ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2018-09

[米ドル円]ドル安円安の綱引き

(米ドル円週足)


米中貿易摩擦への過度な警戒感が後退し、世界的な株式市場や原油価格の上昇が市場に安心感を与えた。また、日銀会合では安倍首相の出口戦略発言を一先ず抑え込み日米金利差拡大によるドル円の買いが先行。週末には112円87銭までドル円は上昇した。
その後はハードブレグジットの懸念もあり週末特有のポジション調整が入るとドル円はNY市場で112円51銭まで押し戻された。
今週は日米通商協議が開かれることから円高リスクへの警戒感が高まることは必至。ただ、既にトランプ大統領の発言もあり最悪な状況を織り込んでいる節もあり、米国側から強硬姿勢が示されたとしても下値は限定的とみる。寧ろ、協議に進展がみられるようならドル円は113円を試す展開が予想される。
FOMC政策会合も利上げは既に織り込んでおり影響は限定的とみる。
日米首脳会談でのトランプ大統領の発言で一時的に下振れがあるようなら押し目買いを狙っていきたい。

今週のドル円予想レンジ:113円30銭(61.8%)~111円70銭

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。

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[ポンド米ドル]調整売り一巡後は再び

(ポンド米ドル日足)


先週はブレグジットを巡りEU非公式会合が開かれ合意に向けた期待からポンドは上昇。しかし、週末にメイ首相が声明を発表するとの報道でポンド売りが先行。
その後メイ首相は「悪い合意よりも合意なしの方がよい」「ブレグジット協議について英・EUは袋小路に陥っている」などと発言。
英国が7月に公表した離脱案がEU側に否定されたことでポンドの下落が加速。
また、英与党・保守党内で40人程度が政府離脱案に反対票を投じると述べ議会承認が難航するとの見方もポンド売りを促した。
結局前日の上昇幅を上回る下落幅となったが、今後も協議は継続。協議が継続する限りは期待感が残ることからポンドの下値は限定的だろう。調整売りが一巡した後は再び買いが入るとみている。

今週のポンドドル予想レンジ:1.3320(38.2%)~1.3000(BB中心線)

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[NZドル円]RBNZ政策会合に注目

(NZドル円日足)


週初から堅調な地合いで始まったNZドル円はその後発表された4-6月期GDPが1%と予想の0.7%を上回った事で上昇を加速。
ダブルボトム(72円30銭近辺)のネックラインとなる8月30日の高値レベル75円を上抜けたことで上昇第二幕に突入。週末は調整の売りに押されたものの今週は一段の上昇が見込まれる。
今週はRBNZ政策会合が開かれるが、過度な米中貿易摩擦への警戒感が後退したことやGDPが予想を上回った事もありこれまでの緩和政策に変化が示されるか注目。
8月の会合では利上げ時期の予想を19-20年までと先送りした。もし、慎重な見通しが緩和されるようなら一段のNZドルの上昇が見込める。
もし、これまでの内容を踏襲したとしても織り込み済みということもありNZドル売りには繋がらないとみる。
日米通商協議で一時的に売りが強まるようなら下値を拾っていきたい。

NZドル円予想レンジ:76円90銭(50%)~74円50銭

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。

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[全般]日米通商協議とFOMC、イベントリスク

先週は米中貿易摩擦への過度な警戒感が後退しリスクオンの動きが先行。
南北首脳会談で非核化への道が示されたことや安倍総裁三選、そして日銀が緩和政策継続姿勢を示したことなどが市場に安心感を与え円は全面安となった。
一方、週末には英国ブレグジットへの懸念が拡大したことで円の買い戻しの動きが強まったがNYダウは史上最高値を更新。米国経済の強さによる市場の楽観的なセンチメントは今後も継続するとみる。
先週末にメイ首相がEU非公式会合で英国が7月に公表した離脱案がEU側に否定されたことを緊急会見で発表。これを受けポンドが下落するとユーロも攣られ安となり、上昇が続いたクロス円全般に巻き戻しが入った。週末特有のポジション調整の動きとみられる。
NY株式市場にも調整の動きが見られたもののNYダウは依然として最高値を更新するなどリスクオンの動きは継続。
今週は日米通商協議やFOMC政策会合が開かれることから円高リスクが高まる可能性が高いものの、米国経済の強さを背景にしたリスクオンの動きが継続するとみる。
日米通商協議では既にトランプ大統領が恫喝的なけん制発言をしたことで最悪な状況を市場は大分織り込んでいる。もし強硬な圧力をかけたとしても円買いの動きは限定的とみる。寧ろ、強硬姿勢が示されないようなら安心感が広がり円全面安となる可能性の方が高い。
FOMC政策会合では利上げはほぼ100%織り込んでおり、市場の注目は12月の利上げの可能性や来年の利上げ回数に集まる。もし、利上げに慎重な姿勢が示されるようならドル安が進むと同時に株価の上昇を促すものとなる。
最終的に米国経済の強さを背景に市場はリスクオンの動きが続くとみておりドル円クロス円ともに押し目買いのチャンスを狙いたい。

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。

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