ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2019-02

[米ドル円]調整売りで目先もみ合いへ

(米ドル円4時間足)


前日のNY市場でドル円は今年最高値となる111円23銭まで上昇。一先ず達成感が広がったことで迎えた東京市場では利益確定の売りが先行。日経平均株価がマイナスに転じるとドル円も110円75銭まで下落した。
欧州市場でもドル円は110円後半でのもみ合いが続く中でNY市場がスタート。
最初に発表された12月住宅着工件数が予想を大きく下回ったことでドル売りが先行。
その後発表された2月の消費者信頼感指数は予想を上回ったことから買い戻された。
しかし、ロンドンフィキシングにかけてポンドが大きく上昇したことでドルが全面安となりドル円も上値が抑えられた。更に、NY株価が小幅下落し米長期金利が低下したことでドル円はこの日の安値となる110円43銭まで下落。
結局111円台に戻すことなく安値圏での引けとなった。米経済指標は住宅指標が遅行指数であり、先行指標の消費者信頼感指数が好調な数字が示されたことはドルにとってはプラス材料と捉えられる。
パウエル発言は改めて利上げ打ち止めを示すものでドルの上値の重石となるものだ。
目先111円台が意識される中で短期間でのもみ合いに入るとみる。

ドル円予想レンジ:111円00銭~110円20銭(38.2%)

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。

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[ポンド米ドル]利上げと離脱時期延長期待

(ポンド米ドル日足)

GBP_USD_20190227_hiashi.jpg

東京から欧州市場にかけてポンドは1.3130付近からじりじりと上昇。その後カーニーBOE総裁が「景気が予想通りに推移すれば利上げが必要」と発言。また、BOE副総裁も「英国のインフレ期待は上昇している」など、利上げに前向きな姿勢が示されたことでポンドは1.3238まで上昇した。その後NY市場にかけて利食い売りなども散見され1.3143まで押し戻されたもののNY市場で再び上昇。メイ首相が下院の演説で「3月12日までに離脱案が議会で承認されない場合、合意無き離脱か短期間の離脱時期延期かを議会に問う」と表明。その時点ではポンド買いに反応は限定的ではあったが、ロンドンフィキシングにかけてポンドの纏まった買いが入ると1.3288まで上昇。このレベルは昨年9月の高値でもあり意識されたのか上値が抑えられた。
実際に議会が延期を承認してもEUとの打開策が見えない状況で、依然として不安は燻る。
一先ずポンドショートの炙り出しが入った後だけに目先は調整の売りが入りやすい状況とみる。
昨日の高値1.3288付近の重さが確認されるようなら短期的には売りから入りたい。

ポンドドル予想レンジ: 1.3270(BB上限)~1.3165(38.2%)

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[NZドル円]上昇過程の調整売り

(NZドル円日足)


NZドル円は日付が変わって最初の国の通貨だけにその日の先行指標になることが多くみられる。
今週のクロス円の上昇でもNZドル円は始めに買いがみられた。
昨日のNZドル円は前日に76円56銭の高値を付けた後はもみ合いに入っており目先天井を付けた観もある。
ボリンジャーバンドの中心に沿って上昇トレンドは継続するものの短期的な調整売りが入りやすい。
ボリンジャーバンドの中心線に向けた売りがどこまで続くか確認したところで再度買いを入れていきたい。
先ほど発表されたNZランドの1月貿易収支は‐9.14億NZドルと予想の-3.0億NZドルより赤字額が上回った事で売りが散見。
直近の下値目途としては38.2%戻しとなる75円50銭。その下の75円20銭付近は50%戻しでありボリンジャーの中心線もあり強いサポートとして意識される。

NZドル円予想レンジ:76円70銭(BB上限)~75円50銭(38.2%)

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[全般]ポンドの上昇でドル全面安

英国が離脱延期の可能性や利上げに前向きな姿勢が示されたことでポンドが大幅上昇。一方、株価が下落しドルの長期金利が低下する中でドルが全面安となった。各市場が全般にポジション調整的な動きを見せた。
昨日の東京市場でドル円は前日に今年最高値となる111円23銭を付けた後だけに利益確定の売りが先行。110円後半に押し戻された。同時にクロス円全般に調整的な売りが入るなど円安から円高に一転。
欧州市場ではポンドが堅調にスタート。カーニーBOE総裁が「景気が予想通りに推移すれば利上げが必要」と発言。また、BOE副総裁も「英国のインフレ期待は上昇している」など、利上げに前向きな姿勢が示されたことがポンドを押し上げた。
NY市場に入るとドルが全般に下落して始まった。
この日発表された12月住宅着工件数が-11.2と予想の-0.2%を下回ったことでドル売りが先行。その後発表された2月消費者信頼感指数が131.4と予想の124.7を上回ると買い戻しの動きも見られた。
注目のパウエルFRB議長の議会証言では「米経済見通しは良好だがここ数カ月に渡り相反する兆候も見られる」「政府の政策を巡る不透明感が強く、金融政策の変更には辛抱強くなれる」など、これまでの内容を踏襲するもので市場への反応は限られた。
その後、メイ首相が「3月12日までに離脱案が議会で承認されない場合、合意無き離脱か短期間の離脱時期延期かを議会に問う」と表明。延期の可能性が示されたことで安心感が広がりポンドが大きく上昇するとドルが全面安となった。
また、NY株式市場も三指数ともに小幅下落し米長期金利も低下。
結果的にドル安と円高が同時に強まりドル円は110円ミドル付近まで押し戻されて終了。
全般に調整的な動きが目立つものの、これまでの楽観的なセンチメントに変化は見られない。
米中通商協議の進展や政府機関閉鎖回避、そしてFRBの利上げ停止期待などが市場の安心感を支える。更に、ブレグジットへの懸念後退もあり調整が一巡したところでは再び緩やかな株高円安の動きが強まるとみている。

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