[米ドル円]絶好の買場?

FOMC会合では予想以上にハト派的な内容となったことを受けそれまで109円ミドル付近でのもみ合いが続いていたドル円は一気に108円81銭まで下落した。
市場は3月のFOMC会合で利上げの可能性はほぼゼロとの見方が広がったことでドルが全面安となった。
一方、株式市場は三指数ともに大幅高となりリスクオンの円安が進みクロス円の買いがドル円の下支えとなった。
市場のセンチメントはかなり改善していることから今後ちょっとした材料で円安が進みやすい地合いが続くと考えられる。
今行われている米中貿易協議ではある程度の進展がみられる可能性が高い。また、ADP雇用が予想を上回った事で週末の雇用統計にも期待が高まり、ドル円は再び110円を試す展開が予想される。
108円80銭付近にはボリンジャーバンドの中心線が位置し、フィボナッチ38.2%戻しもこのレベルとなる。
このレベルでの底値が確認されたところで買いを入れていきたい。
ドル円予想レンジ:109円80銭(50.0%)~108円70銭(38.2%)
※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。
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[ユーロ米ドル]欧米金融政策のギャップ

欧州からNY市場にかけてユーロは上値の重い展開が続いた。
ドイツ株式市場が軟調な地合いに対して米国株式市場が大きく上昇したことでユーロ売りが先行した。
しかし、FOMC会合では予想以上にハト派的な内容となったことを受け米長期金利が低下。
ドル売りが強まりユーロは1.14前半から一気に1.15ドル台に上昇した。
その後利食い売りに上値が抑えられたものの、今後ECBとの政策の違いからユーロ買いが強まる可能性が高い。
ボリンジャーバンドの中心線は上向きに転じており押し目買いスタンスで臨みたい。
ユーロドル予想レンジ: 1.1540(BB上限)~1.1450(38.2%)
※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。
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[豪ドル米ドル]一旦は天井打ち

東京時間に発表された豪州10-12月期CPIが0.5%と予想の0.4%を上回ったことから豪ドル買いが強まったが1月28日に付けた高値0.7205が意識され上値が抑えられた。
NY時間に開かれたFOMC会合がハト派的な内容となったことから米ドルが全面安となり豪ドルドルは0.7273まで上昇した。
このレベルはボリンジャーバンドの上限が位置していたこともあり上げ止まった。
前日にハーパーRBA委員が「次回の行動は利上げと予想」と発言するなど、RBAは緩和政策の転換への期待も高くFRBとの金融政策の違いが豪ドルを押し上げる。
ただ、今回の動きは米ドル安が主体であり、そろそろ上昇も一服する頃だ。
目先は天井を付けて押し戻される可能性が高いものの、中長期的に見ると豪ドルドルの上昇が見込めることから押し目買いスタンスで臨みたい。
豪ドルドル予想レンジ: 0.7270(BB上限)~0.7200
※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。
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[全般]FOMCハト派的内容でドル安株高
昨日の東京市場ではFOMC会合や米中貿易協議を控え慎重な動きが続いた。
注目のFOMC会合とパウエル議長の発言は予想をやや上回るハト派的な内容となりドル円は109円を割り込み108円81銭まで下落した。
主なFOMC声明の内容
「いくらかの更なる段階的な利上げ支持」「リスクは概ね均衡している」の文言を削除
「経済活動は堅調なペースで拡大」・・・「力強い」を「堅調」に変更
「インフレ圧力の低下を考慮すると委員会は適切な政策金利を決定するにあたり辛抱強くなれる」「保有資産の規模や構成の見直しを含むあらゆる手段を講じる用意がある」とした文言を追加した。
パウエルFRB議長の主な発言
「直近数カ月の経済環境からすれば政策調整は様子見が必要」「利上げする理由はやや弱まっている」「英国のEU離脱問題、貿易摩擦、政府機関の一部閉鎖などで世界経済の減速がみられる」
これらからみられるように、経済判断がこれまでよりも弱めに傾き、利上げ継続方針を撤回。何か起きればバランスシート政策を変更するとした。
予想以上にハト派的な内容となりドルは全面安。ドル円は109円60銭から108円81銭に下落。一方、株式市場はダウが昨年12月初旬に付けた2万5千ドル台を回復。ボーイングやアップルの好調な決算で上昇していた株式市場はFOMCで更に上昇幅を拡大したことで円も全面安となった。
今回のFOMCは昨年末にかけて大きく乱高下した株式市場を意識したものとみてよいだろう。しかし、既に株式市場は落ち着きを取り戻しておりややタイミングを逸した観もある。
寧ろ、今後株価が上昇を続けるようなら再び利上げやバランスシート縮小といった政策に戻す可能性もある。
市場の楽観的なセンチメントの中で米中貿易協議で進展がみられるようならドル買い戻しの動きが強まるとみている。
※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。
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[米ドル円]パウエル議長発言に注目

ドル円は先週から109円台の狭いレンジの中で、方向感の全く掴めない状況が続いている。
昨日は日経平均株価が下落して始まるとドル円は109円13銭まで下落。これがこの日の安値となった。
NY市場にかけて買いが強まったものの109円54銭で上値が抑えられるなど狭いレンジ内での動きが続いた。
本日行われるFOMC会合では政策金利は据え置かれるとみられる。注目はパウエル議長会見に集まる。バランスシートの縮小に前向きな姿勢を示すようならドル売りが強まる一方で株価上昇で円安が進むことになる。
結果ドル円の動きは限られるものの、米長期金利は既に低下するなど織り込み済み。
円安の動きがドル安を上回る可能性が高いとみており、110円を試す展開を予想する。
ただ、米中貿易協議や米雇用統計を控え上値も下値も限定的とみる。
結局108円台、110円台のどちらに割り込んでも109円台に戻す可能性が高い。
ドル円予想レンジ:110円20銭(BB上限)~108円70銭(38.2%)
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[ポンド米ドル]修正案否決でも動き鈍く

英議会によるEU離脱に関し、労働党コービン氏の修正案が賛成296、反対327で否決されポンドは1.3160から1.3057まで100ポイント余り下落。
採決直後にメイ首相の「合意無き離脱回避については同意した」との発言で一先ず下げ止まった。
市場ではソフトブレグジットへの期待は根強いものの、今後の展開は誰も予想不能。
結局ポジションをどちらにも偏らせにくい状況が続く。
ただ、今後メイ政権の弱体化は避けられないとの見方もありポンド買いは慎重な動きになるとみる。
1月3日から続いた上限のバンドウォークが終了し、バンドの中心線を試しに行く可能性が高い。
ポンドドル予想レンジ: 1.3150~1.3000(38.2%)
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[豪ドル米ドル]FOMCとRBA、政策の違い

昨日の東京時間に発表された豪州12月NAB企業景況感指数が前月の11から2へと下落したことを受け豪ドルは0.7170から0.7138まで下落。しかし、直ぐに買い戻しが入るなど往って来い。
その後ハーパーRBA委員が「次のアクションは利上げと予想」と発言したことで上昇を加速。しかし、NY市場にかけて上値重い展開が続いた。
本日行われるFOMC会合ではバランスシート縮小への前向きな姿勢が予想され、いずれにしても利上げ打ち止め観が広がる。
一方、RBAは今後利上げの可能性が示されるなど両国の金融政策の違いが豪ドル買いを今後促す可能性が高い。
ボリンジャーバンドの中心線は横ばいから上昇に傾きつつあり、実勢レートも中心線で下げ止まった。
今日のFOMC会合後もバンドの中心線を下回らないようなら買いを入れていきたい。
豪ドルドル予想レンジ: 0.7230(61.8%)~0.7140
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[全般]FOMC会合とパウエル議長発言に注目
昨日の東京市場では米中貿易協議による中国景気減速への懸念などから下落して始まるとドル円も109円13銭まで下落。後場に入り株価が小幅上昇となったことで反発。
欧州市場では各国株価がプラス圏に持ち直すとリスクオンの動きが強まりドル円は109円ミドル付近まで上昇。
NY市場では前日下落した株式市場はダウが上昇したもののナスダックやS&Pは小幅下落で引けるなどまちまちな動きとなった。ただ、米長期金利はFOMC会合を控え低下する中でドル円も上値の重い展開が続いた。
この日は英国のEU離脱を巡る議会の修正案に関する採決を控え色々な思惑が飛び交う中でポンドは下落。
労働党コービン氏の提案する修正案を賛成296、反対327で否決されたことでポンドは下落。その後メイ首相が「合意無き離脱回避については同意」としたことで下げ幅は限られた。
本日はドルや株式市場の行方を左右しかねないFOMC会合後のパウエルFRB議長発言に注目が集まる。
先週WSJ紙が「FRBは保有資産縮小終了の議論をしている」と報じたことで株価が上昇。
今回議長がバランスシート縮小に関して前向きな姿勢を示すようなら株式市場は好感して上昇。一方、米金利が低下することからドル安と同時に円安が進むことになる。
ドル円にとっては綱引き状態となるもののクロス円全般に買いが強まる可能性が高い。
クロス円中心の取引が面白い。
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[米ドル円]イベントリスクで売り圧力

先週末のWSJ紙の報道でFRBがバランスシートの縮小を早期に実施するのではといった見方がドル売りを促した。週明け東京市場でドル円は売りが先行し109円27銭まで下落。
その後買い戻しの動きが入り109円52銭まで回復したもののNY市場で再び下落。
NY株式市場が中国景気減速懸念から三指数ともに大きく下落して始まったことでドル円はこの日の安値となる109円16銭まで下落した。
その後は株価が下落幅を縮小したことでドル円は109円40銭付近まで上昇したものの全般に上値の重い展開が目立つ。
今日の英国議会での修正案採決や明日から始まる米中貿易協議などイベントリスクがドル円の上値を抑える。ただ、先に悪材料を織り込む格好となればイベント終了後は反発することになる。
押し目買いスタンスで臨みたい。
ドル円予想レンジ:109円80銭~108円90銭(50%)
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[ポンド米ドル]議会採決巡り調整売り

今日のロンドン時間に行われるEU離脱修正案採決では一先ず合意に至るのではといった見方が根強く、ポンドの上昇が続いた。しかし、昨日はユーロポンドなどのポジション調整と思われる買いが入りポンド売りが先行。
先週末に付けた高値1.32前半は昨年後半に何度か上値を抑えられたレベルでもあり意識された。
今日の採決は代替案の方向性の賛否を問うもので離脱協定の是非を問うものではないだけに、それほど大きなインパクトはないとみる。寧ろ、今後解決策が打ち出されなければメイ政権への不信感が広がりポンド売りが強まる可能性もある。
一時期の過度な懸念は後退していることからポンド上昇トレンドは継続とみるが、その前に調整的な売りが強まるとみる。
ポンドドル予想レンジ: 1.3200~1.3000(38.2%)
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[豪ドル円]米中貿易協議控え調整売り

ここにきて中国が景気刺激策を打ち出したものの豪ドルは依然として上値は重く、本格的な買いはみられない。
目先は61.8%戻しとなる78円付近を下抜けすると、先週末の安値77円50銭を試す展開が予想される。
ただ、明日から始まる米中協議では何らかの進展が期待できることから豪ドル売りも限定的とみる。
77円ミドル手前で買いを入れていきたい。
豪ドル円予想レンジ: 78円70銭~77円50銭(1月25日安値)
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[全般]イベント控え神経質な展開
週明け東京市場では先週末にFRBがバランスシート縮小の早期打ち止めを検討しているとの報道を受けドル売りが先行。ドル円は上値の重い展開で始まった。日経平均株価も円高を背景に軟調な地合いで推移。
欧州市場ではユーロ売りが先行。欧州景気減速懸念などから利上げ時期が後退するのではといった見方やドル安が影響した。
一方、ポンドは29日の離脱修正案採決を控え売り圧力が強まるなどユーロポンドの買い戻しの動きが強まった。
NY市場では30日から2日間行われる米中貿易協議を目前に中国景気減速懸念が拡大。この日発表されたキャタピラーの決算が中国景気減速の影響を受け予想を下回ったことでNY株式市場は三指数ともに下落。NYダウは一時400ドル超の下落となりドル円は109円前半まで売り込まれた。
米中協議、英国のEU離脱を巡る修正案の議会採決、FOMC会合や週末の雇用統計といった重要イベントを控え全般に神経質な展開が今日も続きそうだ。
このような時はポジションを一方向に傾けにくく、短期的な動きが強まるため往って来いになりやすい。
利食いや損切りは早めに入れておきたい。
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[米ドル円]110円上抜けトライ

先週のドル円は高値110円安値109円15銭と1円幅もない小動きとなった。
今週に多くの重要イベントを控えていたこともあり慎重な動きが続いた。
一方、NY株式市場は大分落ち着きを取り戻しており、全体の流れは円安に傾きやすい地合いとみてよいだろう。
米中貿易協議やブレグジット問題、そして米政府機関閉鎖問題などの懸念材料を市場は大分織り込んできている。
それらの中で何らかの決着がみられた時の市場へのインパクトは寧ろ大きい。
週末発表される米雇用統計も政府閉鎖や年末商戦による反動で悪化しているとの見方もある一方で、週間新規失業保険申請件数は雇用改善を示すものとなっている。
もし、予想を上回る好結果となれば株価上昇とドル高でドル円は110円を上抜き111円方向を目指す展開が予想される。
1月3日早朝のドル円急落によりドルロングポジションは切らされ軽くなっているだけに、上に抜けやすい状況にあるとみる。
今週のドル円予想レンジ:110円80銭(61.8%、BB上限)~108円80銭
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[ポンド米ドル]修正案可決期待とその結果

今週29日火曜日に英国下院でEU離脱修正案の採決が行われる予定で、先週末には合意期待から既にポンドが大きく上昇。週を通してポンドは対ドル対円、そして対ユーロでも買いが強まった。
野党最大の労働党党首ジョン・マクドネル議員は党として正式に支持する考えを示したことも期待を高めている。もし、合意に至らない場合でも離脱時期を延長するとの期待などもポンドの押し上げ要因となった。
週末の欧米市場で上昇が加速し一時1.32ドルを上抜けるなど買いの勢いは止まらずほぼ高値圏での引けとなっている。
1.32ミドルはボリンジャーバンドの上限が位置し、1.33にかけて昨年上値を抑えられたこともあり強いレジスタンスとして意識される。
実際に合意に至るようなら一段の買いが強まる可能性が高い。
もし、合意に至らない場合には失望感の高まりから一気に1.3ドルを割り込む可能性があり注意したい。
今週のポンドドル予想レンジ: 1.3400(50%)~1.2900(BB中心)
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[豪ドル円]米中協議期待とリスクオン

今週30日に行われる米中閣僚級貿易協議に対しロス商務長官が問題解決には程遠いと発言。一方、クドローNEC委員長が「トランプ大統領は中国との貿易協議について楽観的」との発言もあった。NY市場では協定への期待が上回りNY株価は上昇。リスクオンの円安が進んだ。
同時に豪ドルも対ドル対円で上昇。中国が景気刺激策などを打ち出したこともあり豪ドル買いが強まった。
もし、協議が難航するようなら一時的に豪ドル円の売りに繋がる可能性が高いものの、協議は今後も継続。
株式市場がここにきて安定しておりリスクオンの円安に傾きやすい。
豪ドル円の下値は限定的とみており、下げたところでは買いを入れていきたい。
今週の豪ドル円予想レンジ: 80円80銭(76.4%)~78円00銭
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[全般]イベント満載、方向感の見極め
今週は重要イベント満載となり、その結果次第で相場の方向性を見極める週となりそうだ。
先週末のNY市場では株式市場が三指数ともに上昇して始まった。
WSJ紙が「FRBは保有資産縮小の終了の議論をしている」との報道で株価上昇。ユーロやポンドの買い戻しが強まりドルは全面安となった。
また、米上院において政府機関閉鎖の一部解除を可能にする暫定予算案が可決するとの期待が株価を押し上げた。ドル円は一時109円95銭まで上昇したが110円には一歩届かず。一方でトランプ大統領のストーン元選対顧問がロシア介入疑惑で逮捕されたとの報道など不安材料も混在する中でドル円は109円ミドル付近まで押し戻された。
今週は重要イベント満載で相場は一時的に混乱する可能性が高いものの、それらの結果を見極めることで次の相場の方向性が見えてきそうだ。
29日火曜日は英下院でEU離脱採決が行われる。
合意無き離脱を回避するような結果となればポンド買いが更に強まるとみられる。しかし、既に期待からポンドの買い戻しが強まった後だけに反落のリスクも高まっている。
1月30日水曜日にはFOMC会合が開かれる。今回は金利据え置きと予想されるがその後のパウエル議長の発言に注目が集まる。
先週末のNY市場でFRBのバランスシート縮小終了の議論がされているとの報道を実際に裏付けるような発言内容となればNY株価上昇と同時にドル売りも強まる可能性が高い。
ただ、この動きは既に織り込み始めており、特に新たな内容が示されないようなら市場への影響は限定的とみる。
30日は同時に米中閣僚級貿易協議が開かれる。
ファーウェイ幹部の引き渡しなどで関係悪化が懸念される中での協議となるが、中国側が対米黒字削減姿勢を既に示しており、何らかの進展が見られるようなら円安に繋がる。
反対に、対立姿勢が強まるようなら株安円高リスクとなる。
1日金曜日は注目の米1月雇用統計が発表される。
先週クドローNEC委員長が「1月の雇用統計は著しい伸びが示される可能性が高い」と発言しており、予想を上回る結果となれば素直にドル買い円売りの動きが強まるとみている。
多くの重要指標が発表されるなかで方向性を見極めることになる。
ただ、昨年末の株価乱高下など、既に悪材料を大分織り込んでいるとみられる。また、米政府機関閉鎖解除など、最終的に株高円安の流れが強まる可能性が高いとみる。
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[米ドル円]NY株価連動で動き鈍く

欧州市場ではユーロ売りがドル買いを促しドル円は一時109円80銭まで上昇。
しかし、NY市場に入ると一転して売りが先行。
米中貿易協議を巡る発言でNY株式市場が上下する動きに攣られドル円も振らされる場面が見られた。
来週の米中協議後の声明を見るまでは動きにくい状況が続きそうだ。
今日は特に注目材料がないものの、NY株式市場が上昇するようなら110円を再度試す展開が予想される。
ただ、週越えのポジションは持ちにくいことから往って来いになるとみる。
ドル円予想レンジ:110円00銭~109円20銭(38.2%)
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[ユーロ米ドル]ハト派的なドラギ総裁発言

欧州時間に発表されたユーロ圏1月PMIは製造業が50.5(予想51.4)、サービス業が50.8(予想51.5)と5年半ぶりの低水準となった。発表後ユーロ売りに反応したもののECB理事会を控え小幅な下落にとどまった。
ECB理事会では予想通り現行政策を維持することを決定。
その後のドラギ総裁記者会見では外部要因による影響からユーロ圏の下振れリスクがあることを指摘。ユーロは1.1307まで下落。しかし、ハト派発言を市場はほぼ織り込み済みということもあり直ぐに反発。
その後ロス商務長官の発言で米中貿易摩擦への懸念が拡大しドル売りが先行。ユーロは1.1382まで反発。
しかし、その後ドルが買い戻されたことからユーロは再び下落に転じるとこの日の安値となる1.1290まで下落。1月3日に付けた安値1.1310を下回った。
ただ、終値ベースではボリンジャーバンドの下限を上回った事で一先ず下げは一服。
今日は再度下値を試す展開も予想されるが週末ということもあり最終的に買い戻しが強まるとみる。
ユーロドル予想レンジ: 1.13500(61.8%)~1.1270(12月14日安値)
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[豪ドル米ドル]ソーサートップ形成

東京市場で豪ドルは堅調な地合いでスタート。この日発表された豪州雇用統計が予想を上回る好調な結果を示したことで一時0.7167まで上昇した。しかし、その後は上海総合指数が軟調な地合いで始まったことを受け反落。
欧州市場にかけても売りが止まらず0.7085まで下落が続いた。
その後NY市場で0.71ドル前半まで回復すると再び0.7082まで下落するなどほぼ安値圏での引けとなった。
1月3日に急落後上昇に転じたがその後はじり安が続いておりソーサートップを形成。ボリンジャーバンドの中心線を下抜いたことで最終的にボリンジャーバンドの下限でもあり50%戻しとなる0.70ドルを目指す展開が予想される。
目先は38.2%戻しの0.7050が下値目途として意識される。
豪ドルドル予想レンジ: 0.7130(BB中心)~0.7050(38.2%)
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[全般]方向感見られずもみ合いへ
昨日の東京市場では前日のNY株式市場が三指数ともに上昇して終了したものの上下に激しい動きとなったこともあり慎重な地合いで始まった。市場全体に落ち着きを取り戻す中でドル円はじり高となったがECB理事会を控え値動きは限られた。
欧州時間に発表されたユーロ圏PMIは製造業やサービス業ともに予想を下回り5年半ぶりの低水準となったことでユーロ売りが先行。一方ドル買いも同時に強まるとドル円は109円80銭まで上昇した。
その後ECB理事会が開かれ政策金利を0%に据え置くことを決定。その後ドラギ総裁が「地政学要因や保護主義の脅威、新興国市場の脆弱性、金融市場のボラティリティーに関する根強い先行き不透明性により、ユーロ圏の成長見通しを巡るリスクは下向き」などとハト派的な発言がみられたことでユーロは下落。しかし、市場は既に織り込み済みとなっていたことからすぐに反発に転じた。
NY市場ではロス商務長官が「米中貿易問題解消には程遠い」と発言するとドル売りが先行。ドル円はこの日の安値となる109円43銭まで売り込まれた。
その後、クドローNEC委員長が「トランプ大統領は中国との貿易協議について楽観」「1月の雇用統計は著しい伸びが示される」などと発言したことでドルは反発。
NY株式市場はまちまちな結果となったものの大きな動きは見られず落ち着きを取り戻した格好だ。
結局どちら着かずで決定的な材料が見当たらず市場は方向感の掴みにくい相場展開となった。
来週の米中貿易協議や米ハイテク企業決算、そしてFOMCや米雇用統計などを控え目先もみ合い相場に入る可能性が高い。
※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。
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[米ドル円]110円の壁を意識

昨日の東京市場では日経平均株価が安く始まったもののその後急速に下げ幅を縮小。ドル円は一時109円80銭付近まで上昇するなど底堅い動きとなった。
NY市場でダウが200ドル近く上昇して始まるとドル円は110円をワンタッチ。しかし、その後株価が下落に転じるとドル円も109円40銭まで押し戻された。
引けにかけて株価が三指数ともに上昇するとドル円も109円60銭付近まで反発して引けている。
NY株価との連動が強まっている。株価は企業業績や米中協議などの影響を受けることからそれらの動向には注目。
110円は心理的な壁であり実需の売りも並び一旦は跳ね返されたがそれ程強いレジスタンスにはならない。
1月3日に急落したことでドルロングポジションは消化されているとみる。
ボリンジャーバンドの中心線の上でこの一週間もみ合いが続いていることから上昇のタイミングをうかがっているように見える。
NY株式市場の上昇が今日も続くようなら110円ミドル付近までの上昇も見込める。
ドル円予想レンジ:110円40銭(61.8%)~109円20銭
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[ユーロ米ドル]ECB会合とドラギ総裁発言

本日開かれるECB理事会を控えユーロは上値の重い展開が続いた。
1月10日に今年高値1.1570を付けた後ユーロは下落に転じている。
欧州景気減速懸念や貿易摩擦などを背景にECBは緩和政策を継続するのではといった見方が広がったためだ。
ドラギ総裁の記者会見では景気下振れリスクなどが指摘される可能性が高くユーロ売りに繋がることになる。
ただ、既にマーケットは大分織り込んでおり下値は限定的とみる。もし、景気認識に対してこれまでの内容を踏襲するものであればユーロ反発のきっかけとなる。
ボリンジャーバンドの下限であり1月3日の安値でもある1.1310付近が下値サポートとみている。
ユーロドル予想レンジ: 1.1420(BB中心、38.2%)~1.1310(BB下限)
※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。
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[ポンド円]合意無き離脱回避へ

EUからの離脱を巡り国内やEU側からの発言が相次ぐ中でポンドの上昇の勢いが加速している。
昨日の欧州時間に労働党の影の財務相を務めるジョン・マクドネル議員はクーパー議員らがまとめた案について「合意無き離脱」を避ける手段として「妥当」との認識を示し、来週の議会採決で党として正式に支持するだろうと発言したことでポンドは上昇。
また、ブロードベントBOE副総裁が「将来的に中立金利は低下よりも上昇しそうだ」と発言したことでポンド円は上昇。
NY市場では株価の上昇に伴い一時143円57銭まで上昇し、ほぼ高値圏での引けとなっている。
過度な悲観的見方が後退したことでポンドの買い戻しが強まっている。
依然として合意無き離脱の可能性が燻るものの来週の議会採決までは上昇の勢いは続くとみる。
ポンド円予想レンジ: 144円30銭(61.8%)~142円30銭
※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。
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[全般]不安定なNY株式市場
ブレグジットを巡り合意無き離脱が回避されるとの見方や日銀が緩和政策継続を改めて示した。しかし、不安定な株式市場はまだ続いておりドル円も上値を抜くにはまだ時間がかかりそうだ。
昨日の東京市場では米国が中国提示の準備会合案を拒否したとの報道で株価が下落したことを受け日経平均株価も安く始まった。しかし、日銀会合を控え買い戻しの動きが強まるとドル円は上昇。黒田総裁は物価見通しを今回も引き下げ、緩和政策の継続を改めて示した。
欧州市場ではポンドが上昇。ブロードベントBOE副総裁が中立金利上昇の可能性を示唆。
また、労働党のジョンマクドネル議員が来週の議会採決で党として正式に修正案を支持する考えを示したこともポンド買いに繋がった。
NY株式市場ではダウが一時300ドル上昇した後マイナスに転じたものの最終的にプラスで引けている。再びアップダウンが激しくなってはいるが全般に悲観的なセンチメントは後退。リスクオンの円安が進んでいる。
本日の注目ポイントはECB理事会に集まる。
最近の欧州経済指標は冴えない結果が多く、景気減速懸念や貿易摩擦、そしてブレグジット問題などに対してハト派的な姿勢が示される可能性が高い。
ユーロの下落が強まればクロス円全般に影響を及ぼし一時的に円高が強まる可能性が高い。株式市場は過度な懸念を背景に急落が続いた反動で上昇しているものの、依然として不安定な動きがみられる。
ドル円やクロス円も底堅さを示しているものの、一時的な下振れリスクには注意したい。
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[米ドル円]日銀黒田総裁発言に注目

米中協議への懸念が拡大したことや世界景気減速懸念などが株価を押し下げたことでリスクオフの円高が進みNY市場でドル円は一時109円15銭まで下落した。
短期的に三角保ち合いが収束し下に放れたことで目先上値の重い展開が予想される。
今日の東京時間に開かれる日銀会合後の黒田総裁記者会見に注目したい。
ここにきて日本の長期金利がマイナスに転じるなど低下傾向が強まる。
世界景気への懸念などから一段と緩和政策を強める内容となれば日米金利差拡大によるドル円の買いが強まるとみる。
今日の日経平均株価はNY市場の流れを継いで下落する可能性が高く、一時的に109円を割り込むようなら買いを入れておきたい。
ドル円予想レンジ:109円80銭~108円90銭(50%)
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[ユーロ米ドル]ECB会合前の調整

IMFの景気見通しの下方修正を受け欧州各国の株価は軟調に推移。ユーロは対ドル対ポンド、そして対NZドル等に対して売りが強まり1.1336まで下落。
しかし、その後米中古住宅販売が予想を下回ったことや米中貿易摩擦への懸念の拡大から株価が下落し米長期金利が低下。ドル安の動きが強まるとユーロは1.1373まで上昇。
明日のECB理事会を控えユーロは1月10日に高値1.1570を付けた後下落に転じた。
世界的な景気減速懸念からECBが来年夏以降の利上げを延期するとの見方がユーロ売りを促したとみられる。
その売りもほぼ一巡した観もあり、そろそろ下げ止まりから買い戻しの動きが強まるとみている。ただ、ECB理事会の結果を見極めるまでは上値も限定的とみる。
ユーロドル予想レンジ: 1.1420(BB中心、38.2%)~1.1330
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[米ドルカナダドル]急落からの調整の買い戻し継続

1月3日のアップルショック以降米ドル安が急速に進んだことでドルカナダは1.3664を高値に短期間で1.3178まで下落した。
その後NY株式市場が上昇したことから米長期金利が上昇。下げ過ぎたドルカナダはポジションの巻き戻しによる買い戻しの動きが目立つ。
テクニカル的に見るとフィボナッチ50%戻しでありボリンジャーバンドの中心線の位置する1.3420付近が上値目途とみる。
ここにきて原油価格が上昇していることからカナダドル売りも限定的とみており、ドルカナダの買い戻しが一巡すれば再び下落に転じるとみる。
ドルカナダ予想レンジ: 1.3420(BB中心、50%)~1.3320
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[全般]米中協議や世界景気減速懸念
昨日の東京市場では前日にIMFが世界の景気見通しを下方修正したことで景気減速懸念が広がった。また、米国がファーウェイ幹部の身柄引き渡しを正式に求めたことで米中関係の悪化も懸念し日経平均株価や上海総合指数が下落。ドル円やクロス円の売りが強まった。
欧州市場では11月英国失業率が予想を下回ったことなどからポンドが対ドル対ユーロで上昇。ブレグジットリスクが後退したこともありポンドの買い戻しの動きが目立った。
連休明けNY市場では5日ぶりに株価が反落してスタート。
この日発表された12月中古住宅販売件数が-6.4%と予想の-1.2%を下回ったことや、IMFの景気見通しを下方修正したことが足かせとなった。
また、米国が中国提示の準備会合案を否定したとの一部報道でリスク回避の動きが強まりドル円は109円前半まで下落。
しかし、クドローNEC委員長がこの報道を否定したことでドル円は買い戻されたものの全般にポジション調整の動きが目立った。
結果的にNY株式市場は三指数ともに下落して引けたものの、これまでのような荒っぽい動きは見られず相場が正常に戻りつつあることは確かだろう。
米中協議は今のところ順調に進んでいることや、ブレグジットも最悪な状況は回避されるといった期待が相場を下支えしている。
目先は米政府機関閉鎖の長期化や米中摩擦への懸念などが燻ることからドルの上値は抑えられたとしても、ポジション調整が一巡すれば再び円安ドル高の動きに戻るとみている。
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[米ドル円]保ち合い収束へ

週明け東京市場では日経平均株価が高く始まったことでドル円も堅調な地合いが継続するかと思われた。しかし、株価が上げ幅を縮小したことや中国GDPの結果景気減速懸念が広がりドル円も109円ミドルに押し戻された。
その後はじりじりと買いが強まったものの109円70銭付近で上値が抑えられている。
短期的に三角保ち合いが収束してきたことで上値を再度試す展開が予想される。
ただ、特に目立った材料はなく110円の大台では売りに押されそうだ。
今日の連休明けNY市場で株式市場が続投するようなら110円を上抜く可能性もある。
いずれにしても底堅い動きは継続とみており109円前半では押し目買いを入れていきたい。
ドル円予想レンジ:110円00銭~109円20銭
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[ポンド円]代替案も具体策示さず

昨日はメイ首相が英離脱代替案ではアイルランドの国境問題への対応策の修正を検討する方針を表明。しかし、具体策は見られずポンドが売られる場面もあった。しかし、北アイルランドのDUPとバックストップについて協議するとの報道で上昇。
与野党の一部では3月29日離脱期限を延期するよう求める法案を提出する動きも見られるなど、先行き不透明感は払しょくされなかった。
しかし、1月3日の急落以降買い戻しの動きが継続している。
ここで改めて売り材料が出るとは考えにくく、市場が安定に向かっていることもありポンド円の買いが入りやすい。
ボリンジャーバンドの上限であり半値戻しの142円ミドル付近が次の上値目途となる。
ポンド円予想レンジ:142円50銭(BB上限、50%)~140円90銭
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注意喚起
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