ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2018-10

[米ドル円]ドル円の打たれ強さ

(米ドル円日足)


先週末にトランプ大統領が日本が市場開放しない場合には日本車に20%の関税をかけると発言。しかし、週明け東京市場では日経平均株価が上昇して始まったことから寧ろドル円は底堅い動きで始まった。トランプ大統領の発言は中間選挙前のパフォーマンスとの見方があった模様。欧州市場ではメルケル首相が党首退任となったが首相は継続するとの報道でユーロ円などの買いが入りドル円も上昇。欧州株式市場も堅調な地合いとなったこともドル円の押し上げ要因となった。
NY市場では株価が大きく上昇して始まったことでドル円はこの日の高値となる112円56銭まで上昇。しかし、その後急落するとリスク回避の円買いが強まりドル円は112円19銭まで押し戻されたが下げ止まりから反発。リスク回避のドル買いが強まり結果的にドル円は底堅い動きで終了。
NY株式市場の乱高下は依然として続いているものの米経済指標などは強い米経済を示すものが多い。
今週末の雇用統計などへの期待もありドルは底堅い動きが続く113円手前では戻り売りを出しておきたい。

ドル円予想レンジ:113円00銭(基準線、50%)~111円90銭

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。

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[ユーロ米ドル]メルケル氏の党首退任で上値重く

(ユーロ米ドル日足)


先週末に行われたドイツのヘッセン州議会選挙で与党が大敗したことからメルケル氏が党首退任を表明。ユーロは一時1.1361まで下落。しかし、その後首相は2021年の任期まで続投すると言及したことで1.1416まで上昇した。しかし、メルケル政権の求心力が低下することからユーロの上値は抑えられ1.1360付近まで押し戻されて終了。
先日ドラギ総裁のハト派的な発言などもありユーロ売りが出やすい状況が続く。
一先ずボリンジャーバンドの下限となる1.1315付近が下値サポートとなるが、今年最安値となる1.13ドルを割り込むようなら1.12ドルまで特に目立ったサポートはみられない。
1.13手前では買いを入れてみるが割り込むようなら売りで攻めていく。

ユーロドル予想レンジ:1.1500~ 1.1380(BB下限)

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[NZドル円]底固めから上昇へ

(NZドル円日足)


先週末の東京市場でアジア株が下落すると豪ドルやNZドルが急落。NZドル円も一時72円37銭まで下落したがその後は買い戻しが入るなど荒っぽい動きとなった。
結果的に目先のNZドルロングが振り落とされたことで底値を固めた可能性が高い。
特に材料はないものの、貿易摩擦や中東の地政学的リスクとの関わりが少ないNZドルに買いが入りやすくなっているとみる。
8月から72円前半では跳ね返されており今回も入れると4回目の底固めとなる。
72円台後半では押し目買いを狙っていきたい。

NZドル円予想レンジ:73円60銭(61.8%)~72円80銭

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[全般]ドル高と円高の綱引きはドルが上回る

アジアから欧米市場にかけて株式市場に不安定な動きが見られた。ドイツのメルケル首相の党首退任などネガティブ材料はあったもののドル円クロス円ともに底堅い動きとなった。リスク回避によるドル高と円高でドルが上回ったものの予断を許さない状況が続いている。
週明け東京市場では先週末のNY株式市場が下落して引けたものの日経平均株価は上昇。ドル円も一時112円台まで回復したものの、その後上海総合指数が下落幅を拡大。中国景気減速懸念やドイツのヘッセン州議会選挙での敗北などが嫌気され日経平均株価もマイナスに転じるとドル円も112円を割り込んだ。
欧州市場ではメルケル首相が党首退任を発表したものの2021年の任期終了まで首相を続投するとの発言からユーロは反発。欧州株式市場はプラス圏での動きとなった。
一方、NY株式市場は最初「中国当局は自動車購入にかかる税率引き下げを計画」との報道で上昇。しかし「米中首脳会談が不調な場合米国は新たな対中関税を発動する計画がある」との一部報道でNYダウは一時560ドル近く下落。結果的にNY株式市場は三指数ともに下落して終わるなどアップダウンの激しい展開が続いた。
しかし、ドル円やクロス円はともに底堅い動きとなったもののリスクは依然として高く予断を許さない状況に変わりはない。
先週末にはトランプ大統領が日本に対して市場開放しない場合には日本車に20%の関税をかけると発言するなど円高リスクも燻る。
中国への追加関税やこの発言などは一週間後に始まる中間選挙を控えたパフォーマンスとの声も聞かれる。
いずれにしても、市場の不安定な動きの中でドル高と円高の綱引きがドル円やクロス円の動きを左右する。

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。

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