[米ドル円]底値固めからレンジの上限を試す

先週はNY株式市場の連騰によりリスク回避の動きが後退しドル円は109円台を試す展開がみられた。1月3日の早朝の急落による窓埋めはほぼ一巡したとみてよいだろう。
その後パウエルFRB議長やその他のメンバーなどによるハト派発言などからドル売りが強まるとドル円は107円77銭まで押し戻された。しかし、既に金利打ち止め観は織り込んでいたこともあり下げも限定的となった。
週末に下落した株価や原油価格もこれまで上昇した調整の動きとみると、今週の堅調な地合いは継続する可能性が高い。
リスク回避の動きが後退したことでドル円は3日急落前のレベルであり、これまでのサポートとして意識されていた109円ミドルを試す展開を予想する。
108円割れでは押し目買いを入れて107円ミドルを下回るようなら一旦損切りを入れる。
今週のドル円予想レンジ:109円50銭(50%、一目均衡表の雲)~107円70銭
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[ポンド米ドル]合意案議会採決と離脱期限の延期

今週15日には英国議会におけるEU離脱合意案の採決が実施される。先週から北アイルランドのフォスター党首はメイ首相のバックストップ措置新計画に対して「全く無意味」と発言するなど市場は議会が否決するとの見方が圧倒している。
もし、否決されたとしても既にマーケットは織り込んでいることからポンドの下値は限定的とみる。
反対に、もし否決された場合には3月29日の離脱期限を延期する可能性もあり、そうなればポンド買いが強まるとみる。
今月3日に1.24付近まで下落したものの、昨年末からポンドの下値は切り上がるなど上昇トレンドが続いている。また、ボリンジャーバンドの上限でもバンドウォークが始まった可能性が高い。
採決後のポンドの底値を見極めたところで買いを入れていきたい。
今週のポンドドル予想レンジ:1.2950(61.8%)~1.2750
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[豪ドル円]下げ過ぎた反動継続

先週行われた米中次官級貿易協議は中国の譲歩で一先ず順調な結果が示された。上海総合指数も下げ止まるなど過度な貿易戦争への懸念は後退。豪ドル円も底堅い動きが続いた。
昨年の12月から豪ドル円の下落が始まりそれまでの18年度の最安値78円ミドルを下回った。そして3日の急落で2009年4月以来の安値を付けるなど、豪ドル円の根っこのロングも切らされた可能性が高い。
その後豪ドル円は一先ず下落前のレベルである76円ミドル付近まで買い戻され窓埋めは終了。ロングが切らされた分だけ豪ドルの上値を抑える売りがみられない。
先週のNY株式市場の上昇を見ると一先ずリスク回避の動きが後退。
米中貿易摩擦への過度な懸念も後退しており、今週も豪ドル円の上昇トレンドは継続。
今週の豪ドル円予想レンジ:80円60銭(61.8%)~77円70銭
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[全般]悪材料出尽くしからの反発継続
先週末のNY市場ではユーロのまとまった売りが入りドルは全面高。ドル円は108円60銭まで上昇した。しかし、NY株式市場が反落して始まると米長期金利が低下。ドルも全般に売りが強まりドル円も108円30銭付近まで押し戻された。
しかし、米中貿易摩擦への懸念の後退やFRBの利上げ打ち止め観が広がる中で小幅な下落にとどまった。
この一週間で大きく反発した株式や原油市場の調整的な動きに対する週末特有の調整が入ったとみる。
今週は米国企業決算が本格化するが既に株式市場は昨年末の下落で悪材料を織り込んだ可能性が高い。また、15日は英国議会におけるEU離脱案の議会採決で否決される可能性が高いとみられる。ただ、先週末に英紙が「3月29日の離脱期限が延期される可能性が高い」など、複数の閣僚の予想が掲載された。万が一否決されたとしても既にマーケットは織り込んでおりポンドの下値は限定的とみる。
政府機関の一部閉鎖が長期化していることも新たな材料にはなりにくく、今週は先週の流れを継いで株式や原油、そして米金利などの上昇が継続するとみている。
ただ、昨年末からの激しい株式市場の動きにより市場は大分傷ついていることからちょっとした材料でセンチメントが一転しやすい。
慎重ながらもドル円クロス円の反発を見込んだ押し目買いを入れていきたい。
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