ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2019-01

[米ドル円]当面の底と天井

(米ドル円時間足)


東京の早朝にドル円は一気に104円後半に下落。NY終値109円20銭から一気に4円50銭近く下落した。クロス円も全面安となったこともドル円の下落を加速させた。
アップルが業績見通しを下方修正したことが引き金になったとみられる。
薄商いの中でアルゴリズム取引が何らかのワードに反応したとの見方もあるが、いずれにしても損切りを巻き込みながら大きく窓を開けた状態となった。
結局、その後は買い戻しの動きが強まりドル円は30分足らずで108円手前まで上昇。
その後欧米株式市場が下落する中で安値106円75銭、高値108円30銭のレンジ相場が続いた。
かなりやり過ぎた観もあり急落後の安値104円80銭付近が当面の底値として意識されそうだ。
一方、上値も前日のNY終値付近となる109円前半が当面の天井とみる。
今日のNY市場で雇用統計が発表されるが、昨日のADP雇用統計の結果を見ると予想を上回る可能性が高い。
もし、予想を上回ったとすれば目先の天井となる109円付近を試しに行くとみている。しかし、このレベルでは戻り売りが並ぶなど荒っぽい相場展開が予想される。
方向感の見えない時には短期決戦で臨みたい。

ドル円予想レンジ:108円40銭(76.4%)~107円00銭

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。

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[ユーロ円]上値重く再度下押しも

(ユーロ円時間足)


早朝にドル円が急落したことでユーロ円も結果的に売りが入り118円前半まで下落した。
実際に売られた額はそれ程ではなかったとみられすぐに買い戻しが入り122円台を回復。その後も買い戻しの動きが続きNY市場では123円40銭まで上昇。下落前のレベルまでほぼ往って来いとなった。
窓を埋める動きはほぼ一巡した観もあり、このレベル付近では戻り売りが並んでくるとみている。
昨日の急落でマーケットは大分傷ついておりちょっとした材料で荒っぽい動きになりやすい。
118円台を付けたことで、いずれこのレベルを再度試しに行く展開が予想される。
123円ミドルでは戻り売りを出しておきたい。

ユーロ円予想レンジ: 123円40銭~121円40銭(38.2%)

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[カナダドル円]カナダ雇用統計に注目

(カナダドル円時間足)


朝方ドル円の急落によりカナダ円は77円付近まで下落。薄商いでフリーフォール状態となり、安値まで実際の出来高は殆どなかったとみられる。
結果的に一日たったところで下落前のレベル80円30銭付近まで押し戻された。
目先はまだ買い意欲が残るもののカナダドル自体の下落トレンドは継続。
今日のNY市場では米国と同時にカナダの12月雇用統計が発表される。
市場では雇用者数が前月9.41万人増から0.55万人に減少、失業率も5.6%から5.7%に上昇すると予想される。
カナダ雇用市場への警戒感が高まるようなら再びカナダ円は下値を試す展開が予想される。
いずれにしてもここからは積極的な買いは出にくく上値は限定的とみる。

カナダ円予想レンジ:80円60銭~79円00銭(38.2%)

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[全般]円急騰でポジション一掃

早朝にドル円クロス円が一気に急落。薄商いの中で損切りを巻き込みながらドル円は104円台に突入。アルゴリズム(自動売買)によるものとの観測もあるが、いずれにしてもこれを受け欧米株式市場は大幅安で引けてきた。
NY市場が終了後、アップルは中国での売り上げが低下したことで業績見通しを下方修正。時間外NY株式が売られ長期金利が低下した。これを受け東京早朝にドル円やクロス円が急落。ドル円は10か月ぶりの104円台に下落。クロス円も軒並み全面安となった。東京市場が休場ということからこの時間帯は流動性が極端に低下する中でアルゴリズム取引による売りサインが出たとみられる。
急速に下落したことでその後は開いた窓を埋める動きなどから買い戻しが進んだ。
欧州市場では為替の急落により市場のボラティリティーが高まったことや中国景気減速による影響から株式市場は全面安。
NY株式市場も三指数ともに大幅安となったが、既にリスク回避の動きは進んでおり寧ろドル円やクロス円は買い戻しの動きが先行し底堅い動きで推移。
米中貿易摩擦への懸念や米政府機関の一部閉鎖といった材料で既に昨年末から円が買われやすい地合いが進んでいた。今回のアップルのニュースをきっかけにそれらの溜まった負のエネルギーが一気に噴き出したように見える。
この動きにより今年は荒れ相場が予想され、不安定な動きは暫く続くとみてよいだろう。
ほぼ全通貨ペアでロスカットが成立した可能性が高く、ポジション的にはかなり軽くなっているとみてよいだろう。
一先ずショートカバーも一巡した観もあり休み明け東京勢は買いを入れやすくなったとみる。
ただ、恐怖感は依然として燻る中で戻り売りも大分並んでくると予想される。
今日のNY市場では注目の雇用統計が発表されるが、その結果に対して過度に反応するか、或いはその後逆の動きになるなどまともな反応をしない可能性が高い。
荒っぽい相場では株や債券、そして為替との連動性は通用しないことから結果を見極めてから慎重に入りたい。

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。

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業務内容 : 第一種金融商品取引業
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