重要な相場の別れ目になる。
もし、米国が為替への圧力をかけるなど強硬姿勢を示すようならドル円クロス円ともに下落圧力が増すことになる。しかし、米国は日本に対してEUやカナダ、メキシコと同様な対応を示す可能性が高いとみる。
いずれにしても、その結果が明らかになるまではポジションを大きく傾けるのは控えたい。

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