[米ドル円]リスク回避でドル円110円台

世界同時株安でリスク回避の円買いと同時にドル安が進行。ドル円は112円111円の大台を割り込み110円82銭まで下落した。
FOMCでは市場の予想よりもタカ派的な内容となったことで株式市場は失望。世界的な景気減速懸念もありアジアや欧州、そしてNY市場で同時株安が進行。
ユーロが上昇したことなどからドル安が進行すると同時にリスク回避の円買いが同時に進み、ドル円は3か月ぶりに110円台後半まで下落した。
過剰反応という観は歪めないが、それだけ市場の不安心理が高まっているということだろう。
一目の雲やボリンジャーバンドの下限を割り込んだことで損切りも一部あるがショートポジションが大分積み上がっているとみる。
110円台では短期的に買いを入れてみたい。
ドル円予想レンジ:111円80銭~110円80銭(38.2%)
※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。
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[ユーロ米ドル]1.15ドルのオプション

イタリア予算案をEU委員会が承認したことでユーロの買い戻しの動きが昨日も見られた。
欧州市場が始まったところで1.1440付近の損切りを巻き込みながら1.1486まで上昇。
その後は利食い売りなども見られ1.14付近まで押し戻されたがNY市場で再び買いが強まり1.1485まで上昇。
しかし、1.15ドルには纏まった規模のオプションが観測されたことで上値が抑えられた。
ドル安の流れもありユーロは上値を試しに行く可能性が高い。
今日は金曜日ということでオプションの一部が終了する可能性もあり、一時的に1.15を上抜けする場面も想定される。
ただ、積極的にユーロを買うにはまだフランスやドイツなどの政治リスクもあり難しい。
上値が抑えられるようなら売りから入りたい。
ユーロドル予想レンジ: 1.1520(50%)~1.1400
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[カナダドル円]弱気のセンチメント継続

カナダドルの下落が止まらない。
FOMC会合では世界景気減速懸念などが示されたこともあり世界的な株価下落がリスク回避の円買いを促した。
今週に入りカナダ円は3円近く下落するなど、各国主要通貨と比べても下落幅が目立つ。
本日発表されるカナダの小売売上やGDPは前月を上回る数字が期待される。
ただ、市場の悲観的なセンチメントの中で少しでも予想を下回るようなら売りで反応しやすい。
今年最安値となる80円54銭を再度試しに行く展開が予想される。
カナダ円予想レンジ: 83円00銭~80円60銭(サポートライン)
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[全般]世界景気減速懸念で株安止まらず
昨日の東京市場で日経平均株価がNY株価下落の流れを継いで大幅安となったことからドル円も軟調な地合いで推移。一時112円を割り込むなどリスク回避の動きが強まった。
欧州市場ではユーロの買い戻しが強まり上昇したものの欧州各国の株式市場では軟調な地合いがみられドル円は依然として上値の重い展開が続いた。
NY市場では前日のFOMCで金融引き締め政策転換期待が後退したことや世界的な景気減速への懸念が示されたことから株式市場の下落が加速。
また、トランプ大統領が上院つなぎ予算案に署名しないとの報道も市場の不安感を増幅しリスク回避の円買いが進んだ。
結局ドル売りの動きと同時に円高が進むとドル円は111円を割り込み110円82銭まで売り込まれた。
FOMC会合の結果は内容的に想定内であり大きな変化は見られなかっただけに、市場の落胆が広がったようだ。
過剰に反応し過ぎていることは確かだが、それだけ市場の不安感が高いということだろう。
今年最大のイベントが終了したことで安定に向かうかと思われたが、寧ろ市場の不安が拡大。
市場は催促相場に入った可能性が高く、当面弱気な株式市場が継続するとみられる。
しかし、過剰な動きはどこかで大きな反発が来るものでありチャンスは近い。
※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。
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注意喚起
店頭外国為替証拠金取引は、為替レートの変動等による損失発生のおそれがあり、かつ、その損失が預託証拠金を上回ることがあります。また、想定元本と比較して、少額の資金で取引することができるため、多額の利益を得ることもありますが、短期間のうちに多額の損失を被る可能性があります。 スワップポイントは、受け取れる場合もあれば、支払わなければならない場合もあります。また、将来にわたり、保証されるものでもありません。 取引レートは、2way priceです。売値と買値には差があり、その差をスプレッドといいます。取引手数料は無料ですが、スプレッドがお客様のコストとなります。 個人のお客様の必要証拠金は、想定元本× 4%以上の額で、法人のお客様の必要証拠金は、法令等の規定する方法で算出した為替リスク想定比率×想定元本以上の額となります。
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商号 | : | ヒロセ通商株式会社 |
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