ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2019-01

[米ドル円]円安ドル安の綱引き

(米ドル円2時間足)


東京市場では日経平均や上海総合指数が上昇したことで円安が進みドル円は109円台に乗せた。しかし、前日と同様に108円台に押し戻されるなど109円台の上値の重さが意識された。
NY時間に入るとFRBメンバーのハト派発言などからドル売りが先行。一方、米中貿易協議が順調であったことから株価は三指数ともに上昇。リスクオンの円安とドル安の綱引きとなった。その後FOMC議事要旨が公開され利上げ打ち止め時期が近いとの見方が広がると一層のドル安が進みドル円は一時108円を片足割り込んだ。
ドル売りに過度に反応した観もあり、ドル買い戻しの動きがそろそろ出始める頃だ。
今日はリスクオンの円安によるクロス円の買いがドル円を徐々に押し上げる可能性が高いとみており、108円前後では買いを入れていきたい。

ドル円予想レンジ:108円90銭(61.8%)~107円90銭

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。

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[ポンド米ドル]議会採決否決の可能性

(ポンド米ドル日足)


英国のEU離脱案を巡る審議が再開された。その中で北アイルランドのウィルソンDUP報道官は「北アイルランドを巡るバックストップ措置に関する英国の提案は全く無意味であり満足には程遠い」と発言。また、クルツ・オーストリア首相は「ブレグジット協定案が英議会を通過できなければハードブレグジット回避のための選択肢を探らなければならない」「そうなれば離脱期限3月29日の延長を検討しなければならない」などと発言。
メイ首相は「英国は3月29日にEUを離脱する」と発言するなど、ブレグジットを巡り依然として先行き不透明感が漂う。
15日に予定される議会採決で離脱案が否決されるのではといった不安感がポンドの上値を抑える。ただ、否決された場合にメイ首相は3日以内にプランBを議会に提案するように修正動議を賛成多数で可決。
不安は燻るものの目先ポンド買いの動きが強まっている。
ボリンジャーバンドの上限が位置する1.28ドルを上抜けるようなら半値戻しとなる1.2840付近が目先上値の目途とみる。

ポンドドル予想レンジ:1.2840(50%)~1.2730

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[米ドルカナダドル]BOC利上げに慎重姿勢

(米ドルカナダドル日足)


NY時間に開かれたBOC政策会合では政策金利1.75%を予想通り据え置くことで一致。
声明文には「インフレ目標を達成するため政策金利を中立レンジまで引き上げるとの見解で一致」「適切な利上げペースは特に石油相場、住宅市場、世界的な貿易政策の動向に焦点を当てながら見通しがどのように進展するかによって異なる」などと依然として利上げ継続姿勢を示した。
原油価格WTIは一時40ドル近くまで下落したもののその後は反発。昨日は52ドル台まで回復するなど堅調な地合いが続いている。
米FRBは利上げ打ち止めが近いとの見方が広がる中で金融政策の違いからドルカナダの下落は継続とみる。
昨日はボリンジャーバンドの下限で下げ止まったものの、中心バンドは上昇から下降に転じている。
フィボナッチ61.8%戻しとなる1.3120付近が次の下値の目途として意識される。

カナダドル予想レンジ: 1.3240~1.3120(61.8%)

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[全般]FRBハト派姿勢と米中貿易協議の進展

米中貿易協議で順調な結果が示されたことやFOMC議事要旨の内容が予想通りハト派的であったことなどから株価は続伸。同時に米金利が低下しドル安と円安双方が進行した。
東京市場では前日のNY株高を受け日経平均株価も上昇。また、トランプ大統領がメキシコの壁に関して国民演説を行うこともありドル円は一時109円台まで上昇。
欧州市場では英国離脱問題に関しての発言が相次ぐ中でポンド中心の相場展開となった。
NY市場では株式市場が三指数ともに上昇。米中貿易協議で中国が米農産物や物品の購入拡大を約束したとの報道で市場に安心感が広がった。
また、ボスティック・アトランタ連銀総裁やエバンス・シカゴ連銀総裁のハト派発言なども株価にとっては追い風となった。
注目されたFOMC議事要旨では12月の利上げに一部のメンバーが反対の意向を示していたことが明らかとなった。また、「多くのメンバーが追加利上げに対して辛抱強くなれると判断」との内容が示された。これを受け市場は利上げ打ち止めが近いとの見方が広がり米金利は低下。株式市場は三指数ともに上昇して終了。
結果的にリスクオンの円安が進むと同時にドル安がそれを上回る勢いで進んだことからドル円は一時108円を瞬間割り込んだ。
原油価格も大きく上昇するなど市場のセンチメントは悲観から立ち直りを見せており、これまでの不安定な相場展開は一先ず収まったように見える。
メキシコの壁問題で政府機関の一部閉鎖が長期化するなど不安材料は依然として燻るものの、徐々に底値を固めてからドル円クロス円ともに上値を試す展開を予想する。

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