ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2018-08

[米ドル円]ドルと円の綱引き継続

(米ドル円日足)



先週末のNY市場でドル円は110円32銭まで下落し、その後も上値の重い展開が続いた。
トルコショックにより円が全面高となったことが要因だが、引けにかけて「今週の米中協議でポジティブなサインを発表する公算」「米中両国の当局者は貿易問題の行き詰まりを打開するために、11月に首脳会談を実現させることを視野にロードマップを作成中」などの報道もあり110円ミドル付近に押し戻されて引けている。
今週はトルコショックによる余韻が残る中で週初は円高リスクが高まる一方、週半ばからは米中協議改善期待からの円安に繋がる可能性がある。
クロス円の買い戻しが入るようならドル売りが強まるなど、最終的にドルと円の綱引き状態が継続され110円から112円の動きを予想。
もし、米中協議が難航するようなら一時的に110円割れもありそうだ。
ただ、ドル高の時は円高、ドル安の時は円安といった綱引き状態が続いており、狭いレンジ内での動きで収まりそうだ。

今週のドル円予想レンジ:112円00銭(61.8%)~110円00銭

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。

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[ユーロ米ドル]トルコリラの動きに注目

(ユーロ米ドル日足)



トルコリラの暴落でトルコ債権を多く持つ欧州金融機関への懸念が高まりユーロの下落幅が拡大。しかし、リラの下落が止まり反発に転じたことで1.3ドルまで下落したユーロも上昇に転じた。週末には米中通商協議への期待やハセットCEA委員長の「EUやメキシコ貿易交渉で進展」との発言もあり大きく反発。
リラの落ち着きで一先ずユーロにも安心感が広がった。
しかし、トルコと米国の軋轢は根強く、リラ下落リスクは依然として燻ることからユーロの戻しも限定的とみる。
また、米景気の底力はFRBの利上げを後押しするものであり金融政策の違いからのユーロ売りも継続。
ボリンジャーバンドの中心線の下落トレンドが継続しバンド幅が拡大する中で値動きが活発になり始めている。
半値戻しでもありバンドの中心線の位置する1.15ミドル付近で上値が抑えられるようなら戻り売りで攻めてみる。

今週のユーロドル予想レンジ:1.1550(50.0%、BB中心線)~1.1370

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。

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[カナダドル円]NAFTA交渉と原油価格動向

(カナダドル円日足)


先週末に発表されたカナダの7月消費者物価指数は前月比で0.5%と予想の0.1%を大きく上回った。カナダ景気の強さが示されたことで今後の追加利上げ期待が高まりカナダ円は83円90銭付近から84円50銭に上昇。その後もみ合いが続いたがCEA委員長が「来週の米中貿易協議でポジティブなサインを発表する公算」と発言。同時に「EU・メキシコの貿易交渉で進展」との発言を受け円安とカナダドル買いが入り84円75銭まで上昇。そのまま高値圏での引けとなった。
週間原油在庫が予想を上回る増加となり原油価格が1バレル65ドルを割る場面も見られ、カナダ円も83円後半まで下落。その後原油価格が下げ止まりを見せたことでカナダ円の売りも収まった。
NAFTAにおけるメキシコとの交渉が進展すればカナダにとっても追い風となることからカナダ円は一段の上値を試す展開を予想する。

今週のカナダ円予想レンジ85円70銭(76.4%)~84円00銭

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[全般]米中貿易問題改善期待とトルコリスク

先週は日米通商協議が無難に終わったもののトルコショックが広がりリスク回避の円買いが先行。ドル円はリスク回避の円高が進み一時110円前半まで下落した。
その後米中貿易交渉再開のニュースで円安に振れドル円は111円台を回復する場面も見られたもののトルコリスクが燻る中で110円ミドル付近に押し戻され引けている。ドル円はドル安と円安の綱引き状態が続くなか狭いレンジ内の動きとなった。
先週末のNY市場では米中通商協議が今週の22-23日に行われるとの報道で安心感が広がりNY株式市場は三指数ともに上昇。NYダウは半年ぶりの高値を更新。
一方、トルコ裁判所がブランソン牧師の開放を却下するなど今後の状況次第で地政学的リスクへの懸念が広がった。
ロシアやイランへの制裁に加えトルコとの軋轢が拡大するなど、今週も何が起きるか戦々恐々とした相場展開が続きそうだ。
特にトルコが21から24日まで犠牲祭により休場となる中でリラの下落が再び強まる可能性がある。そうなればユーロ安が強まる中でクロス円の下落を誘い円高が進行。ユーロやポンドの下落はドル高を促すもので、結果的にこれまでと同様にドル高円高の綱引き状態が継続。
今週は米中通商協議が再開され円安ドル高に振れる可能性が高い。
23日は米国が中国の輸入品160億ドル相当に対して25%の追加関税を課す実施日であり、22-23日の協議の結果次第では関税見直しの可能性もある。
先週末にハセット大統領経済諮問委員長が「中国との協議でポジティブなサインを発表する公算」といった発言もあり期待が高まる。
協議で何らかの進展がみられるようならリスクオンによりドル円クロス円の買い戻しの動きが強まることになる。
しかし、報復合戦で人民元安が進んだことからその前のレベルに戻すといった条件が入る可能性が高く、そうなればドル円にとっても下落圧力となりかねない。
ただ、先週のトランプ大統領は「投資家はドルに資金を注ぎ込んでいる」とツイッターで発言。ドル高を受け入れるような内容がみられるだけにドル高是正の言及はないとみる。

今週はトルコリスクと米中貿易問題改善期待とが絡み合う。
総合的に見るとトルコ問題の市場に与える影響よりも米中貿易問題の方がインパクトは大きい。
もし米中通商協議で何らかの合意がみられるようなら円安へ。
反対に、期待を裏切るような結果となれば一気に円高に進むリスクもあり神経質な展開が予想される。

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。

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業務内容 : 第一種金融商品取引業
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