[米ドル円]イベントリスクで売り圧力

先週末のWSJ紙の報道でFRBがバランスシートの縮小を早期に実施するのではといった見方がドル売りを促した。週明け東京市場でドル円は売りが先行し109円27銭まで下落。
その後買い戻しの動きが入り109円52銭まで回復したもののNY市場で再び下落。
NY株式市場が中国景気減速懸念から三指数ともに大きく下落して始まったことでドル円はこの日の安値となる109円16銭まで下落した。
その後は株価が下落幅を縮小したことでドル円は109円40銭付近まで上昇したものの全般に上値の重い展開が目立つ。
今日の英国議会での修正案採決や明日から始まる米中貿易協議などイベントリスクがドル円の上値を抑える。ただ、先に悪材料を織り込む格好となればイベント終了後は反発することになる。
押し目買いスタンスで臨みたい。
ドル円予想レンジ:109円80銭~108円90銭(50%)
※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。
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[ポンド米ドル]議会採決巡り調整売り

今日のロンドン時間に行われるEU離脱修正案採決では一先ず合意に至るのではといった見方が根強く、ポンドの上昇が続いた。しかし、昨日はユーロポンドなどのポジション調整と思われる買いが入りポンド売りが先行。
先週末に付けた高値1.32前半は昨年後半に何度か上値を抑えられたレベルでもあり意識された。
今日の採決は代替案の方向性の賛否を問うもので離脱協定の是非を問うものではないだけに、それほど大きなインパクトはないとみる。寧ろ、今後解決策が打ち出されなければメイ政権への不信感が広がりポンド売りが強まる可能性もある。
一時期の過度な懸念は後退していることからポンド上昇トレンドは継続とみるが、その前に調整的な売りが強まるとみる。
ポンドドル予想レンジ: 1.3200~1.3000(38.2%)
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[豪ドル円]米中貿易協議控え調整売り

ここにきて中国が景気刺激策を打ち出したものの豪ドルは依然として上値は重く、本格的な買いはみられない。
目先は61.8%戻しとなる78円付近を下抜けすると、先週末の安値77円50銭を試す展開が予想される。
ただ、明日から始まる米中協議では何らかの進展が期待できることから豪ドル売りも限定的とみる。
77円ミドル手前で買いを入れていきたい。
豪ドル円予想レンジ: 78円70銭~77円50銭(1月25日安値)
※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。
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[全般]イベント控え神経質な展開
週明け東京市場では先週末にFRBがバランスシート縮小の早期打ち止めを検討しているとの報道を受けドル売りが先行。ドル円は上値の重い展開で始まった。日経平均株価も円高を背景に軟調な地合いで推移。
欧州市場ではユーロ売りが先行。欧州景気減速懸念などから利上げ時期が後退するのではといった見方やドル安が影響した。
一方、ポンドは29日の離脱修正案採決を控え売り圧力が強まるなどユーロポンドの買い戻しの動きが強まった。
NY市場では30日から2日間行われる米中貿易協議を目前に中国景気減速懸念が拡大。この日発表されたキャタピラーの決算が中国景気減速の影響を受け予想を下回ったことでNY株式市場は三指数ともに下落。NYダウは一時400ドル超の下落となりドル円は109円前半まで売り込まれた。
米中協議、英国のEU離脱を巡る修正案の議会採決、FOMC会合や週末の雇用統計といった重要イベントを控え全般に神経質な展開が今日も続きそうだ。
このような時はポジションを一方向に傾けにくく、短期的な動きが強まるため往って来いになりやすい。
利食いや損切りは早めに入れておきたい。
※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。
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注意喚起
店頭外国為替証拠金取引は、為替レートの変動等による損失発生のおそれがあり、かつ、その損失が預託証拠金を上回ることがあります。また、想定元本と比較して、少額の資金で取引することができるため、多額の利益を得ることもありますが、短期間のうちに多額の損失を被る可能性があります。 スワップポイントは、受け取れる場合もあれば、支払わなければならない場合もあります。また、将来にわたり、保証されるものでもありません。 取引レートは、2way priceです。売値と買値には差があり、その差をスプレッドといいます。取引手数料は無料ですが、スプレッドがお客様のコストとなります。 個人のお客様の必要証拠金は、想定元本× 4%以上の額で、法人のお客様の必要証拠金は、法令等の規定する方法で算出した為替リスク想定比率×想定元本以上の額となります。
取引にあたっては、契約締結前交付書面をよくお読みいただき、内容をご理解の上、ご自身の判断により取引を行っていただきますようお願いいたします。
商号 | : | ヒロセ通商株式会社 |
業務内容 | : | 第一種金融商品取引業 |
登録番号 | : | 近畿財務局長(金商)第41号 |
加入協会等 | : | 一般社団法人金融先物取引業協会(会員番号1562) |
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