ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2019-02

[米ドル円]リスクオン継続

(米ドル円日足)


米中通商協議合意への期待で株式市場の大きな不安が一つ後退。FRBの当面利上げ停止による安心感が世界的な株式市場の安定を導くことからリスクオンの円安が進むとみる。
米中協議では人民元安誘導を制限したことからドル円への影響が懸念されるとの見方もあるが、日本はこれまで介入などはなく影響は限定的とみてよいだろう。
一方、先週発表された米経済指標が予想以上に悪化していたことから今週発表される指標やパウエルFRB議長の議会証言にも注目が集まる。
予想を下回るようなら株価にとってはネガティブ材料である一方、緩和期待が高まる。最終的に株式市場への影響は限定的とみるが、金利低下によるドル安圧力となりドル円は上値が抑えられる。
結果的にドル円は狭いレンジ内での動きが予想されるが、全般に楽観的なセンチメントがドル円を緩やかに押し上げていくと予想。
パラボリックの位置する110円を割り込まない限り上昇トレンドは継続。上値目途はボリンジャーバンドの上限であり61.8%戻しとなる111円40銭付近。
このレベルを上抜くようなら111円前半まで目立ったレジスタンスは見られない。

今週のドル円予想レンジ:111円40銭(BB上限、61.8%)~110円00銭(BB中心、パラボリック)

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。

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[ポンド円]ハードブレグジットリスクの後退

(ポンド円日足)


先週ハント英外相はアイルランド国境を巡るバックストップに単純な修正を施すことで議会の承認を得られると英政府は確信していると発言。ポンドはこじっかりとした動きが続いた。
ただ、145円付近は1月25日に付けた高値であり、ボリンジャーバンドの上限も位置していたことから上値が抑えられた。このレベルを明確に上抜けできなかったことで一先ず利食い売りなどが散見されたものの下押し圧力はそれ程強いものではなかった。
ダブルトップを形成したように見えるものの、米中協議の合意期待によるリスクオンの円安がポンド円のサポートとなっている。
途転を示すパラボリックは買いサインに転換しており、今週はこのダブルトップを上抜ける可能性が高いとみる。
市場はハードブレグジットの可能性が高いとみるところが多いだけに、ちょっとした買い材料でポンドショートが炙り出されやすい。
ただ、本格的なポンド買いは難しく、昨年11月後半の高値146円付近では一先ず売りを出しておきたい。

今週のポンド円予想レンジ: 146円00銭~143円00銭(BB中心)

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[豪ドル円]米中協議合意とコモディティー価格の上昇

(豪ドル円日足)


中国は景気刺激策を更に打ち出す中で米中協議への期待が高まり豪ドル円は79円82銭まで上昇。しかし、中国が豪州からの石炭輸入を禁止するとの一部報道で豪ドルは急落。78円34銭まで1円50銭近く押し戻された。その後中国側がこの報道を否定したことで買い戻しが入ったが上値は限定的となった。
79円後半は2月5日に付けた高値であり、このレベルで押し戻されたことからダブルトップを形成しボリンジャーバンドの上限も位置していたことから押し戻された。
しかし、週末に米中貿易協議が大筋合意したことから豪ドル円はこの79円後半のダブルトップを上抜ける可能性が高まった。
原油や銅などのコモディティー価格がここにきて上昇しており、これも豪ドルの押し上げ材料となる。
途転サインのパラボリックは買い継続を示しており、フィボナッチ61.8%戻しとなる80円60銭付近が次の上値ターゲットとして意識される。

今週の豪ドル円予想レンジ:80円60銭(61.8%)~78円30銭

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[全般]米中協議進展と米経済指標

先週は米中閣僚通商協議の進展への期待とともに米政府機関閉鎖回避もあり株式市場は安定した動きが続いた。一方で、米製造業、住宅関連、景気指標などが軒並み予想を下回る結果となったことで市場には一時不安が広がる場面も見られた。しかし、週を通してみるとNY株式市場は堅調な地合いで推移するなど市場の楽観的なセンチメントは維持された。
今週は米中通商協議合意や重要な米経済指標、そしてFRB幹部の発言などの動向を観ながらドル円は上値を試す展開を予想する。
先週末のNY株式市場は米中通商協議が合意に至るとの期待感もあり三指数ともに大幅上昇。リスクオンの円安が進む一方、米長期金利は調整の買い戻しが入り低下したことでドル全般に売りが強まりドル円は小幅な動きに終始。結局一週間を通してドル円は50銭という非常に狭いレンジでの動きとなった。
米中通商閣僚協議で中国は今後の市場の注目は米経済指標に集まるとみている。
今週は米国10-12月期GDPや12月PCEデフレーター、2月ISM製造業景況指数といった重要指標の発表を控える。先週発表された経済指標が軒並み予想を下回るなど景気への懸念が広がった。しかし、株式市場は堅調な地合いを崩さなかった。
これらの指標は昨年末の米国政府機関の閉鎖や株価の下落、そして米利上げなどの要因も重なり単月での判断は難しいとの見方が多く聞かれた。結果、今週も一時的な下振れ懸念はあるものの方向性を見極めるには時間が必要であり下値は限定的とみる。
今週はパウエルFRB議長やその他FRBメンバーの発言にも注目が集まる。
先週公開されたFOMC議事要旨では年内のバランスシート縮小停止を望んでいることが明らかとなった。一先ず緩和への期待を市場は織り込んでいることから、寧ろその反発に繋がる発言には注意したい。
全般にドルと円の綱引き状態からドル円は大きな動きは期待できず、今週もクロス円取引が面白い。
主要なクロス円はダブルトップを付けた後に売りが散見されている。
ただ、米中協議の進展や政府機関閉鎖の回避、そしてFRBの緩和期待などにより世界の株式市場は安定から上昇に向かっておりリスクオンの円安の流れがみられる。
調整的な売りが一巡したところでクロス円は再度上値を試す展開が予想される。

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。

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