[米ドル円]リスクオンでも上値重く

米中貿易協議への期待から株式市場の堅調な地合いが続いている。
東京市場でも日経平均株価が上昇しドル円の買いが強まると109円台を回復。しかし、3日の急落前のレベルでもあり売りが並んだことで押し戻された。
NY市場でも株式市場が大きく上昇し、米国債が売られ金利が上昇。原油価格も上昇したことでリスク回避の動きが後退。しかし、ドル円クロス円全般に上値が抑えられている。
年初の急落への警戒感が依然として燻る中で上値を買っていくのに躊躇している観もある。
ただ、市場のセンチメントが変わり始めていることから何かのきっかけがあれば上値をいずれ試しに行くとみている。
米中次官級協議の結果が市場の失望感に繋がらない限り今週中に110円付近を伺う展開を予想する。
108円前半では買いを入れておきたい。
ドル円予想レンジ:109円30銭(50%)~108円30銭
※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。
テーマ:FX(外国為替証拠金取引) - ジャンル:株式・投資・マネー
[ポンド米ドル]調整の買い戻し一巡で再び

EU離脱期限が迫る中でポンドの買い戻しもほぼ一巡。
昨日のロンドン時間にバークレー英・EU離脱担当相が「議員の何人かは離脱案に対して変更の受け入れをしようとしている」、また「離脱する時期を延長する考えはない」と発言。合意無き離脱へのけん制発言とみられる。
一方、ロワゾー・ヨーロッパ問題担当大臣は「英国への保証に関しては我々はもう何もできることはない」と発言。スラック英首相報道官は15日にEU離脱案の議会採決を行うとしたことから市場の緊張は高まる。
結局ポンドは前日と同様に1.28を上抜けできずに反落するなど、3日の急落の買い戻しもほぼ一巡したとみられる。
先ほど英議会はEUから合意なしで離脱する場合、政府が議会から明確な承認を必要とすることを定めた動議を賛成多数で可決。一先ず合意無き離脱への歯止めが掛かったことから下値も限定的とみる。
下値目途としてはボリンジャーバンドの中心線であり38.2%戻しの1.26ミドル付近が意識される。
ポンドドル予想レンジ:1.2780(BB上限)~ 1.2650(BB中心、38.2%)
※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。
テーマ:FX(外国為替証拠金取引) - ジャンル:株式・投資・マネー
[豪ドル円]米中貿易協議への期待

米中次官級協議は8日では終わらず延長に入った。市場は協議難航はそれだけ進展しているとの受け止め方をするなどセンチメントが悲観から楽観に変わり始めたようにみえる。
一先ず急落後の買い戻しは一巡した観もあり買いの勢いは見られない。
ただ、売られ過ぎの反動は依然として根強く、小休止後は再び上値を試す展開を予想する。
クリスマス休暇が始まる12月25日辺りから豪ドル円は下落が始まっており、その下落前の水準78円70銭付近までの戻しは期待できる。
豪ドル円予想レンジ:78円50銭(38.2%)~77円30銭
※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。
テーマ:FX(外国為替証拠金取引) - ジャンル:株式・投資・マネー
[全般]米中貿易協議期待と警戒感
昨日の東京市場では前日のNY株式市場が上昇した流れを継いで堅調に推移。ドル円は一時109円08銭まで上昇した。しかし、109円台ではやれやれの売りも散見され押し戻された。欧州市場でも各国株式市場は堅調な地合いでスタート。しかし、ブレグジット問題やEUと米国との通商協議への懸念もありユーロやポンドは横ばいの動きとなった。
NY市場ではトランプ大統領が「米中との協議はとても順調」と発言したことから米中貿易協議への期待が高まり株価は三指数ともに前日に引き続き大きく上昇。米長期金利は今年初めて2.7%台に乗せるなどドルも堅調な地合いとなった。
また、原油価格も今月から始まったOPECと非加盟国との協議で協調減産への期待が高まりWTIは50ドル近いレベルまで上昇。
リスク回避の動きが後退したものの、ドル円は108円ミドルから後半でのもみ合いが続いている。
米中貿易協議は2日で決着がつかず延長に入った。市場はこれを協議がうまくいっているとの見方を示すなど、これまでの悲観的なセンチメントに変化がみられる。
協議で輸入拡大では進展が期待できるが知的財産権などの問題は簡単に解決できないことから、結果次第ではまだ下振れ懸念が燻る。
しかし、市場のセンチメントが徐々に改善されており、年初の急落への調整もあり一段の円安が進む可能性が高いとみる。
※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。
テーマ:FX(外国為替証拠金取引) - ジャンル:株式・投資・マネー
注意喚起
店頭外国為替証拠金取引は、為替レートの変動等による損失発生のおそれがあり、かつ、その損失が預託証拠金を上回ることがあります。また、想定元本と比較して、少額の資金で取引することができるため、多額の利益を得ることもありますが、短期間のうちに多額の損失を被る可能性があります。 スワップポイントは、受け取れる場合もあれば、支払わなければならない場合もあります。また、将来にわたり、保証されるものでもありません。 取引レートは、2way priceです。売値と買値には差があり、その差をスプレッドといいます。取引手数料は無料ですが、スプレッドがお客様のコストとなります。 個人のお客様の必要証拠金は、想定元本× 4%以上の額で、法人のお客様の必要証拠金は、法令等の規定する方法で算出した為替リスク想定比率×想定元本以上の額となります。
取引にあたっては、契約締結前交付書面をよくお読みいただき、内容をご理解の上、ご自身の判断により取引を行っていただきますようお願いいたします。
商号 | : | ヒロセ通商株式会社 |
業務内容 | : | 第一種金融商品取引業 |
登録番号 | : | 近畿財務局長(金商)第41号 |
加入協会等 | : | 一般社団法人金融先物取引業協会(会員番号1562) |
日本証券業協会 日本投資者保護基金 |