[米ドル円]世界同時株安でリスク回避の円買い

上海総合指数が前日から一転大幅下落となったことで日経平均株価も下落。東京市場でドル円は112円ミドル付近まで下落。その後トルコ大統領がサウジが計画的に記者を殺害したことを発表。サウジへの制裁が強まる可能性もあり地政学的リスクの高まりが円買いを促した。
また、イタリア財政問題も重なり欧米の株式市場も下落幅を拡大。NYダウはキャタピラーの株価が下落すると一時550ドル近い下落幅となった。しかし、引けにかけて下落幅を縮小するとドル円も112円ミドル付近まで押し戻された。
世界同時株安の中でドル円の下落幅は1円以下と寧ろ底堅さを示すものとなった。
株式市場は過度に反応した後はその反動が来るといったパターンを繰り返している。
今日はその反動が強まるとみており再び113円近くまで上昇を予想する。
ただ、112円90銭にはオプション絡みの売りが並んでいるとの観測もあり一旦は上値が抑えられそうだ。
ドル円予想レンジ:112円90銭(BB中心)~112円20銭
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[ユーロ米ドル]イタリア予算案差し戻し

イタリア2019年予算案に対して欧州委員会は差し戻しを決定。3週間以内に修正案を提示することを求めた。しかし、ディマイオ伊副首相は「イタリア予算案はイタリア人が決める」「我々は後には引かない」など強硬的な姿勢を崩さない。このニュースでユーロは1.1440まで下落した。しかし10月8日に付けた安値1.1433には届かずに反発。1.1433から1.14付近はヘッドアンドショルダーのネックラインにあたり、ボリンジャーバンドの下限も位置するなどテクニカル的に見ると重要なレベルとして意識されている。
一先ず手前でサポートされたことで本日は上値を試す展開が予想される。
ただ、もし上値が重く再度下値を試して下抜けするようなら1.14割れからは売りで入りたい。
ユーロドル予想レンジ:1.1530(50%)~ 1.1440(前日安値)
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[カナダドル円]BOC利上げ織り込む?

世界的な同時株安で円が上昇したことでカナダ円はNY時間にこの日の安値となる85円36銭まで下落。しかし、その後反発し85円99銭まで押し戻された。
サウジアラビアの記者殺害事件で供給が増えるとの見方から原油価格が下落したこともカナダドル売りを促した。しかし、サウジが報復制裁を行うとすれば供給を減らすとの見方もある。原油価格の下落も一時的とみる。
本日はBOC政策会合が開かれ政策金利を1.5%から1.75%に引き上げると予想される。市場は既に織り込んでいるとの見方もあるが、昨日の株価急落でポジションを縮小した可能性がある。
予想通り利上げに動き、今後も利上げ継続姿勢が示されるようなら素直に買いで反応するとみている。
上値目途としてはフィボナッチ38.2%戻しでありボリンジャーバンドの中心線が位置する86円80銭付近が意識される。
カナダドル円予想レンジ:86円80銭(38.2%、BB中心)~85円60銭
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[全般]世界同時株安とサウジマネーの動き
昨日の東京市場では上海総合指数が前日と打って変わり反落したことで日経平均株価も大幅安。リスク回避の円買いが進みドル円クロス円ともに下落。
欧州市場では注目のイタリア財政問題に対する欧州委員会は予算案を差し戻し3週間以内に再提出することを求めた。それに対してイタリア副首相は「イタリア予算はイタリア人が作成する」などEUとの対立姿勢を示したことでユーロも上値の重い展開となった。
また、トルコのエルドアン大統領はサウジの記者殺害に関する詳細を発表。サウジ側の説明を否定したが皇太子の関与については触れなかったことで一先ず混乱は回避された。しかし、サウジに対する制裁が本格的になるとサウジの投資マネーによる株や原油市場などの売りが強まるとの見方から市場の不安感は拡大。
NYダウは一時500ドル超の下落。フランクフルト市場では1年10か月ぶりの安値。ロンドン株式市場も7か月ぶりの安値を付けるなどリスク回避の動きが更に進みドル円は一時112円を割り込む場面も見られた。
しかし、NY市場の引けに向けて急速に下落幅が縮小したことでドル円やクロス円の巻き戻しが入った。
サウジが報復制裁を実施するとなればサウジ投資マネーが株式市場などから資金を引き揚げるとの見方もあり今後注目したい。
日替わり的に市場のセンチメントが変わりやすい状況が続いており、今日の株や為替市場では反発の動きが強まるとみている。
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