[米ドル円]113円を意識

茂木経済再生相は「FFRで大きな方向では一致をみることができた」と述べ一先ず最悪な事態は回避されそうだ。ただ、トランプ大統領が為替も含めた日本に圧力をかけてくるようなら円高が進むリスクは残る。しかし、市場はある程度織り込んでいることから下落は一時的とみる。
FOMCでは19年に利上げ打ち止めという見方が既に市場に広がっており、ドットチャートやメンバーの一部で利上げペースを速めるような内容となればドル円の買いにつながる。
目先の上値目途としては7月19日の高値113円17銭付近だが勢いがつけば113円後半も視野に入る。
ドル円予想レンジ: 113円17銭(7月19日高値、BB上限)~112円30銭
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[ユーロ米ドル]FOMCに注目

欧州市場が始まったところでイタリアのスタンパ紙の「イタリア連立政権は予算で妥結に至った」との報道でユーロは上昇。しかし、その後プラートECB理事の「中銀は長期に亘って緩和できており続ける必要がある」「政策正常化が前回の予測から早まることはない」などのハト派発言を受け押し戻される場面も見られた。しかし、利上げへの道筋に変化はないとの見方や、イタリア予算案合意観測への期待が高まる中でユーロは反発。1.1792まで上昇した。しかし、FOMCを控え米長期金利が上昇したことで押し戻されて引けている。
今日のFOMCで今後利上げペースが速まるとの内容になれば一段のユーロ売りが強まる可能性が高い。
ただ、ボリンジャーの中心線は上昇トレンドを示しており、根強いユーロ買いの流れは継続。押し目買いのスタンスで臨みたい。
ユーロドル予想レンジ: 1.1800(BB上限)~1.1670(50%、BB中心)
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[NZドル円]RBNZ会合とFOMC

今月10日に今年最安値の72円26銭を付けてからNZドル円は上昇に転じた。先週節目とみられていた75円を上抜けたものの利食い売りなどに抑えられている。
明日の未明にはFOMC会合後にRBNZ政策会合が開かれることから既にポジション調整は一巡しているとみてよいだろう。
RBNZは政策金利を現行の1.75%に据え置きが予想され既に織り込まれている。
最近の指標は徐々に回復を示すものがみられ先行き慎重な見通しが緩和される可能性もある。
ボリンジャーバンドの中心線は下落から上昇に転じておりリスクオンによる円安にも傾き始めている。
発表時点の市場の流動性は低下しており過度な下振れがあれば買いを入れていきたい。
NZドル円予想レンジ: 75円70銭(38.2%、BB上限)~74円50銭
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[全般]FOMC会合と日米首脳会談
連休明け東京市場では日経平均株価が小幅上昇となる中でドル円は112円98銭まで買いが進むなど堅調な地合いで推移。日米通商協議では円高リスクが燻るものの市場は比較的楽観的なムードが広がっている。黒田総裁が緩和政策継続姿勢を改めて示したこともドル円の下支えとなった。
欧州市場ではイタリア予算案が妥結したことを受けユーロ買いを促したもののプラートECB理事のハト派的な発言を受け押し戻されるなど荒っぽい動きが目立ったが全般に底堅さを維持した。
NY市場ではトランプ大統領の国連での演説に注目が集まった。中国を念頭に貿易不均衡を容認しない構えを強調。北朝鮮に関しては一定の成果を強調するものの非核化まで制裁継続の考えを示した。また、イランに対する追加制裁を11月に断行する姿勢を堅持したことで原油価格が上昇。一方でOPEC諸国に原油価格の引き下げを求めたが押し下げには繋がらなかった。
昨日発表された消費者信頼感指数やリッチモンド製造業景況指数が予想を上回った事で長期金利が上昇。
今日未明にはFOMC会合の結果が発表されるが株価上昇や堅調な消費に対して利上げペースを引き上げるかどうかに注目が集まる。
また、日米首脳会談でトランプ大統領が日本に対して想定範囲での圧力をかけるとなればドル円クロス円の買いが一段と強まるだろう。
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注意喚起
店頭外国為替証拠金取引は、為替レートの変動等による損失発生のおそれがあり、かつ、その損失が預託証拠金を上回ることがあります。また、想定元本と比較して、少額の資金で取引することができるため、多額の利益を得ることもありますが、短期間のうちに多額の損失を被る可能性があります。 スワップポイントは、受け取れる場合もあれば、支払わなければならない場合もあります。また、将来にわたり、保証されるものでもありません。 取引レートは、2way priceです。売値と買値には差があり、その差をスプレッドといいます。取引手数料は無料ですが、スプレッドがお客様のコストとなります。 個人のお客様の必要証拠金は、想定元本× 4%以上の額で、法人のお客様の必要証拠金は、法令等の規定する方法で算出した為替リスク想定比率×想定元本以上の額となります。
取引にあたっては、契約締結前交付書面をよくお読みいただき、内容をご理解の上、ご自身の判断により取引を行っていただきますようお願いいたします。
商号 | : | ヒロセ通商株式会社 |
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