ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2019-02

[米ドル円]円高警戒とその反動

(米ドル円日足)


先週のドル円は109円43銭から110円15銭と狭いレンジ内での動きが続いた。米中貿易協議への期待が後退したことや欧州景気減速などでクロス円が下落。ドル買いと同時に円買いの動きが強まり綱引き状態となったためだ。
今週はこれらのリスクに対して過剰に反応した動きに注意したい。
今週は中国の春節を終え中国株価が世界的な景気減速懸念を背景に下落して始まる可能性が高く、そうなればリスク回避の円買いが進みやすい。
また、日米通商協議スタートに際し為替への言及や数量規制などへの懸念も加わる。
一方で、米中閣僚通商協議への期待が再び高まるようならドル円の反発にもつながる。
ただ、どちらにしてもドルと円は同じ方向に反応することから綱引き状態となり値幅は限定的とみられる。
上値目途としてはフィボナッチ61.8%戻しでありボリンジャーバンドの上限でもある110円40銭近辺は強いレジスタンスとなる。
下値目途は109円前後では買いが入りやすい。もし、1月末の安値108円50銭を下抜けするようなら一旦ドルロングポジションは手仕舞いたい。

今週のドル円予想レンジ:110円40銭(BB上限、61.8%)~108円80銭

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。

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[ポンド米ドル]景気減速と利上げ期待の後退、そしてブレグジット懸念

(ポンド米ドル日足)


先週開かれたBOE政策会合では「見通しでは3年に一回利上げが基本となる」とした。また、成長見通しも大幅下方修正されたことでポンド売りが加速。またブレグジットを巡りメイ首相とユンケル委員長との会談で具体的な道筋が示されなったことに失望。
今週は英国10-12月期GDPやそのほか重要指標が軒並み発表される。既に悪材料をこなしてきただけに、ちょっとした好材料で下落から反転に向かう可能性が高いとみる。
8日のローソク足が寄り引き同時線となったことでその日の安値1.2855付近が当面の安値になる可能性が高い。この手前で買いを入れてみるがもし1.2850をクリアに下回るようなら再度売りに転じる。

今週のポンドドル予想レンジ:1.3080(61.8%)~1.2850

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[NZドル円]RBNZ政策会合

(NZドル円日足)


先週RBAが今後の経済や物価見通しを下方修正したことや利上げに慎重な姿勢が示されたことを受け豪ドルが下落。NZドルも攣られて大きく下落した。
今週開かれるRBNZの政策会合でも同様に物価見通しの下方修正やハト派的な姿勢が示されるとの見方からNZドルも下落。
既に市場は大分織り込んできたこともあり、実際にハト派姿勢が示されたとしても下値は限定的とみる。
ボリンジャーバンドの下限が73円前半からミドルに上昇している。
これまでの動きを見るとバンドの下限付近でNZドル円はほとんど反発していることが分かる。
フィボナッチ38.2%戻しとなる73円ミドル付近で下げ止まるようなら売りはほぼ一巡とみて買いをいれてみるが、バンドの下限を下回るようなら損切り。

今週のNZドル円予想レンジ:75円00銭~73円50銭(38.2%)

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[全般]世界景気減速懸念と米中協議

先週は欧州景気減速懸念や米中貿易協議への期待が後退したことなどからクロス円全般に売りが強まった。リスク回避の円買いと同時にドル高が進んだことでドル円は狭いレンジ内での動きが続いた。今週は米中協議や米国経済指標などを睨みながら下落の反動が強まる可能性もあり注目。
先週は前週末の米雇用統計やISM製造業景況指数が予想を大きく上回る結果を好感。ドル円やクロス円は堅調な地合いで始まった。しかし、トランプ大統領が関税引き上げ期限となる2月末までに習近平主席と会談することはないと発言。これを受け米中協議が難航しているとの見方が広がった。
また、欧州景気見通しが下方修正されたことが重なりNY株式市場が大きく下落。
その後も豪州や英国でも軒並み成長率の下方修正となったことでユーロやポンド、そして豪ドル等が対ドル対円で下げが急速に進んだ。
結果的にクロス円全般が下落したことでドル高と円高が同時に進行し、ドル円は109円台での狭いレンジ内での攻防が続いた。
今週は中国市場が春節を終え市場が再開。世界的な景気減速懸念を背景に中国株式市場が軟調な地合いで始まるようならリスク回避の円買いに反応しやすい。
ただ、今週から米中閣僚級貿易協議が開催され、再び期待が高まればドル円やクロス円の反転が見込める。
一方、15日はつなぎ予算期限が切れ再び政府機関閉鎖となればNY株価の下落と円買いに動く可能性も残る。
ただ、政府機関の閉鎖や米中貿易協議への警戒感などのリスクを市場は大分織り込んできている。
週前半でドル円やクロス円の底値が確認されるようなら打診的に買いを入れていきたい。

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。

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