ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2019-02

[米ドル円]リスクオンで押し目買い

(米ドル円日足)


米中協議が進展したことから市場に安心感が広がり、今週もNY株式市場を中心に世界的な株高がリスクオンの円安を促すと予想。
米経済指標への市場の反応が高まる中で今週発表される米耐久財受注や中古住宅、PMI、景気先行指数などに注目が集まる。
先週の小売売上発表でドル円は111円から110円前半に押し戻された。短期のポジションは大分解消されたとみる。先週末に発表された製造業景気指数や消費者態度指数などが予想を上回った事でドル円は反発。
好材料に今度は反応しやすいことから押し目買いスタンスで臨みたい。
下値目途としてはボリンジャーバンドの中心線が位置する109円80銭付近。その下の109円ミドルは一目の雲の上限がサポートとなっている。

今週のドル円予想レンジ:111円30銭(61.8%)~109円80銭(BB中心)

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。

テーマ:FX(外国為替証拠金取引) - ジャンル:株式・投資・マネー

[ユーロ円]欧州景気懸念も織り込む

(ユーロ円日足)


中国景気減速懸念から欧州景気見通しも下方修正されるなどユーロの上値は抑えられている。
ドイツ経済が低迷する中でドイツ長期利回りは低下。スペインでは19年度予算案が通らず4月に総選挙を行うことを決定。極右政党の台頭による政治不安が拡大する恐れもありユーロが売られる場面も見られた。
今週はECB議事要旨公開やドイツの10-12月期GDP改定値が発表される。
ここにきて米中協議が進展していることもあり目先の悪材料は織り込んだ可能性が高い。
これらの数字が予想を上回るようならユーロ買いに反応。反対に、予想を下回ったとしても悪材料は大分織り込んできたことで下値は限定的とみる。
今週はブラードECB理事の講演を控える。欧州経済や利上げへの慎重な見通しが示されると予想されるが、少しでもポジティブな内容となればユーロの買いに反応しやすい。
1月3日のフラッシュクラッシュ以降ユーロ円の下値は切り上がっており上昇チャネルが継続。
ボリンジャーバンドの下限付近では買いを入れておきたい。

今週のユーロ円予想レンジ:126円00銭(50%)~124円00銭(BB下限)

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[豪ドル円]米中協議期待と窓埋め

(豪ドル円日足)


前週のRBA総裁が利下げの可能性を示すなどハト派発言で豪ドル円は79円ミドルから77円ミドルまで下落した。先週はそんな反動から買い戻しの動きが強まった。
また、米中協議進展への期待も豪ドル買いを促した。
中国政府が立て続けに景気刺激策を打ち出しており、過度な懸念は後退。
今週はRBA議事要旨が公開され、景気慎重見通しや緩和政策継続などが示唆されそうだ。しかしこれらを市場は大分織り込んできたことで下振れリスクは低い。
今週はまた豪州1月雇用統計が発表され、予想通りであれば好調な労働市場を再度確認したことで豪ドル買いに繋がる。
上値目途としては2月6日の急落前のレベルでありボリンジャーバンドの上限となる79円60銭付近。

今週の豪ドル円予想レンジ:79円60銭(61.8%、BB上限)~78円00銭

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[全般]リスクオン継続

先週は米中貿易協議の進展期待や米政府機関再閉鎖の回避などからリスクオンの動きが高まった。一方、小売売上などの悪化もあったが全般に経済の強さが示されたことでNY株式市場は大きく上昇。ドル円も一時111円台に乗せてきた。トランプ大統領の非常事態宣言やブレグジットを巡る混迷など不安材料は残るものの今週もリスクオンの動きは継続するとみる。
先週末に米中閣僚級貿易協議が終了。具体的なものは示されなかったものの米中首脳や取り巻きが「新たな進展があった」との見解が示された。また、来週もワシントンで協議が継続されるとの報道や、トランプ大統領の署名で米国政府機関の閉鎖が回避され市場には安心感が広がった。一方、メキシコ国境の壁建設のためにトランプ大統領が非常事態を宣言するなど政治的な混乱への不安は残る。また、12月米小売売上が9年3か月ぶりの大幅減少となったことでドルが全面安となった。しかし、その後発表された製造業景気指数や消費者態度指数などが予想を上回った事で好調な米経済への期待が高まった。
結局一週間を通してみるとNY株式市場は大きく上昇。リスクオンの円安の動きが強まりドル円は一時昨年末以来の111円台を回復した。
不安材料は残るものの、今週も米中貿易協議に対する期待などから世界的な株高を背景にリスクオンの円安が進みやすい地合いが継続するとみる。
今週は特に目立ったイベントはないものの、FOMC議事要旨の公開や米重要経済指標の発表を控える。
先週の動きを見ると株価が落ち着きを取り戻したことから各国経済指標に反応しやすくなっている。
好調な米経済の結果が改めて確認されるようならリスクオンの動きが一段と強まるとみる。
一方、FRBの利上げ打ち止め期待が後退するとの思惑が高まるリスクはあるが、市場の楽観的なセンチメントに変化を及ぼすものではない。
また、今週はオセアニアやカナダドルといった資源国通貨にも注目したい。
対ドル対円での上昇が継続する可能性が高いものの、一時的な反落には注意しておきたい。

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