[米ドル円]円買い材料も出尽くし観

ムニューシン財務長官が為替条項を日本にも求めるとの発言を受け週明け東京市場でドル円は上値の重い展開が続いた。日経平均株価や上海総合指数が大きく下落したことでリスク回避の円買いが進んだ。ドル円は一時111円63銭まで下落。このレベルはフィボナッチ61.8%戻しであり下げ止まった。
欧州市場ではユーロやポンドが対ドル対円でも上昇したことでドルが下落したものの同時に円売りの動きも重なりドル円は112円手前まで反発。
しかし、NY株式市場が三指数ともに下落したことからドル円の上値も抑えられて引けている。ブレグジット問題やドイツ与党の弱体化、そしてイタリア予算問題、貿易問題など不安材料が円買いを促す要因となっている。世界同時株安が不安感を更に強めることとなったが、株式市場も落ち着きを取り戻しつつある。
時間の経過とともにドル円の買い戻しの動きが強まるとみている。
下値目途としては111円50銭に一目の雲の上限があり、そのすぐ下の111円40銭にはボリンジャーバンドの下限が位置する。
このレベルを下回るようであれば110円を割り込むリスクが高まる。
ドル円予想レンジ:112円30銭~111円50銭(雲の上限)
※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。
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[ユーロ米ドル]ドイツ与党弱体化への懸念

週末に行われたドイツバイエルン州議会選挙で与党CSUが歴史的な大敗となったことを受けメルケル政権への懸念が拡大。週明け東京市場でユーロは下落して始まった。しかし、欧州市場でドイツの株式市場が上昇して始まるとユーロの買い戻しからスタート。既に先週末に売り込まれていたことから買い戻しの動きが目立った。
しかし、イタリア予算案を巡りEUの対応も懸念されるなかで先週末の高値1.1610の手前の1.1606で押し戻されるなど目先の上値の重さを確認した格好だ。
このレベルはボリンジャーバンドの上限レベルであり意識された。
このレジスタンスを上抜くにしても一旦は下押しが必要だ。
下値目途としてはフィボナッチ50%戻し1.1520付近か61.8%戻しの1.15ドル付近であり、下げ止まりを確認してから買いを入れていきたい。
ユーロドル予想レンジ: 1.1610~1.1520(50%)
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[カナダドル円]業況調査、タカ派的

ムニューシン財務長官が為替条項を日本にも求めるとの発言を受け週明け東京市場でカナダドル円は軟調な地合いでスタート。
NY株式市場が軟調な地合いで始まるとカナダドル円はこの日の安値となる85円57銭まで下落。
しかし、その後7-9月期業況調査が予想以上にタカ派的となったことからカナダドル買いが一気に進み86円38銭まで上昇。結局往って来いとなった。
カナダドル自体はNAFTA交渉合意後堅調な地合いで推移しており円買いの動きが止めば再び上昇に転じるとみる。
ボリンジャーバンドの下限がサポートとなっており中心線は上昇トレンド継続。
目先の上値目途としてはフィボナッチ38.2%戻しの87円00銭からボリンジャーバンドの上限となる87円20銭が意識される。
カナダドル円予想レンジ:87円00銭(38.2%)~85円70銭
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[全般]不透明感漂い円上昇
週明け東京市場では週末にムニューシン財務長官がTAG為替条項を日本にも求めるとの発言を受け日経平均株価が大幅安となりドル円は下落幅を拡大。約ひと月ぶりの安値レベルまで下落した。麻生財務相は為替の話はTAGではなく財務大臣間で話し合っていくと決まっていると発言したが影響は限定的となった。
英国とEU によるブレグジット交渉が行われていたが暫定合意案は合意に至らなかったことで週明けシドニー市場でポンドは下落して始まった。しかし、市場には最終的に合意に至るとの期待も根強くポンドの買い戻しが強まった。
また、週末行われたドイツのバイエルン州議会選挙では与党が歴史的大敗を喫したことでユーロも下落して始まったがこちらも買い戻されて引けている。
NY市場では株式市場が三指数ともに下落したものの先週のような大きな混乱は見られず比較的落ち着いた動きを保った。米長期金利も依然高止まり状態となるなど先週のような混乱は見られなかった。
株価急落の余韻が残るなかで悪材料に反応しやすいものの回復基調に戻り始めている。
時間の経過とともに株や為替市場でその反動が強まるとみる。
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注意喚起
当社の取扱う店頭外国為替証拠金取引は、元本や利益を保証した金融商品ではなく、為替レートの変動等による損失発生の可能性があります。さらに、レバレッジ効果(想定元本と比較して少額の資金で大きな取引ができる仕組み)や為替レートの変動等によって注文(ロスカット注文を含む)が約定しない場合等、元本を上回る損失発生の可能性があります。特に、マイナー通貨(流動性の低い通貨)の取引をされる場合、元本以上の損失発生の可能性が高くなります。加えて、スワップポイント(通貨間の金利差調整額)においては通貨ペアやポジションの状態(売りまたは買い)によっては、受け取れる場合もあれば、支払わなければならない場合もあります。 取引におけるお客様のコストは、スプレッドとなります。スプレッドは、売りレートと買いレートの差のことで、通常は売りレートより買いレートの方が高くなります。また、流動性が低ければ、スプレッドが大きく広がる場合があります。個人のお客様の必要証拠金(取引において最低限必要である資金)は、想定元本(為替レート×取引数量)× 4%以上の額となり、レバレッジは、想定元本÷必要証拠金で算出されますので最大25倍となります。法人のお客様の必要証拠金は、為替リスク想定比率×想定元本以上の額となります。 為替リスク想定比率は、通貨ペアごとに異なり、当社では、原則として一般社団法人金融先物取引業協会が金融商品取引業等に関する内閣府令第117条第27項第1項に規定される定量的計算モデルを用いて算出する数値を利用します。なお、為替リスク想定比率は、原則として1週間ごとに見直しが行われ、レバレッジは、為替リスク想定比率の逆数(想定元本÷必要証拠金)となりますので、1週間ごとに変動します。
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