ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2019-02

[米ドル円]ドル安円安の綱引き

(米ドル円日足)



米中協議の進展や米政府機関閉鎖の回避期待などから連休明け東京市場でドル円はリスクオンの円安が進み110円65銭まで上昇。欧州市場でも同レベルで跳ね返されたことで利食い売りも入り110円34銭まで押し戻された。
その後NY株式市場が大幅高となったことで円安が再び強まり110円55銭まで上昇。
ドル安と円安との綱引き状態が続いている。
悪材料が出た時にはドル高円高となるためドル円の値幅はどちらにしても狭いレンジ内での動きとなる。
ただ、全般にドル円の底値が切り上がっており、ボリンジャーバンドの中心線も上昇トレンドを示すなど押し目買いスタンスは継続。

ドル円予想レンジ:110円90銭(61.8%)~110円30銭

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[ポンド米ドル]EUとの協議継続で反発

(ポンド米ドル日足)



メイ首相は昨日の議会演説でEUとの離脱協定案修正に向けて月末まで協議を続ける方針を表明したことでポンドは上昇。
また、この日はカーニーBOE総裁の「景気拡大が継続すれば緩やかな金融引き締めがインフレ目標を達成するのに十分である」との発言がポンド買いで反応した。
これらが先週英国成長率見通しが下方修正され、利上げ期待の後退などもありポンド下落が続いていた反動に繋がった。
しかし、ブレグジットを巡る問題がこれで解決するわけではなく依然としてハードブレグジットへの懸念は残る。
買い戻しが入ったとしても一時的なものとみており、買いが一巡したところでは再び売りが強まるとみている。

ポンドドル予想レンジ:1.2950~1.2820(50%)

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[NZドル円]RBNZ会合に注目

(NZドル円日足)



先週RBA政策会合で景気見通しを引き下げたことから豪ドル売りが先行するとNZドルも攣られて下落。本日の会合でRBAと同様に景気減速への懸念が示されるとの見方が広がった。
今回の会合では政策金利1.75%据え置きが予想されるが注目はその後のオアRBNZ総裁記者会見に集まる。
もし、利上げに消極的な発言をした場合には既に織り込まれており下値は限定的とみる。一方、タカ派的な内容となれば先週の下落に対する買い戻しの動きが強まる可能性が高い。
一目の雲の上限が底値を支えるとみており、一時的に下振れがあるようなら押し目買いスタンスで臨みたい。

NZドル円予想レンジ: 74円90銭(50%、転換線)~74円30銭(雲の上限)

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[全般]リスクオン相場で株式市場全面高

市場の懸念材料である米中貿易協議進展や米政府機関閉鎖が回避されるとの期待が高まりアジアから欧州、そして米国株式市場が全面高。リスクオンの円安とともにドル安が強まりドル円は小幅な動きにとどまった。
連休明け東京市場では日経平均株価が大きく上昇。米中貿易協議が進展するとの期待が高まったことから今年最大の上げ幅となった。ドル円もリスクオンからの円安が進み今年最高値となる110円65銭に上昇。その後利食い売りが出たものの欧州市場にかけて再度110円65銭の面合わせとなったが再び押し戻された。
欧州各国株式市場が軒並み上昇。ユーロやポンドの上昇に合わせてドル売りが強まったことでドル円は上値を抑えられた。
NY市場では株式市場が三指数ともに大きく上昇。トランプ大統領が「政府機関の閉鎖はないだろう」と発言。一方、「今のところ3月に習近平主席と会談する計画はない」としたものの、「対中関税の引き上げ開始は3月1日の期限からずれても構わない」と発言。
結果的に市場はポジティブ材料と受け止め株価を押し上げた。
一先ず新予算の暫定案に基本合意し、15日のつなぎ予算切れは回避されたもののメキシコの壁を巡る攻防は依然として継続。米中協議も閣僚会議に移るものの、今後中国の構造問題を巡り米中の隔たりを埋めるには時間が必要だ。
好材料と悪材料が交互に現れる度に市場は一喜一憂するものの、ここにきて楽観的なセンチメントが優勢となっている。
昨日パウエルFRB議長は「米経済は堅調」「失業率は50年ぶりの低水準」「米国は国家レベルで最大雇用に近い」など、好調な米国労働市場をアピール。
雇用問題はFRBの最重要課題でもあるだけに、今後も米経済への期待の高まりが相場の下支えとなる。
紆余曲折はあるものの、当面はリスクオンの円安とドル安の動きは継続するとみる。

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商号:ヒロセ通商株式会社
業務内容:第一種金融商品取引業
登録番号:近畿財務局長(金商)第41号
加入協会:一般社団法人金融先物取引業協会(会員番号1562)

 

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