ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2018-11

[米ドル円]三角保ち合い収束へ

(米ドル円日足)


パウエル発言でドルが全面安で迎えた東京市場では日経平均株価が上昇して始まったもののドル円は上値の重い展開が続いた。
その後は米中貿易摩擦への懸念もあり株式市場も上昇幅を縮小。ドル円は113円21銭まで下落した。
その後は買い戻しが入ったもののNY時間に発表された米PCEコアデフレーターが予想を下回ったことからドル円はこの日の安値となる113円19銭まで下落。
しかし、NY株式市場が三指数ともに調整の売りが先行したもののドル円は反発。
その後FOMC議事要旨が公開され改めて利上げの打ち止め感が示されたことでドルの上値が抑えられた。
株式市場も引けにかけてマイナスに転じるなどドル円にとってはアゲインストの風が吹いたものの売りは限定的。
一先ずドル売り材料は一巡したこともあり113円前半は目先底値として意識されそうだ。
月末のドル買い需要や米中首脳会談を控えポジション調整の買い戻しも入るとみており、今日は底堅い動きを予想する。

ドル円予想レンジ:114円00銭(11月28日高値)~113円20銭(50%)

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。

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[ユーロ円]イタリアとEU対立リスク後退で

(ユーロ円日足)


パウエル発言でドル安が進みユーロは対ドルで上昇が続いている。一方、ドル円は一先ず売りが一巡したこともありユーロ円の上昇は今日も続くとみている。
また、昨日はデキンドスECB副総裁が「イタリアと欧州委員会は予算案で合意に達することができると予想」と発言したこともユーロの下支えとなった。
一方、英国のブレグジットを巡りポンド売りが強まるとユーロポンドの買いがみられたこともユーロ円を押し上げた。
今日の欧州時間に発表されるユーロ圏HICPは前月の2.2%から2.0%に低下すると予想される。予想通りであればニュートラルだが、予想を少しでも上回るようならユーロ買いに反応しやすい。
日足ローソク足は長い下髭を伸ばしておりユーロの買いの強さを示している。
ボリンジャーバンドの上限でありフィボナッチ50%戻しの129円後半を試す展開を予想する。

ユーロ円予想レンジ: 129円90銭(BB上限、50%)~128円90銭

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。

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[NZドル円]調整の売り一巡後上昇へ

(NZドル円日足)


パウエル発言で一気に78円16銭まで買われたNZドル円だがその後調整売りが強まり77円58銭まで押し戻された。
その後はもみ合いが続いているがまだ調整売りが残っているように見える。
昨日の安値となる77円58銭の底値を割り込むかどうか確認したところで買いを入れていきたい。
もし、このレベルを下回ったとしてもパウエル発言で上昇する前のレベルでもありフィボナッチ38.2%戻しの77円40銭を抜けるのは難しい。
米ドルは利上げ打ち止め感からNZドルは対ドルで上昇傾向に入る。一方、金利の打ち止め感は株式市場を押し上げるものでリスクオンの円安が進みやすい。
結果的にクロス円の買いが出やすく、その中でもNZドル円は一層の上昇が期待できる。
押し目買いスタンスで臨みたい。

NZドル円予想レンジ:78円30銭(BB上限)~77円60銭

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[全般]米中首脳会談への期待と不安

ドル円は前日のパウエルFRB議長の発言を受けドルが急落したことで上値の重い展開で始まった。
昨日の東京市場では前日のNY株式市場の大幅上昇を受け高く始まったものの、ドル円はパウエル発言によるドル全面安の煽りを受け上値の重い展開が続いた。
また、週末の米中首脳会談を控え貿易摩擦問題への進展期待が後退したこともドル円の売りを誘った。
NY時間に米10月PCEコアデフレーターが0.1%と予想の0.2%を下回ったことからドル円は一時113円19銭まで下落した。
しかし、前日大幅上昇となったNY株式市場は調整も入り軟調な地合いでスタート。ただ、未明に公開されたFOMC議事要旨では複数の参加者が中立金利に近づいたとし、追加利上げは経済を減速させる恐れがあるとの意見がみられた。これは前日のパウエルFRB議長の発言内容と近いことからドル売りの動きが強まった。
ただ、株式市場は下げ幅を縮小する中で円安の動きが徐々に強まりドル円は113円55銭まで反発。一先ず底値を確認した格好だ。
明日は米中首脳会談が行われる予定だがライトハイザーUSTR代表が「自動車関税に関する中国の政策は実にひどい」「中国は依然意味のある提案をしていない」など中国への圧力をかける姿勢がみられた。中国側も「米国が歩み寄ることを期待している」などと歩み寄る姿勢が見られず米中首脳会談への懐疑的な見方が広がっている。
今日は週末で月末ということからドル買い需要が高まる可能性が高く、先日のドル安の買い戻しが強まるとみている。
しかし、米中首脳会談を控え週末のポジションはできるだけ軽くしておきたい。

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。

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[米ドル円]株高とドル安で綱引き状態

(米ドル円日足)


東京市場で日経平均株価の上昇などからドル円は底堅い動きで推移。一時113円90銭まで上昇したが114円台には売りが並んでいたことで上値が抑えられた。
NY市場ではNY株式市場が前日に引き続き堅調な地合いで始まるとドル円は114円03銭まで上昇。
しかし、その後パウエルFRB議長が中立金利に近づいていると発言。
市場では利上げ打ち止めが近いとの見方が広がるとドルは一斉に下落。ドル円は113円44銭まで一気に下落した。
一方、NY株式市場の上昇が加速し三指数ともに大幅高となったことで円安も進みドル円は一先ず下げ止まった。ドル安と円安の綱引き状態は依然として続いている。
週末の米中首脳会談で何らかの合意が得られるとの見方が増えており、米中関連の発言などがあれば再び114円台を試す展開が予想される。

ドル円予想レンジ:114円20銭(BB上限)~113円40銭(BB中心、38.2%)

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[ポンド米ドル]BOE分析とドル安

(ポンド米ドル日足)


BOEは離脱後の英国経済分析を行った結果「無秩序なEU離脱はGDPを8%押し下げポンドを25%下落させる」「失業率は7.5%に上昇しインフレは最大6.5%に急進」とした。
メイ首相は「ブレグジット経済分析は我々の離脱シナリオが適切であることを示している」と発言。
ハモンド財務相は「メイ首相の離脱協定案は英経済にとって最善な唯一の案」
ゴーブ英環境食料農村相も「メイ首相のブレグジット案は現状では最善」などと発言するなど合意に向けた動きがポンドを押し上げた。
NY時間にパウエルFRB議長のハト派的発言を受けドルが急落するとポンドは1.2740付近から1.2847まで100ポイント余り上昇。
一先ず1.26ミドルの下値サポートをキープした格好だ。
ただ、依然として合意無き離脱の可能性は燻ることから上値も限定的。
フィボナッチ38.2%戻しでありボリンジャーバンドの中心線でもある1.2890付近では売りを出しておきたい。

ポンドドル予想レンジ: 1.2890(38.2%、BB中心)~1.2790

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[NZドル円]上限を抜けて買いが加速

(NZドル円日足)


今週に入りNZドル円の買いの勢いが増している。
昨日の東京市場では日経平均株価の上昇によりNZドル円も底堅い動きで始まった。
その後もじり高の動きが続く中でNY時間にパウエルFRB議長のハト派的発言を受け株価が大幅上昇。リスクオンの動きから円安が進みNZドル円は直近の高値77円70銭を上抜け損切りも巻き込みながら78円16銭まで上昇した。
ほぼ高値圏での引けとなったことで買いの勢いは依然として強いとみてよいだろう。
今日の日経平均株価が上昇して始まることは間違いなく、更なる円安がNZドル円を押し上げるだろう。
目先の上値目途としてはボリンジャーバンドの上限となる78円40銭付近。
NY株式市場が更に上昇するようなら4月13日に付けた高値79円60銭が視野に入る。

NZドル円予想レンジ:78円40銭(BB上限)~77円70銭

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[全般]パウエル発言でドル安株高

週末の米中首脳会談を控え相場は膠着状態に入るかと思われたがパウエルFRB議長の発言で一転。ハト派的な発言によりドルは全面安となりNY株式市場は大幅高となった。
NY株式市場が二日続騰となったことで東京市場では日経平均株価が上昇。ドル円もリスク回避の動きが後退し113円90銭まで上昇。しかし、週末の米中首脳会談を控え積極的な買いは見られなかった。
欧州市場ではウクライナ情勢の緊迫化でユーロは上値の重い展開で始まった。また、イタリア予算案を巡る不透明感もユーロ売りを促した。
一方、ポンドはBOEのブレグジット後の経済分析の結果や複数のブレグジット合意への賛成派の発言などから上昇。ユーロポンドの売りが目立った。
NY時間に発表された米GDP改定値は3.5%と予想通りの強い結果となった。一方、新築住宅販売は-8.9%と予想の3.7%を大きく下回ったものの市場の反応は見られなかった。
その後行われたパウエルFRB議長の講演では「金利は中立金利を若干下回る」とし、前回10月の「中立金利にはまだ距離がある」との表現を変更。利上げ打ち止めが近いとの見方が広がると株式市場は一気に上昇幅を加速。ドルは全面安となった。
これまでの株価の下落傾向を受けたものとみられるが、このパウエル効果が強すぎると再び株価の上昇が加速し発言が変わる可能性も残る。
いずれにしても、これにより株式市場の不安定な動きは終了し上昇傾向となりドル安円安の動きが一段と強まるとみる。
週末の米中首脳会談でも何らかの合意が得られるようなら更なる株価の上昇と円安が進むことになるだろう。

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[米ドル円]市場の安定は円安

(米ドル円日足)


東京市場でドル円は日経平均株価が下落したところで113円42銭まで下落した。
その後米中首脳会談で「貿易戦争の停戦合意の可能性」との報道でドル円は113円66銭まで上昇。しかし、この内容は11月1日のものと分かるとすぐに押し戻されたものの、市場の期待はその後も維持された。
NY市場では株式市場が三指数ともに続伸したことで円安の動きが加速しドル円は113円84銭まで上昇。パラボリックの位置する113円90銭にあと一息というところまで近づいた。
市場が安定してきたことで円安地合いが強まり始めており、今日は114円台を試す展開が予想される。ただ、週末の米中首脳会談を控え上値も限定的とみる。

ドル円予想レンジ:114円20銭(BB上限)~113円50銭

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[ポンド米ドル]最安値更新の可能性

(ポンド米ドル日足)


昨日はブレグジットに関する発言が相次ぎポンドは軟調な地合いで推移。
フォスターDUP党首は「メイ首相の案を支持することはできない」「議会で通過させることはできない」と発言。一方、リディントン英内閣府担当大臣は「ブレグジットはプランBはない」「議会で否決されてもEUが他の案を出してくれるとは甘い」など議会に説得する動きもあった。しかし、ポンドは上値の重い展開が続いた。
NY時間にトランプ大統領が離脱案に関して「米英貿易協定に障害になる可能性もある」と発言。メイ首相が劣勢になればFTAに支障が出るとの見方を示したことでポンドは更に下落。1.2725の安値を付けるとそのまま安値圏での引けとなった。
今年最安値の1.2662に近づいており、この底値を割り込むようなら1.25ドル付近を試す展開も予想される。
ただ、メイ首相が議会の合意を得るかどうか見極めるまでは底割れの可能性は低いとみる。
1.26台は買いを入れていきたい。

ポンドドル予想レンジ: 1.2890(38.2%、BB中心)~1.2650(BB下限)

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[ユーロ円]保ち合い相場の収束

(ユーロ円日足)


11月12日からユーロ円は保ち合い相場が続いており、このレンジ相場はしばらく続く可能性が高い。
イタリア予算案を巡りコンテ首相は財政赤字の対GDP比2.2%まで引き下げることはほぼ確実に見込むと発言。一先ずEUとの交渉余地ができた格好だ。
2.4%が2.2%に引き下げられたとしても大きな違いはなく今後もEUとの対立は長期化するとの見方も多い。
いずれにしても、当面大きな動きがないようならユーロ円は129円から127円ミドルのレンジ相場が継続されるとみる。
129円手前で売り、127円台での買いを入れるスタンスを繰り返すことで細かく利益を積み上げていきたい。

ユーロ円予想レンジ:129円00銭~128円00銭

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[全般]NY株価続伸で一安心

NY株式市場が前日に引き続き上昇。トランプ大統領の発言で上下に振らされる場面も見られたが米中首脳会議への期待などから市場全体に安心感が広がった。
昨日の東京市場では日経平均株価が高く始まったもののその後下落に転じたことでドル円も上値が抑えられた。しかし、後場に入ると米中貿易交渉への期待の高まりから株価が上昇に転じるとドル円も一時113円66銭まで上昇した。
欧州市場ではポンドが下落してスタート。
トランプ大統領の「英国とEUが合意した離脱案について米英貿易協定の障害になる可能性がある」との報道で売りが加速した。
ポンドが下落するとユーロも攣られ安となりドルは全般に堅調な地合いとなった。
NY市場ではクラリダFRB副議長が「米経済は強健、労働市場は健全」「漸進的な利上げを支持」「インフレが目標を上回れば政策を調整する」などと発言。市場はハト派的な発言を予想していたことからドル買いが強まった。
トランプ大統領がG20後の来週にも輸入車に対して関税を課す可能性があるとの報道でユーロが下落幅を加速。
一方、注目のNY株式市場は前日に引き続き三指数ともに上昇。
先週までの極端な乱高下は一先ず後退したことで市場には安心感が広がりドル円はこの日の高値となる113円84銭まで上昇。ほぼ高値圏での引けとなった。
週末の米中首脳会談では対中制裁が一旦棚上げされるのではという見方が広がり始めている。中国制裁がNY株式市場の乱高下の一因とされる中でトランプ大統領が手綱を緩めるとの見方がある。
首脳会談の結果が出るまでは予断を許さないものの、目先は株価安定で円安が進みやすい地合いが予想される。

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[米ドル円]NY株式市場反発でリスクオン

(米ドル円日足)



週明け東京市場では先週末のNY株式市場が軟調な地合いで引けたことからドル円は上値の重い展開が予想された。
しかし、日経平均株価が上昇に転じるとドル円も底堅い動きでスタート。
その後イタリア予算案への懸念が後退したことでクロス円全般に買いが入ると円は全面安。ドル円は113円35銭まで上昇。
連休明けのNY市場では株式市場が三指数ともに大幅反発となったことで債券売りが先行。長期金利が上昇したことでドル買いも進みドル円はこの日の高値113円65銭を付けて引けている。
米国感謝祭前の下落に対する買い戻しの動きが先行したことで一先ず目先はリスクオンの動きが継続するとみる。
途転のタイミングを示すパラボリックが114円に位置しており一旦はこのレベルでは売りを出しておきたい。

ドル円予想レンジ:114円00銭(パラボリック)~113円20銭(BB中心)

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[ポンド円]離脱協定合意と議会の反発

(ポンド円日足)



25日に英国とEUが離脱案で合意したことを受け週明け東京市場でポンド円は堅調なスタートとなった。
NY市場では株式市場が三指数ともに大幅高となったことから円安が進むとこの日の高値となる145円75銭まで上昇。
ただ、米長期金利が同時に上昇したことでポンドが対ドルで下落したものの円安がその動きを相殺。結果的にポンドは対円では高止まり状態となって引けている。

離脱案でEUと合意したことは市場で好感されたものの、英国議会での反発が予想以上に強いことからポンドの上昇も限定的となっている。
結果的に円が全面安となったことからポンド円は高値圏で引けているが、ここからの買いは慎重にしたい。
上値目途としてはフィボナッチ38.2%戻しでありボリンジャーバンドの中心線が位置する146円付近が意識される。

ポンド円予想レンジ:146円00銭(38.2%、BB中心)~145円00銭

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[ユーロ米ドル]イタリア財政赤字削減期待とドル高

(ユーロ米ドル日足)



東京時間にイタリア政府が来年度予算案について財政赤字の目標を当初の2.4%から2.0%に減らすことを検討しているとの報道でユーロは上昇。
朝方のレベル1.1325近辺から欧州市場にかけて1.1384まで上昇した。
この日発表されたドイツのIFO が予想を下回ったことで上値が抑えられた。
NY市場に入ると米長期金利が上昇したことから下落に転じると上昇前の1.1325まで押し戻され往って来い。
一先ずイタリアとEUとの対立への懸念が後退したものの、今後の成り行き次第では再び対立する可能性が残る。
ボリンジャーバンドの中心線は依然下降トレンドを継続しており、上値の重い展開は続くとみる。
目先はバンド内でのレンジ相場が予想されることから下限バンドの位置する1.1250手前に来たら押し目買いスタンスで臨みたい。

ユーロドル予想レンジ:1.1370(BB中心)~1.1310(61.8%)

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[全般]連休明けNY株式大幅反発

注目された連休明けNY株式市場は大幅反発となったことでリスク回避の動きが後退。円は全面安となった。しかし、この動きは調整の戻しなのか本格巻き戻しが入るのかの判断には時間が必要だ。
昨日の週明け東京市場では先週末のNY株価下落の影響を受け小幅安でスタート。ドル円も112円後半でのもみ合いで始まった。しかし、その後日経平均株価が上昇し始めるとリスクオンの円安が進みドル円も113円台に乗せてきた。
2025年に大阪万博が決定したことなどが株価下支えとなった模様。また、イタリア政府が来年度予算案について財政赤字の目標を減らすことを検討しているとの報道で市場に安心感が広がった。
欧州市場にかけてユーロは対ドル対円で買いが強まった。また、英国とEUが離脱案で合意しポンドも同様に上昇。ユーロ円やポンド円の上昇に攣られて資源国通貨などのクロス円が全面高。円の独歩安となった。
NY市場では先週末に株式市場に引き続き下落が続くとの懸念があったが結果的に再指数ともに大幅反発。リスクオンの動きが更に高まると米国債の売りが強まりドル高が先行。
ドル円は113円65銭の高値を付けて引けている。
一先ず株価下落への懸念が後退したものの、この動きが連休前に大幅下落した調整の戻しであれば再び下落に転じるリスクが燻る。
イタリア予算案に関してはまだ検討の段階だけに警戒感が漂う。また、英国のEU離脱案で合意したものの議会の賛成を得るにはまだかなりの難関が待ち構えている。
過度な警戒感は後退したものの依然としてリスクが燻る状況に変わりはない。
注目は今週末のG20 での米中首脳会談に集まる。
その結果を見るまでは一先ずNY株式市場が落ち着いたことから今日はリスクオンの動きから円安が一段と進む可能性が高いとみる。

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[米ドル円]ドルと円の綱引き状態継続

(米ドル円日足)



先週は日米の祝日が重なりドル円は週を通し90銭程度の値幅にとどまった。
ただ、NY株式市場が1000ドル近く下落した割にはドル円は底堅い動きを維持。ドル高と円高の綱引き状態がドル円の動きを支えている格好だ。
今週は週末に米中貿易協議が控えていることから依然として綱引き状態が続くと予想される。ただ、その中でもユーロやポンドの下落幅が拡大しドル高が円高の動きを上回る可能性が高まる。
今週もNY株価が下落したとしても112円の下値の堅さが確認されただけに底値が割れないという安心感が漂う。
一方、10月以降114円台の上値の重さも印象的なだけに今週も狭いレンジ内での動きが予想される。

今週のドル円予想レンジ114円10銭(BB上限)~112円20銭(雲の下限)

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[ポンド円]離脱協定案期待とスペインの反対

(ポンド円日足)



先週末のポンド円は軟調な地合いで推移。
25日の臨時EU首脳会議で英国離脱案について正式合意が期待される中でポンド売りが先行。英国領ジブラルタルを巡りスペインが離脱反対の姿勢を強めたことが上値を抑えた。
ただ、スペイン1国が反対に回ったとしても合意への影響はなく最終的に合意に至ればポンド買いに反応するとみる。ただ、メイ首相の信任案や議会の混乱など国内問題などへの懸念が上値を抑える。
テクニカル的にみるとボリンジャーバンドの中心線で上値が抑えられ雲の下限付近で下げ止まった。
協議が合意に至れば再び上昇に転じ雲の上限を目指す展開が予想される。
合意に至らなかったとしても今後も交渉が継続されることから下値も限定的。
10月26日に付けた安値142円77銭からボリンジャーバンドの下限が位置する142円50銭付近にかけて強いサポートとして意識される。
このレベルでは押し目買いを入れていきたい。

今週のポンド円予想レンジ:147円40銭(61.8%)~142円50銭

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[豪ドル米ドル]米中首脳会談に注目

(豪ドル米ドル日足)



先週はNY株式市場が大幅下落となりリスク回避の動きが豪ドルの上値を抑えた。また、原油価格の下げ止まりも見られず資源国通貨としての豪ドル売りを促した。
米中貿易摩擦による中国景気への不透明感もあり下落が続いた豪ドルは10月末に0.7020の安値を付けた後に反発。下落トレンドラインを上回り上昇に転じた可能性がある。
週末の米中首脳会談で貿易摩擦問題を巡る交渉が予定されている。
最近のNY株価の下落を受けてかトランプ大統領は中国との交渉に楽観的な見方を示すコメントが増えている。中国としてもなんとしても米国からの圧力をかわそうとの思いもある。対立が緩和されるようなら安心感が広がりNY株価も上昇。同時に中国の影響を受けやすい豪ドルにも買いが強まるとみている。
交渉が失敗した場合には豪ドル売りに反応するとみるが貿易協議は今後も継続することから下げも一時的とみる。
ここにきてランドやカナダドル等の資源国通貨が堅調な地合いで推移しているのはそれだけ投資意欲が強いとみることができる。
豪ドルも将来的に利上げが期待されることから押し目買いスタンスで臨みたい。

今週の豪ドルドル予想レンジ:0.7350(BB上限)~0.7140(61.8%)

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[全般]週末の米中首脳会談に注目

先週はNYが感謝祭を挟むなかでNYダウが続落。原油価格も50ドル付近まで下落して終わったことで連休明けのNY市場の動向に注目が集まる。EU臨時首脳会議の結果や週末の米中首脳会談を控えネガティブサイドへの神経質な展開が予想される。
先週末の金曜日は日本が勤労感謝で祝日となる中で動意が乏しかった。
欧州市場に入りドイツやユーロ圏のPMIが製造業、サービスともに予想を下回るとユーロが急落。ポンドもEU離脱問題を巡りスペインがジブラルタルの領有権を主張する問題もあり離脱反対を主張するなど下落。
この日はNY市場が短縮取引となる中でNY株式市場もダウが三日続落となりナスダックも反落。更に、WTI原油価格もサウジの減産に懐疑的な見方が広がり50ドル付近まで下落して終了。リスクオフの動きとなった。
しかし、ユーロやポンドが下落したことでドル高の流れが強まりドル円は113円近くまで上昇するなど底堅さが目立った。
日米祝日で参加者の少ない中でのNY株安が、連休明けのNY市場でも継続するか注目。
既にNY株式市場が本格的な調整に入ったとの見方が広がる中で続落するようなら悲観的なセンチメントがさらに広がることになる。
今週は週初にも臨時EU首脳会議で離脱協定案の結果を巡りポンドの動きが注目される。
また、週末にはG20で米中首脳会談が開かれ貿易摩擦問題を巡る交渉が予定されている。
これらの問題に関する要人発言が増えると予想され、ちょっとした悪材料などに敏感に反応しそうだ。
ただ、米中首脳会談で貿易摩擦交渉への期待は相場の下支えとなりそうだ。
最近の株価下落を受けトランプ大統領も中国に対してある程度譲歩するのではといった期待もある。週末に至るまでは米中関連の要人発言で一喜一憂する相場展開も予想される。
いずれにしろ米中通商交渉の行方次第で下落が続くNY株式市場が反発に転じるか注目が集まる。
それまでは方向感がつかみにくく、不安定な相場展開が予想される。

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[米ドル円]祝日で様子見

(米ドル円日足)



昨日の東京市場では日経平均株価が下落して始まったものの仲値買いの動きが強まり10時近辺で113円19銭まで上昇。しかし、その後株価が下落するとドル円も112円95銭まで押し戻された。後場に入り再び株価が上昇に転じるとドル円も113円を復活。株式市場の動きに攣られる動きが目立った。
欧州市場ではドル円の売りが先行し112円89銭まで押し戻されたがその後は113円を挟んでの小動きで終始。
今日は日本が勤労感謝の日で休場。NY市場も前日に引き続き感謝祭でほとんど休場状態となることから動意の乏しい状態が予想される。
日足を見るとボリンジャーバンドも含め緩やかな上昇トレンドを継続しており、112円80銭あたりでの押し目があれば拾っておきたい。

ドル円予想レンジ:113円20銭(50%)~112円80銭

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[ポンド円]ブレグジット期待でポンド上昇

(ポンド円日足)



昨日のロンドン時間にポンドが一気に上昇。トゥスクEU大統領の「将来のEUと英国の関係は基本的に合意した」との発言を受けたものだ。しかし、EUの「離脱交渉はまだ残っている」との報道で一気に上昇前のレベルまで押し戻されたがすぐに反発。EUと離脱後の交渉などで大筋合意したことを市場は好感したものだ。
メイ首相が「昨日はユンケル委員長と良い議論ができた」と話したことも期待を高めた。
一方、議会の方では野党などを中心とした反対派が依然として圧力をかけるなど一枚岩というわけにはいかない状態が続く。
ただ、昨日は一目の雲の下限を上抜けたことで買いの圧力は依然として残る。
日本とNY市場が休場となり動意は乏しいもののブレグジット交渉を材料に一段の買いが入りやすい状況とみる。

ポンド円予想レンジ:146円10銭(38.2%、基準線)~145円10銭

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。

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[南アフリカランド円]SARB政策金利引き上げ

(南アフリカランド円日足)



昨日開かれた南ア中銀SARB政策会合では政策金利6.5%を6.75%に引き上げることを決定。3名が利上げを支持し3名が据え置きを指示するなど拮抗。
市場の一部では利上げを予想していたところもあり大きな動きは見られなかったものの素直に上昇。
原油価格が下落しているもののこのところ資源国通貨に買いが目立つ。
市場は不透明感の漂う通貨よりもこのような資源国であり高金利通貨などへの投資意欲が強まっているように見える。
ボリンジャーバンドは上昇トレンドを継続しており押し目買いスタンスで臨みたい。

ランド円予想レンジ:8円27.4銭(BB上限)~8円12銭

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[全般]NY休場で動意乏しく

昨日はNY市場が感謝祭で動意の乏しい中ポンドやランドに注目が集まった。ブレグジットへの期待でポンドは上昇。SARBは政策金利を引き上げランドが上昇といった動きが目立った。
東京市場では前日のNY市場でダウが下げ止まったことから日経平均株価が上昇して始まったがその後下落。OECDが経済成長見通しを下方修正したことも影響した模様。ドル円は113円を割り込む場面も見られた。しかし、後場に入り株価が上昇に転じるとドル円も再び113円台を回復したものの値動きは全般に緩慢。
欧州市場に入り暫くするとポンドが一気に上昇。トゥスクEU大統領の「将来のEUと英国の関係は基本的に合意した」との発言を受けたものだ。しかし、そのすぐ後にEUの「離脱交渉はまだ残っている」との報道で一気に上昇前のレベルまで押し戻されたがすぐに反発。交渉進展への期待が広がったためだ。
ユーロもポンドの上昇に攣られて上昇したもののイタリアの予算案を巡る不透明感から押し戻された。
この日はNY市場が感謝祭のため休場ということからその後は動意の乏しい状態で終始。
今日の東京市場は勤労感謝で祝日となり、NY市場も半日で終了するなど参加者の少ない中で基本的に静かな動きになりそうだ。
ただ、薄商いだけにちょっとした材料には過度な反応を示す可能性が高く注意したい。

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[米ドル円]雲の上限を上抜け

(米ドル円日足)



東京市場では日経平均株価が下落して始まったもののその後下げ幅を縮小。小幅な下落にとどまったことで底堅い動きが続いた。
その後欧州市場でクロス円が上昇したことでドル円も113円台を回復。一時113円15銭まで買いが進んだ。
その後FRBが来週にも利上げサイクルを休止するとの見方が広がり112円87銭まで押し戻された。しかし、NY株式市場が堅調な地合いで始まるとドル円は再び113円台を回復。NY市場が感謝祭を控え売りが一巡した観もあり一先ず落ち着きを取り戻した。
過度なリスク回避の動きが後退する中でアジアや欧州株式市場で堅調な地合いが予想される。
一目の雲の上限を上抜けしたことでドル円の買いが入りやすい状況とみており、先週末の高値113円60銭付近かフィボナッチ61.8%戻しの113円50銭が意識される。

ドル円予想レンジ:113円50銭(61.8%)~112円80銭(雲の上限)

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[ユーロ円]イタリアEU問題長い道のり

(ユーロ円日足)



欧州市場が始まったところで「イタリアのサルビーニ副首相が予算の修正に前向き」との報道からユーロは上昇。その後この報道が否定されたものの底堅い動きが続いた。
EU委員会はイタリアの19年予算案についてEU財政ルールに基づく制裁手続きを「正当化される」との報告書をまとめた。しかし、理事会に手続き着手を勧告するのは12月とまだ先。実際に制裁が発動されるのは来週になるとの見方から目先への影響は限定的。
寧ろ、制裁発動前にイタリアが歩み寄るのではといった期待もありユーロの買い戻しが強まった。
今日のNY市場が休場となるため株価下落懸念はひとまず後退。ポジション調整の巻き戻しが一段と進む可能性が高い。

ユーロ円予想レンジ:129円10銭(61.8%)~128円40銭

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[南アフリカランド円]SARB利上げ期待も

(南アフリカランド円日足)



本日開かれる南ア中銀SARB政策会合では政策金利6.5%が据え置かれると予想される。
しかし、一部では利上げの可能性もあり、利上げを見込んだランド買いを仕込んでいる可能性もある。
もし据え置きとなれば一時的にこれらのポジションの巻き戻しによる売りが予想される。
反対に、利上げが実施されるようなら素直にランド円の買いが強まるとみる。
今日はNY市場が休場となるためマーケットは参加者が少なくなっており、値動きが予想以上に大きくなる可能性が高い。
NY株式市場も休場となる中で株価の下落リスクはなく全般に安心感が広がる中で、SARB会合が終了すればランド円の買いが強まるとみている。

ランド円予想レンジ:8円18.5銭(BB上限)~7円97.9銭(50%)

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[全般]感謝祭前に株下げ止まり

連日大幅安が続いたNY株式市場もようやく下げ止まりを見せた。今日から感謝祭を控え一先ず落ち着きを取り戻したことで市場の不安感が後退。しかし、積極的なリスクオンには時間がかかりそうだ。
昨日の東京市場では前日のNY株式市場の大幅下落を受け日経平均株価への影響が懸念された。しかし、株価は朝方は大きく下落して始まったもののその後は買い戻しの動きが活発となり小幅な下落にとどまった。ドル円も112円ミドル付近から徐々に値を上げ113円近くまで買いが進んだ。
欧州市場に入りイタリア予算案に対する懸念が後退するとユーロが上昇。ユーロ円を中心にクロス円が上昇するとドル円は113円15銭まで上昇した。
しかし、その後FRBが早ければ来年春にも利上げサイクルを休止する可能性があるとの報道でドルが全面安。ドル円は112円後半まで押し戻された。
NY市場では下落が続いた株式市場が反発して始まるとリスク回避の動きが後退し円安が進行。ドル円は再び113円台に乗せてた。
その後発表された米耐久財受注が-4.4%と予想の-2.5%を下回ったことからドル売りが散見されたが影響は限定的となった。
その後も株価の下げ止まり感が広がると再び円安が進行しドル円はほぼ高値圏で引けてきた。
今日はNY市場が感謝祭で休場となり金曜日も半日で終了。既にポジション調整の売りはほぼ一巡した可能性が高く、原油や株価も目先落ち着いた動きが続くとみる。
明日は日本も祝日となることから今日は過度な悲観的な見方も後退し全般に円安の進行が期待できそうだ。

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[米ドル円]ドル全面高でドル円反発

(米ドル円日足)



東京市場で日本や中国株式市場が下落したことでドル円も上値の重い展開で推移。
欧州市場に入るとユーロ円の売りが入りドル円は112円32銭まで下落。その後買い戻しが入ったものの再び112円31銭まで下落。
NY市場ではダウが一時600ドルを超える下げとなるなど三指数ともに大幅下落。リスク回避の動きが強まる中で米長期金利の下げ幅が縮小するとドルが全面高。
ドルの上昇の勢いが円買いを上回るとドル円は112円85銭まで反発。ほぼ高値圏での引けとなった。
世界的な株安でも円は買われにくくなっておりドル円の底堅さが改めて確認された格好だ。
昨日の安値112円30銭近辺のすぐ下には一目の雲の下限もあり、底値として今後意識されそうだ。
明日はNY市場が休場で明後日は東京市場も休場。値動きは狭まると予想されるが112円前半では買いを入れてみる。

ドル円予想レンジ:113円00銭(38.2%)~112円30銭(前日安値)

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[ユーロ米ドル]イタリアへEUからの制裁

(ユーロ米ドル日足)



イタリア予算案を巡りEUとの対立がユーロに対する懸念を深めている。
昨日の欧州市場ではイタリア財政懸念を背景にイタリア国債利回りが1か月ぶりの水準に大幅上昇したことでユーロ売りが先行。
イタリアが予算案を修正しなかったことから欧州委員会は本日にもイタリアに対して制裁を発動するのではといった見方もある。
もし、何らかの制裁を発動するようならユーロ信認低下に繋がるとの懸念がユーロ売りを誘った。
ただ、市場は大分織り込んでおり世界的な株安が進む中で不安が増長したように見える。
ボリンジャーバンドの上限が上値を抑えたことも売りを誘ったとみられる。
一先ずボリンジャーの中心であり38.2%戻しとなる1.1360近辺で下げ止まった。
何らかの制裁が発動されるようなら一段の売りを誘い強いサポートとして意識される1.13付近まで下げ幅を拡大する可能性が高い。

ユーロドル予想レンジ:1.1430~1.1310(61.8%)

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