ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2018-10

[米ドル円]リスク回避の動きと人民元安

(米ドル円日足)


東京から欧州市場にかけてドル円は底堅い動きが続いた。しかし、NY時間に発表された米PPI発表後に米長期金利が上昇。これを受けNY株式市場が三指数ともに急落したことからリスク回避の円買いが先行。113円を割り込むと112円40銭まで下落。シドニー市場でも売りが止まらず112円を割り込む勢いとなっている。
今日の東京市場では日経平均株価の大幅下落は避けられず円上昇の流れは継続するとみられる。
来週発表される為替報告書を控え中国が為替操作国と指定される可能性が高まっていることも円買いを促している。
下値目途としてはフィボナッチ61.8%戻しとなる111円60銭付近が意識される。その近辺にはボリンジャーバンドの下限や一目の雲の上限が位置することから鉄板とみることができる。このレベルを下回るようならトレンドの見直しとなる。

ドル円予想レンジ:113円50銭~111円60銭(61.8%、BB下限、雲の上限)

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。

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[ポンド米ドル]ブレグジット懸念後退とドル安

(ポンド米ドル日足)


昨日のロンドン時間に発表された英国8月鉱工業生産は予想を上回るものとなったが、貿易収支は悪化。結局市場への影響は限定的となった。
ただ、来週開催される首脳会議への期待が高まっている。
EUバルニエ首席交渉官は「来週の首脳会議での合意が手の届くところにある」と発言したことでポンドは底堅い動きとなった。
NY株式市場では三指数ともに急落したことからドル売りの動きも重なりポンドは1.3150まで上昇。その後は利食い売りなどに押されたものの底堅い動きは継続。
上値目途としては9月20日に付けた高値1.3298が意識される。ただ、ブレグジット交渉は依然として予断を許さない状況が続くことから上値も限定的。また、米長期金利も高止まり状態となる中でドルの強さは継続。
目先はボリンジャーバンドの上限となる1.3260付近から売りが並ぶとみている。

ポンドドル予想レンジ: 1.3260(BB上限)~1.3150

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[豪ドル円]78円70銭の攻防

(豪ドル円日足)


東京市場で豪ドル円は底堅い動きが続いた。前日に反発した上海総合指数や日経平均株価も小幅上昇したことでリスク回避の動きが後退。しかし、NY株式市場では三指数ともに急落すると一転。円が全面高となったことで豪ドル円は下落に転じた。
早朝のシドニー市場では70円03銭まで下落するなど上値の重い展開が続く。
目先は9月7日に付けた安値78円70銭を下抜けるようなら損切りを巻き込み一段の下値を探る展開が予想される。
反対に、このレベルを下回らないようならダブルボトムを形成し上昇の始まりとなる。
61.8%戻しの80円10銭付近を上抜けるようなら底固め確認とみる。

豪ドル円予想レンジ:79円80銭(50.0%)~78円80銭

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[全般]NY株式市場急落で円全面高

NY株式市場が三指数ともに急落したことで円が全面高となった。その背景には米長期金利上昇が大きく影響。また、人民元安が為替操作との見方が強まる中で円高が加速。これらの動きが調整としての下落とみるが今日は更に円が買われやすい地合いが続きそうだ。
昨日の東京市場は前日に株価が大きく下落した反動もあり小幅反発。ドル円も113円付近で底堅い動きが続いた。
ただ、ムニューシン財務長官が「米財務省は人民元の動向を注視している」「中国とは為替問題を協議したい」など、為替操作国と見なされる可能性を示唆。
欧州市場ではトリアイタリア経済財務相が「市場の信認回復に向けてあらゆる手段を講じる」と発言するなどイタリア問題への懸念が後退する場面も見られた。また、EUバルニエ首席交渉官は「来週の首脳会議での合意が手の届くところにある」と発言するなどブレグジット懸念も後退。市場全般にリスクオンの動きが強まるかと思われた。
しかし、NY時間に発表された米9月PPIが0.2%と予想通り上昇したことから米長期金利が上昇。これを受けNY株式市場は三指数ともに下落して始まった。
下落の勢いは止まらず三指数ともに急落状態となったことでリスク回避の動きが一気に強まりドル円は112円前半まで下落して引けてきた。
米長期金利は一時3.24%まで上昇したものの、株価の急落を受け3.2%付近まで押し戻されたが、依然として高止まり状態。ドル売りは限定となる中で円全面高の様相を呈した。
株価下落の要因は長期金利上昇による新興国市場リスクや米中貿易摩擦への懸念などが考えられる。また、IMFが世界経済の見通しを下方修正するなど不安が高まる中でこれまで溜まったマグマが噴出したようにも見える。
これまで最高値を更新し続けた株式市場だけにこの調整はもう暫く続く可能性が高く円高の動きはもう一段強まりそうだ。

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