ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2019-02

[米ドル円]膠着状態継続

(米ドル円日足)


ドル円の膠着状態が続いている。
昨日発表された米経済指標が軒並み予想を下回ったことでドル売りが強まったが110円58銭で下げ止まった。また、NY株式市場が三指数ともに下落したものの米金利が上昇したことでドル高円高の綱引きとなりドル円は膠着状態が続いた。
東京市場では米中協議への期待が高まったものの111円台には届かなかったことでやや諦め感が広がった。
市場全体にポジション調整の動きが入りやすいことから動きにくい状況となっている。
ただ、ドル円のボリンジャーバンドは上昇トレンドが継続。途転のサインとなるパラボリックも依然として買いを示している。
米中協議の6つの覚書の中では為替に関するものも含まれることが分かった。
ただ、ここにきてドル人民元も下げ止まったことから、ドル円も111円台を試す準備が整い始めているように見える

ドル円予想レンジ:111円30銭(BB上限、61.8%)~110円50銭

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。

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[ユーロ米ドル]欧州景気減速懸念

(ユーロ米ドル日足)


欧州時間に発表されたユーロ圏2月製造業PMIが49.2と予想の50.3を下回った。この水準は5年9か月ぶりの低水準であり、50を下回ったのは13年6月以来ということもありユーロの売りが強まった。一方、米国経済指標も軒並み予想を下回る結果となったことでドル売りが強まるとユーロは1.1367まで反発。
ところが、米長期金利が上昇したことで再びユーロは1.13前半まで押し戻されるなど上値の重い展開となった。
ボリンジャーバンドの中心線で二日連続上値を抑えられたことで上値の重さを確認。
再度下値を試す展開を予想する。

ユーロドル予想レンジ:1.1360(BB中心)~ 1.1290(61.8%)

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[豪ドル円]80円手前でダブルトップ

(豪ドル円日足)


東京時間に発表された1月豪州雇用統計では雇用者数が3.91万人と予想の1.5万人を上回った事で豪ドル円は79円82銭まで上昇。しかし、その後中国が豪州産の石炭輸入を禁止するとの報道で一気に78円46銭まで下落。その後も売りの勢いは止まらずNY市場では株価の下落もあり78円34銭の安値を付けた。
結果的に2月5日に付けた高値79円84銭を抜けずに79円82銭で反落。このレベルはボリンジャーバンドの上限でもありダブルトップを形成した。
ボリンジャーバンドの中心線となる78円70銭を終値ベースで下回ったこともあり、次はバンドの下限となる77円60銭付近を探る展開が予想される。このレベルはフィボナッチ50.0%戻しでもあり強いサポートとして意識される。
このレベルを下回らないようなら再びダブルトップの78円後半を試す展開も予想される。
それには米中通商協議が合意に至るといった材料が必要だろう。

豪ドル円予想レンジ:78円80銭~78円00銭(38.2%)

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[全般]景気減速懸念と米中協議への期待

FOMC議事要旨がハト派的であったものの緩和期待は一巡。この日発表された米経済指標は予想を下回るものが相次ぎNY株式市場は利益確定の売りに押された。しかし、米中協議への期待などから楽観的なセンチメントは変わらず調整一巡後は再びリスクオンの円安が進むとみる。
昨日の東京市場では米中通商交渉において「知的財産権や為替などで6つの覚書が準備されている」と報じられたことで株価は上昇に転じた。ただ、閣僚級協議の結果を見極めたいとの見方もあり小幅にとどまるとドル円も110円後半で上値が抑えられた。
欧州市場ではこの日発表されたユーロ圏PMIが予想を下回りユーロが失速。
NY市場ではフィラデルフィア連銀製造業景気指数が-4.1と予想の+14を大きく下回った。また、耐久財受注や中古住宅販売、そして製造業PMIなどが軒並み予想を下回る結果となったことからドル売りが強まった。
NY株式市場も三指数ともに4日ぶりの反落となったものの、米長期金利は上昇。市場は経済指標の悪化は政府閉鎖期間のなかで米中協議への懸念や年初にかけて株価が下落していたことなど特殊要因との見方もあった。暫く経済指標の結果を見極めたいという意見も聞かれる。FOMC議事要旨ではバランスシートの終了時期が示されたことでこれ以上のハト派的なものは出ないとの見方も株価を押し下げた。
しかし、米中協議の進展や緩和姿勢の継続などが楽観ムードを広げていることに変化はなく、調整が一巡すれば再びリスクオンの円安が進むとみている。

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。

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