ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2018-12

[米ドル円]逆イールドも一時的か

(米ドル円日足)


前日にNY株価の急落を受け112円58銭まで下落したドル円は東京市場では買い戻しの動きが活発となり113円を回復。
休場となったNY市場でもクロス円などの買い戻しの動きが継続されドル円はこの日の高値となる113円24銭まで上昇しそのまま高値圏で引けている。
パウエルFRB議長は利上げ打ち止めが近いとの見方を示したことで米金利が一時的に逆イールドとなりリセッションへの懸念が高まったためだ。
しかし、実際の米経済は今の段階では不安は見られない。過度に反応した観もあり買い戻しの動きが入ったとみられる。
今日のNY市場で株価の回復がみられるようならドル円も一段の上値を試す展開が予想される。
ただ、三角保ち合いが収束する中で上下に大きな動きは期待できない。
一目の雲の上限がサポートとなる112円台に入ったところでは買いを入れていきたい。

ドル円予想レンジ:113円40銭(BB中心)~112円90銭

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。

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[ポンド円]英議会の混迷で神経質な展開

(ポンド円日足)


4日から始まったEU離脱案の審議では相次ぐ与党議員の造反などでメイ首相の求心力低下に不信感が広がった。しかし、11日の期限までに巻き返すとの期待もありポンドの下落も一先ず一巡。142円台でのダブルボトムを形成したとの見方もあり買い戻しの動きも見られた。
今日の休み明けNY株式市場が堅調な地合いで推移するようならリスクオンの円安が進みポンドは一段の上値を試す展開を予想する。
上値目途としてはボリンジャーバンドの中心線でありフィボナッチ38.2%戻しとなる145円40銭付近が意識される。

ポンド円予想レンジ:145円40銭(38.2%、BB中心)~143円60銭

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[カナダドル円]BOC会合の結果に過剰反応

(カナダドル円日足)


昨日のNY時間に開かれたカナダ中銀BOC政策会合では予想通り現行の政策金利1.75%据え置きを決定。
声明文では「インフレ目標を達成するため政策金利を中立レンジまで引き上げる必要があるとの見解で一致」とされ、今後も利上げ継続姿勢を示した。
一方利上げ継続には住宅や消費への影響や世界的な貿易政策の進展を要因として挙げた。
その貿易に関しては「貿易問題が世界的な需要の重しとなる兆しが浮上」「G20会議で貿易政策についての懸念と下振れリスクがあることを認識」としたことでカナダドルは急落。
利上げが難しいとの見方がカナダドルの売りを誘ったとみられる。
カナダ円は85円15銭から一気に84円46銭まで下落した。
この日はNY市場が休場ということもあり薄商いの中で過剰に反応した観もありその後は買い戻しの動きがみられる。
前日のNY株価の急落で市場のセンチメントが悲観的に偏り過ぎていたとみられる。
今日のNY株式市場が反発するようなら買い戻しの動きが一層強まるとみている。
昨日の下落で底値をついた可能性もあり、安値の84円ミドル手前では買いを入れておきたい。

カナダドル円予想レンジ:85円60銭~ 84円60銭(11月20日安値、BB下限)

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[全般]休み明けNY市場の動向に注目

昨日はNY市場がブッシュ元大統領の追悼式で急遽休場となりドル円クロス円ともにポジションの巻き戻しが入り上昇。調整がまだ残る中で休み明けのNY市場の動向が注目される。
前日にNY株式市場が急落した流れを継いで東京市場でも日経平均株価が下落して始まった。しかし、その後は急速に下げ幅を縮小すると前日に下落が目立ったドル円も徐々に買い戻しの動きが強まり113円台を回復。
欧州市場では同じく前日に下落したユーロやポンドも買い戻しが入るとクロス円も底堅い動きとなった。
NY市場はブッシュ元大統領の追悼式ということから急遽休日となり、予定されていたパウエルFRB議長の講演は延期。また、ISM非製造業景況指数やPMIなどが本日に繰り越された。
薄商いの中でドル円は113円24銭まで上昇するなど底堅さが目立った。
前日の株価下落の背景には米長短金利が11年ぶりに逆転しリセッションへの懸念が高まったことが大きい。それはパウエル発言でFRBの利上げ打ち止めが近いとの見方が広がったためだ。
ただ、昨日発表されたベージュブックでは「米経済活動は緩やか、もしくは穏やかなペースで回復」とされ、堅調な足元経済に変化は見られない。
市場はこれまでの不安定な相場展開が続いたことから過度に反応した観もある。
今日の休み明けのNY市場ではISM非製造業景況指数が発表され明日は注目の雇用統計も控える。
もし、経済指標が好調な結果を改めて示すようなら市場の不安感が一気に楽観的に変わる可能性も秘める。
今日のNY市場の動きに注目したい。

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