[米ドル円]市場の安定は円安

東京市場でドル円は日経平均株価が下落したところで113円42銭まで下落した。
その後米中首脳会談で「貿易戦争の停戦合意の可能性」との報道でドル円は113円66銭まで上昇。しかし、この内容は11月1日のものと分かるとすぐに押し戻されたものの、市場の期待はその後も維持された。
NY市場では株式市場が三指数ともに続伸したことで円安の動きが加速しドル円は113円84銭まで上昇。パラボリックの位置する113円90銭にあと一息というところまで近づいた。
市場が安定してきたことで円安地合いが強まり始めており、今日は114円台を試す展開が予想される。ただ、週末の米中首脳会談を控え上値も限定的とみる。
ドル円予想レンジ:114円20銭(BB上限)~113円50銭
※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。
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[ポンド米ドル]最安値更新の可能性

昨日はブレグジットに関する発言が相次ぎポンドは軟調な地合いで推移。
フォスターDUP党首は「メイ首相の案を支持することはできない」「議会で通過させることはできない」と発言。一方、リディントン英内閣府担当大臣は「ブレグジットはプランBはない」「議会で否決されてもEUが他の案を出してくれるとは甘い」など議会に説得する動きもあった。しかし、ポンドは上値の重い展開が続いた。
NY時間にトランプ大統領が離脱案に関して「米英貿易協定に障害になる可能性もある」と発言。メイ首相が劣勢になればFTAに支障が出るとの見方を示したことでポンドは更に下落。1.2725の安値を付けるとそのまま安値圏での引けとなった。
今年最安値の1.2662に近づいており、この底値を割り込むようなら1.25ドル付近を試す展開も予想される。
ただ、メイ首相が議会の合意を得るかどうか見極めるまでは底割れの可能性は低いとみる。
1.26台は買いを入れていきたい。
ポンドドル予想レンジ: 1.2890(38.2%、BB中心)~1.2650(BB下限)
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[ユーロ円]保ち合い相場の収束

11月12日からユーロ円は保ち合い相場が続いており、このレンジ相場はしばらく続く可能性が高い。
イタリア予算案を巡りコンテ首相は財政赤字の対GDP比2.2%まで引き下げることはほぼ確実に見込むと発言。一先ずEUとの交渉余地ができた格好だ。
2.4%が2.2%に引き下げられたとしても大きな違いはなく今後もEUとの対立は長期化するとの見方も多い。
いずれにしても、当面大きな動きがないようならユーロ円は129円から127円ミドルのレンジ相場が継続されるとみる。
129円手前で売り、127円台での買いを入れるスタンスを繰り返すことで細かく利益を積み上げていきたい。
ユーロ円予想レンジ:129円00銭~128円00銭
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[全般]NY株価続伸で一安心
昨日の東京市場では日経平均株価が高く始まったもののその後下落に転じたことでドル円も上値が抑えられた。しかし、後場に入ると米中貿易交渉への期待の高まりから株価が上昇に転じるとドル円も一時113円66銭まで上昇した。
欧州市場ではポンドが下落してスタート。
トランプ大統領の「英国とEUが合意した離脱案について米英貿易協定の障害になる可能性がある」との報道で売りが加速した。
ポンドが下落するとユーロも攣られ安となりドルは全般に堅調な地合いとなった。
NY市場ではクラリダFRB副議長が「米経済は強健、労働市場は健全」「漸進的な利上げを支持」「インフレが目標を上回れば政策を調整する」などと発言。市場はハト派的な発言を予想していたことからドル買いが強まった。
トランプ大統領がG20後の来週にも輸入車に対して関税を課す可能性があるとの報道でユーロが下落幅を加速。
一方、注目のNY株式市場は前日に引き続き三指数ともに上昇。
先週までの極端な乱高下は一先ず後退したことで市場には安心感が広がりドル円はこの日の高値となる113円84銭まで上昇。ほぼ高値圏での引けとなった。
週末の米中首脳会談では対中制裁が一旦棚上げされるのではという見方が広がり始めている。中国制裁がNY株式市場の乱高下の一因とされる中でトランプ大統領が手綱を緩めるとの見方がある。
首脳会談の結果が出るまでは予断を許さないものの、目先は株価安定で円安が進みやすい地合いが予想される。
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注意喚起
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