ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2018-09

[米ドル円]クロス円の上昇が下支え

(米ドル円日足)


東京市場の仲値決定直後にドル円のまとまった買いが入り、ドル円は111円71銭まで上昇。しかし、その後は下落に転じるなど投機的な買いの可能性が高い。その後は米長期金利の高止まりから底堅い動きが続いた。
NY市場が始まったところで米国7月貿易収支が発表され赤字額が拡大したことを受けドル売りが散見されたものの下げ幅は限定的となった。その直後にポンドが大きく上昇するとユーロ円やドル円もつられて上昇。クロス円がドル円を押し上げた格好となり111円76銭まで買われた。その後再びポンドが下落したことでドル円も押し下げられたが底値は少しずつ固められている。
NAFTA再交渉の進展がみられるようなら112円台を試す展開が予想される。ただ、112円手前にはボリンジャーバンドの上限やフィボナッチ61.8%戻しのレベルでもあり強いレジスタンスとして意識される。

ドル円予想レンジ: 111円90銭(BB上限、61.8%)~111円30銭

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。

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[カナダドル円]貿易協定合意近づく

(カナダドル円日足)


昨日からカナダとのNAFTA交渉が再開する中でカナダのトルドー首相は「カナダの利益にならないNAFTAに署名しない」などと発言。交渉への懸念が高まる中でもカナダ円は84円前半の底堅さが目立つ。
そんななかNY市場が引ける頃にトランプ大統領は「カナダが貿易協定に参加するかどうか早ければ今日にも分かる」と発言。
今日中にも合意に達するようならカナダ円の買いが一気に強まるとみてよいだろう。
カナダ円の下値と上値ともに切り上がっており、もし協議が難航したとしても下値は限定的とみる。
84円前半は押し目買いのチャンスとみる。

カナダ円予想レンジ:85円10銭(38.2%)~84円30銭

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[豪ドル円]GDP世界最長

(豪ドル円日足)


昨日発表された豪州4-6月期四半期GDPは前年比で3.4%と予想の2.8%を上回るなど6年ぶりの大幅な伸び率となった。これを受け豪ドル円は80円58銭まで上昇したがすぐに押し戻された。上海総合指数が大きく下落するなど米中貿易摩擦への懸念が豪ドル円の上値を抑えた格好だ。
しかしNY市場でNYダウが上昇したことやNAFTA再交渉への期待もあり豪ドル円は80円38銭まで回復。79円台の底固めに入った感もある。
豪州景気の強さが改めて示されたことで今後政策金利の引き上げが早まる可能性もあり、そろそろ買いを仕込んでおきたい。

豪ドル円予想レンジ:80円70銭(50.0%)~79円90銭

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[全般]楽観が悲観を上回り円安進行

欧州市場で英国のEU離脱への懸念の低下やNAFTA交渉が早ければ5日にも合意に至るといった楽観的な見方が広がり、リスクオンによってドル円クロス円が底堅い動きで推移。
昨日の東京市場でドル円は仲値決定直後にまとまった買いが入り上昇。しかし、日経平均株価や上海総合指数が軟調な地合いで推移する中で上値が抑えられた。
欧州市場では米長期金利の高止まりからドルが全般に堅調な動きで始まった。一方、ドイツのキリスト教社会同盟(CSU)が「ECBの低金利政策や債券買い入れプログラムを早期に終わらせるべき」との報道もありユーロは対ドル対円で底堅い動きとなった。
NY市場が始まったところで「英独はEU離脱に関する主要な要求を取り下げる」との一部報道を受けポンドが対ドル対円で上昇。これにつられてユーロも上昇するとクロス円の上昇幅が拡大。ドル円もこの日の高値となる111円76銭まで上昇した。
しかし、その後ドイツ政府高官による否定のコメントが伝わるとポンドやユーロが押し戻されドル円も下落するなど往って来い。
この日はカナダとのNAFTA交渉が再開。トランプ大統領は「カナダが貿易協定に参加するかどうか早ければ今日にもわかる」と発言。NAFTA交渉の再開で既にリスク回避の動きが高まっていた反動もあり市場には安心感が広がり円安が進みやすい地合いとなっている。
昨日発表された米国7月貿易収支は赤字額が予想を下回る501億ドルとなった。中国への輸出が増加する一方で輸入が増加したことからドル売りに市場は反応した。
中国に報復関税をかけたにも関わらず中国貿易赤字は過去最高となるなど貿易戦争による効果がみられなかった。これが今後の米中貿易協議にどう影響するか今後更に検証の必要がある。ただ、この結果は堅調な米景気の内需を背景に輸入が増えたとの見方もあり米国経済の強さを示すものと考えられる。
米中貿易摩擦の懸念は燻るもののNAFTA交渉が合意に至れば楽観的な見方が広がり一段の円安が進むとみる。

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業務内容 : 第一種金融商品取引業
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