ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2019-01

[米ドル円]パウエル議長発言に注目

(米ドル円日足)



ドル円は先週から109円台の狭いレンジの中で、方向感の全く掴めない状況が続いている。
昨日は日経平均株価が下落して始まるとドル円は109円13銭まで下落。これがこの日の安値となった。
NY市場にかけて買いが強まったものの109円54銭で上値が抑えられるなど狭いレンジ内での動きが続いた。
本日行われるFOMC会合では政策金利は据え置かれるとみられる。注目はパウエル議長会見に集まる。バランスシートの縮小に前向きな姿勢を示すようならドル売りが強まる一方で株価上昇で円安が進むことになる。
結果ドル円の動きは限られるものの、米長期金利は既に低下するなど織り込み済み。
円安の動きがドル安を上回る可能性が高いとみており、110円を試す展開を予想する。
ただ、米中貿易協議や米雇用統計を控え上値も下値も限定的とみる。
結局108円台、110円台のどちらに割り込んでも109円台に戻す可能性が高い。

ドル円予想レンジ:110円20銭(BB上限)~108円70銭(38.2%)

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。

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[ポンド米ドル]修正案否決でも動き鈍く

(ポンド米ドル日足)



英議会によるEU離脱に関し、労働党コービン氏の修正案が賛成296、反対327で否決されポンドは1.3160から1.3057まで100ポイント余り下落。
採決直後にメイ首相の「合意無き離脱回避については同意した」との発言で一先ず下げ止まった。
市場ではソフトブレグジットへの期待は根強いものの、今後の展開は誰も予想不能。
結局ポジションをどちらにも偏らせにくい状況が続く。
ただ、今後メイ政権の弱体化は避けられないとの見方もありポンド買いは慎重な動きになるとみる。
1月3日から続いた上限のバンドウォークが終了し、バンドの中心線を試しに行く可能性が高い。

ポンドドル予想レンジ: 1.3150~1.3000(38.2%)

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[豪ドル米ドル]FOMCとRBA、政策の違い

(豪ドル米ドル日足)



昨日の東京時間に発表された豪州12月NAB企業景況感指数が前月の11から2へと下落したことを受け豪ドルは0.7170から0.7138まで下落。しかし、直ぐに買い戻しが入るなど往って来い。
その後ハーパーRBA委員が「次のアクションは利上げと予想」と発言したことで上昇を加速。しかし、NY市場にかけて上値重い展開が続いた。
本日行われるFOMC会合ではバランスシート縮小への前向きな姿勢が予想され、いずれにしても利上げ打ち止め観が広がる。
一方、RBAは今後利上げの可能性が示されるなど両国の金融政策の違いが豪ドル買いを今後促す可能性が高い。
ボリンジャーバンドの中心線は横ばいから上昇に傾きつつあり、実勢レートも中心線で下げ止まった。
今日のFOMC会合後もバンドの中心線を下回らないようなら買いを入れていきたい。

豪ドルドル予想レンジ: 0.7230(61.8%)~0.7140

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[全般]FOMC会合とパウエル議長発言に注目

EU離脱を巡る英議会の修正案採決や米中貿易協議、そしてFOMC会合を控え各市場は動意が乏しく、新たなポジションが持ちにくい状況となった。
昨日の東京市場では米中貿易協議による中国景気減速への懸念などから下落して始まるとドル円も109円13銭まで下落。後場に入り株価が小幅上昇となったことで反発。
欧州市場では各国株価がプラス圏に持ち直すとリスクオンの動きが強まりドル円は109円ミドル付近まで上昇。
NY市場では前日下落した株式市場はダウが上昇したもののナスダックやS&Pは小幅下落で引けるなどまちまちな動きとなった。ただ、米長期金利はFOMC会合を控え低下する中でドル円も上値の重い展開が続いた。
この日は英国のEU離脱を巡る議会の修正案に関する採決を控え色々な思惑が飛び交う中でポンドは下落。
労働党コービン氏の提案する修正案を賛成296、反対327で否決されたことでポンドは下落。その後メイ首相が「合意無き離脱回避については同意」としたことで下げ幅は限られた。
本日はドルや株式市場の行方を左右しかねないFOMC会合後のパウエルFRB議長発言に注目が集まる。
先週WSJ紙が「FRBは保有資産縮小終了の議論をしている」と報じたことで株価が上昇。
今回議長がバランスシート縮小に関して前向きな姿勢を示すようなら株式市場は好感して上昇。一方、米金利が低下することからドル安と同時に円安が進むことになる。
ドル円にとっては綱引き状態となるもののクロス円全般に買いが強まる可能性が高い。
クロス円中心の取引が面白い。

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業務内容 : 第一種金融商品取引業
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