ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2018-08

[米ドル円]110円台の押し目買い

(米ドル円2時間足)


米中貿易摩擦再燃への警戒感やアルゼンチンの利上げによる新興国通貨の下落によりリスクオフの円買いの動きが一気に強まった。
東京市場から欧州市場にかけてドル円は比較的底堅い動きが続いていた。しかし、上海総合指数が大きく下落して終わったことやアルゼンチンが政策金利をこの日15%引き上げた事で一気にリスクオフムードに傾いた。
トランプ大統領が来週にも2000億ドルの対中貿易関税を発動する可能性を示したことから更に円買いが進みドル円は111円を割り込む場面も見られた。
今日は米国連休前ということでポジション調整の動きが出やすく、NY市場の後場に入ると売られ過ぎた買い戻しが入るとみている。
日替わりで市場のムードは変わりやすくカナダのNAFTA交渉に進展がみられるようなら円安に傾くことになりそうだ。
110円後半で押し目買いを狙っていきたい。

ドル円予想レンジ: 111円60銭~110円80銭(50.0%)

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。

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[ポンド円]ブレグジット協議継続と円高

(ポンド円2時間足)


前日にはEUのバルニエ首席交渉官がブレグジット協議に楽観的な見方を示したことからポンド円は2円50銭余り上昇。損切りも巻き込みながらの大幅上昇となった。
昨日はそのバルニエ首席交渉官が「英国の欧州連合からの離脱についてあらゆる選択肢に備える必要」「合意なき離脱も準備に含まれる」と発言。発言直後は市場の反応は見られなかったがその後じり安となった。
米中貿易摩擦への懸念やアルゼンチンの政策金利15%引き上げなどで市場の不安感が広がったことにより円買いが進んだためだ。
ブレグジット協議が継続している間は不安と期待が繰り返されることから投機的な的にされやすい。
買われ過ぎたポンド円の調整が一巡すれば再び8月1日に付けた高値147円付近を試しに行くとみている。

ポンド円予想レンジ:145円60銭~143円90銭(61.8%)

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[カナダドル円]NAFTAへの期待と不安

(カナダドル円日足)


昨日は前日のNAFTA交渉への期待から東京市場から欧州市場にかけてカナダ円は底堅い動きで推移。
しかしNY時間に発表されたカナダの4-6月期四半期GDPが年率で2.9%と予想の3.0%を下回ったことで下落に転じた。今日31日にも交渉が成立するとみられることからその前のポジション調整の動きと考えられる。
もし、合意に達するようならカナダ円は昨日の高値86円58銭を上抜き更なる上昇が見込める。
反対に合意に至らず先延ばしになるようなら下落。ボリンジャーバンドの中心線でありフィボナッチ50.0%戻しとなる85円前半付近が下値目途とみる。
メキシコが既に合意していることからカナダも何らかの合意に至る可能性が高いとみる。
原油価格も再び70ドル台を回復するなどカナダドルにとっては追い風となっており、押し目買いを狙っていきたい。

カナダ円予想レンジ: 87円10銭(5月22日高値)~85円10銭(50.0%、BB中心線)

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[全般]米中貿易リスクの高まりから円全面高

米中貿易摩擦への懸念の高まりから前日のリスクオンから一転してリスクオフ。円全面高の展開となったが米国連休前のポジション調整の動きとの見方も。
昨日の東京市場ではカナダとのNAFTA交渉やブレグジットへの楽観的な見方が広がりリスクオンの株高円安でスタート。ドル円クロス円ともに高値圏で推移した。
しかし、上海総合指数が下落したことなどから欧州市場に入るとリスクオフムードが広がり始めた。
欧州市場でポンドが再び下落。昨日、楽観ムードが広がっていたブレグジットへのリスクがEUのバルニエ首席交渉官の「合意なき離脱も準備に含まれる」との発言で再び高まった。
また、NY時間にアルゼンチンがペソ暴落を食い止めるために政策金利を45%から60%に15%引き上げる事を決定。しかし、ペソの下落は止まらず新興国通貨全般に売りが強まったこともリスクオフを助長。
トランプ大統領が「来週にも2000億ドルの対中貿易関税発動を支持」と発言したことでNY株式市場は三指数ともに下落。米中貿易摩擦への懸念の高まりからリスクオフムードが高まり円が全面高となった。
市場は日替わりで楽観と悲観が繰り返されている。
今日はカナダとのNAFTA交渉で進捗がみられるようなら悲観から楽観へと転換する可能性もある。
また、トランプ大統領は中国に対して最初に強硬姿勢を示すことで協議を優位に持ち込もうとしているとの見方もある。
来週月曜日は米国がレイバー・デーで祝日となることから株式市場などで連休前のポジション調整の売りが散見される。
これらの売りが一巡したところでは過度な円高の反動が入るとみる。

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