[米ドル円]中国為替操作国回避でリスクオン

東京市場でドル円は株価の上昇を受け112円42銭まで上昇。底堅い動きが続いた。その後ユーロやポンドなどのクロス円が下落して始まるとドル円も112円15銭まで押し戻された。
NY市場が始まり前日反発して引けたNYダウが下落して始まるとドル円は112円付近まで下落。ダウは一時310ドル超と大きく下落したがその後は急速に回復したことでドル円も反発。FOMC議事要旨で利上げに前向きな内容が示されたことからドルが全面高となりドル円も112円55銭まで上昇した。
NY市場の引けた後には為替報告書が発表され「主要貿易相手国に為替操作はなかった」との内容となった。
懸念された中国が為替操作国にあたらなかったことから円安の流れが今後強まるとみている。
フィボナッチ50%戻しの113円10銭が目先のレジスタンスだが株式市場が堅調な地合いとなれば61.8%戻しの113円40銭も視野に入る。
ドル円予想レンジ:113円10銭(50%)~112円30銭
※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。
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[ユーロ米ドル]イタリア予算案問題とドル高

東京市場で比較的落ち着いた動きが続いたユーロだが欧州市場に入り下落に転じた。
イタリア政府高官が「19年度イタリア予算案がEUに拒否され、格付け会社が同国の格付けを引き下げる可能性がある」との認識を示したことでイタリア不安が再燃。また、ブレグジット協議が難航していることも嫌気されユーロの下押し圧力となった。
また、この日公開されたFOMC議事要旨で数人のメンバーが長期的な水準を上回るまで利上げが必要と判断しドル金利が上昇。ドル高が進んだことでユーロは1.15ドル付近まで下落して引けている。
結局ボリンジャーバンドの上限となる1.16付近で上値が抑えられユーロ売りが再開。10月8日に付けた安値1.1432を再度試す展開が予想される。
ユーロドル予想レンジ:1.1550~ 1.1420(BB下限)
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[トルコリラ円]牧師解放で政治リスク後退

先日トルコに監禁されていた米国牧師が解放されリラは反発。8月に牧師解放を巡り米国との関係が悪化して始まったリラの下落だけに今回の開放で政治リスクが一気に後退。また、トルコのサウジ領事館で起きた殺害疑惑でもトルコと米国の関係改善が見込まれる。
トルコ円はボリンジャーバンドの上限に沿って上昇。バンドウォークの始まりとみる。
まだ、完全に不安感が払しょくされたわけではないものの売られ過ぎたリラの上昇余地は大きい。
上値目途としては61.8%戻しとなる20円90銭付近。
トルコリラ円予想レンジ:20円90銭~19円90銭
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[全般]FOMC議事要旨と為替報告書でドル円上昇
昨日の東京市場では前日のNY株式市場が大きく反発した動きを継いで日経平均株価や上海総合指数も上昇。リスクオンの動きが広がりドル円も比較的底堅い動きが続いた。
ただ、欧州市場ではイタリア予算案がEUに拒否され格付けが引き下げられる可能性が示されユーロが下落。また、ブレグジット協議では合意無き離脱への懸念が広がりポンドも下落しドルは全般に上昇。一方、クロス円の売りも強まりドル円は綱引き状態となった。
NY市場では住宅着工や建設許可件数が予想を大きく下回ったがハリケーンの影響もあり市場への影響は限定的となった。
一方、前日上昇を見せた米国株価が三指数ともに大きく下落して始まるとドル円は一時112円付近まで押し戻された。
しかし、その後株価が急速に回復に向かったことでドル円も再び上昇するなど株式市場の動向に振られやすい状況が続いた。
その後FOMC議事要旨が公開されるとドルは一斉に上昇に転じた。「数人のメンバーが長期的な水準を上回るまで利上げが必要と判断」「経済活動の拡大が続けば追加利上げが適切になる」など、今後も利上げ継続との見方が広がったためだ。
これを受け動きが見られなかった米長期金利は再び上昇に転じるなどドル買いの動きを加速させた。
また、NY市場が引けた後に為替報告書で「中国を為替操作国と認定せず」「主要貿易国に為替操作はなかった」と発表され市場に安心感が広がっている。
NY市場が引けた後だけに市場の影響は今のところ限られている。
ただ、これまでドル円の上値を抑える要因でもあっただけにドル円クロス円全般に買い安心感が広がるだろう。
ブレグジットやイタリア問題などは燻るものの強い米国経済を背景としたドル高は今後も継続するとみる。
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