[豪ドル米ドル]FOMC後一段の下値を

昨日の東京時間に発表された豪州10-12月期住宅価格指数は-2.4%と予想の-2.0%を下回った。改めて住宅市場の低迷が示されたことで豪ドル売りに反応。しかし、同時に公表されたRBA議事要旨では「短期的に政策金利を変更する根拠はない」「金利はある時点で引き上げか引き下げとなるのが妥当」との内容が示された。市場は年内2回の利下げの見通しが示されていたこともあり豪ドル買いで反応。結果的に豪ドルは買いが優勢となった。しかし、買いは続かず欧米市場にかけて再び豪ドルは下落に転じた。
ボリンジャーバンドの中心を終値ベースで若干だが下回ったことで豪ドルの上値の重さが確認された。
明日の未明にはFOMC会合が開かれるが予想通りの結果となれば米ドル買い戻しの動きが強まり、豪ドルは一段の下値を試す展開が予想される。
豪ドルドル予想レンジ:0.7120~0.7050(61.8%)
※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。
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[全般]FOMCと日本の祝日
昨日の東京市場では日経平均株価が下落して始まるとドル円も111円16銭まで売られるなど上値の重い展開が続いた。また、この日は豪州経済指標などで豪ドルを中心とした動きが目立った。
欧州市場ではブレグジットに関する要人発言が英国や欧州から聞かれたが反応は限定的となった。
市場は21-22日のEU首脳会議やFOMC会合を控え様子見姿勢が広がった。
NY市場が始まると長期金利が上昇し株式市場の先物が買われたことを背景にドルが全面高。ドル円はこの日の高値となる111円47銭を付けた。
しかし、その後「中国側の抵抗で米中貿易交渉が後退していることを懸念」といった一部米政府高官発言が伝わるとドル円で売りが強まったがすぐに買い戻された。
トランプ大統領が「中国との通商交渉はとても順調」と発言。また、ムニューシン財務長官とライトハイザーUSTR代表が来週北京を訪問することを好感。
いずれにしても各市場は大きな方向感が出にくく動意が乏しい。
明日未明に開かれるFOMC会合では中立金利や利上げ回数に市場の注目が集まる。
金利見通しがこれまでの年2回の利上げから1回になるとの見方を市場は既に織り込んでいる。もし、これが0回になれば一時的にドル売りに動くとみる。
明日は日本が祝日となるため発表以降は市場の流動性が低下することもあり一方向に動きやすくなっている。
いずれにしてもFOMC発表前はポジションをできるだけ軽くしておきたい。
※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。
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[米ドル円]狭いレンジ内でも底堅さ継続

週明け東京市場では先週末のNY株価上昇の流れを継いで日経平均や上海総合指数が上昇。
リスクオンの円安が強まりドル円は111円62銭まで上昇。
欧州市場では英EU首脳会議やFOMC会合を控え慎重な地合いで始まるとドル円も111円44銭まで下落。
NY市場ではFOMC会合が緩和姿勢を示すとの楽観的な見方から株式市場が堅調な地合いで始まるとドル円も111円59銭まで上昇。しかし米国株が下げに転じるとドル円は111円30銭まで下落。この日の安値を付けた。
その後は株式市場が三指数ともに上昇に転じると再びドル円の買いが入り111円45銭付近で引けている。
結局狭いレンジ内での動きで終始したものの1月初旬から始まった上昇トレンドは継続。
ブレグジット期限延長が了承されFOMC会合でも緩和姿勢が示されるようならイベントリスク終了で一段の上値を試す展開が予想される。
111円30銭付近では買いを入れておきたい。
ドル円予想レンジ: 111円80銭(BB上限)~111円30銭
※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。
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[ポンド米ドル]EU首脳会談を控えもみ合い継続

1.33付近で始まったポンドドルは欧州市場が始まると売りでスタート。
ゼーホーファー独内相が「英国の離脱時期延期の要請に反対する国がある。説得することは困難で承認は難航するだろう」と発言したことを受け売りが強まった。
その後リースモグ保守党議員が「悪い離脱合意でもEUに止まるよりはまし。メイ首相の議会案を支持する」との発言などから買い戻しも見られた。
しかし、NY時間にジョン・バーコウ英下院議長が「メイ首相のEU離脱案がこれまでと同じ内容なら採決はできない」などと発言したことでポンドはこの日の安値となる1.3185まで売り込まれた。
その後クワーテン欧州連合離脱担当副大臣が「議会は今週離脱協定案を承認する可能性が残っている」と発言すると買い戻しの動きが強まり1.32ミドルまで押し戻されて引けている。
英国側は短期延長を望むもののEU側は長期の延期を要請する可能性が高い。
今日から始まるEU首脳会談での発言などで一喜一憂する動きが予想される。先週の高値1.3377を上抜けるのか、ダブルトップを形成し下落に転じるのかを見極めるまでは一方向にポジションを傾けるのはリスクが高い。
ポンドドル予想レンジ:1.3300~1.3170(50%)
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[豪ドル円]住宅価格指数とRBA議事要旨

最近の豪州住宅価格指数の下げ幅が加速する中で今日は10-12月期住宅価格指数が発表される。前年同期比では前回の-1.9%から-5.0%に低下すると予想される。先週発表されたGDPやNAB企業景況感指数、消費者信頼感指数など予想を下回り豪ドル売りに繋がった。本日も結果次第では豪州経済の先行き不安が拡大し豪ドル売りが強まる可能性が高い。
また、同時に公開されるRBA議事要旨は中国経済の減速や資源相場の低迷などへの悲観的な見方が示される可能性もある。ただ、それらは大分織り込んでおり豪ドルの下げ幅も限定的とみる。
中国景気刺激策などが打ち出されたことで上海総合指数は堅調な地合いが続いており、下げたところでは買いが入りやすい。
短期的には押し目買いスタンスで臨みたい。
豪ドル円予想レンジ:79円40銭~78円80銭 (38.2%、BB中心)
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[全般]FOMCや英議会採決控え
週明け東京市場では先週末のNY株式市場の上昇を受け日経平均株価は上昇。また、中国の景気刺激策や決算発表への業績期待などから上海総合指数が大きく上昇。
リスクオンでドル円は堅調な地合いで始まると豪ドルやNZドルを中心としたクロス円も全般に買いが強まった。
欧州市場が始まったところでポンドが下落。ドイツのゼーホーファー内相が「英国の離脱時期延期の要請に反対する国がある。説得することは困難で承認は難航するだろう」と発言したことで不透明感が広がった。また、ジョン・バーコウ英下院議長が「メイ首相のEU離脱案がこれまでと同じ内容なら採決はできない」などと発言したこともポンド売りを誘った。
NY市場では20日から始まるFOMC会合を控え慎重な動きでスタート。NY株が下げに転じたことでドル円も111円30銭を付ける場面も見られたがすぐに反発。結果的に狭いレンジ内での動きが続いた。
本日も昨日と同様にFOMC会合や英議会採決を控え慎重な相場展開が予想される。
FOMC会合では利上げ回数が引き下げられることは既に織り込んでおり、更なる緩和姿勢が示されるとの見方もあり株価は底堅い動きが継続されることからクロス円も高止まり状態が維持されるとみている。
FOMCやEUからの期限延長への思惑もあり、次の方向が見極めにくいことから短期取引に徹しておきたい。
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[米ドル円]リスクオンの円安と米金利低下

先週末の東京市場では日銀会合前にドル円はこの日の高値となる111円89銭をつけたが声明文発表後に111円70銭まで押し戻された。その直後に北朝鮮が米国との非核化協議停止検討との報道を受け111円49銭まで下落した。北朝鮮のニュース自体マーケットへの影響は限定的であり、寧ろ111円ミドルの底堅さを確認した格好だ。
米中協議の進展やブレグジット問題への過度な警戒感が後退。NY株式市場が安定に向かっていることから今週もリスクオンの動きから円安が進みやすい地合いとなりそうだ。
一方、FRBの利上げに慎重な動きがドルの上値を抑えるものの既に大分織り込まれている。
今週は112円を再度トライする可能性が高いとみるがドルの上値が重いことからボリンジャーバンドの上限では一先ず売りを出しておきたい。
今週のドル円予想レンジ: 112円30銭(76.4%、BB上限)~110円80銭
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[ポンド米ドル]EUの期限延長受け入れ

英国議会でEU離脱期限延長が可決されたことでポンドは1.3380の高値を付けてから下落に転じた。結果はほぼ織り込んでいたことから利食い売りなどが入り押し戻された。
テクニカル的に見ると2月27日に付けた高値1.3350とのダブルトップを付けたようにも見える。ただ、それにしては戻しの下落幅が小さく、依然としてポンド買いの余力があるとみてよいだろう。
今週はEU首脳会議で英国の6月末までの期限延長を了承する可能性が高く、そうなれば再度ポンド買いが強まる可能性が高い。ただ、そうなれば6月末までは材料出尽くしからポンド売りに転じる可能性も残る。
今度1.33付近で再度上値が抑えられるようなら売りから入りたい。
今週のポンドドル予想レンジ:1.3390(BB上限)~1.3120(61.8%)
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[豪ドル円/豪ドル米ドル]中国景気刺激策と株高


先週末に中国首相が「預金準備率など手段活用で不確実性に対処することが可能」「付加価値税を4月1日に引き下げる」などと発言したことで豪ドルは対ドル対円で上昇。
また、先週も各国株式市場が堅調な地合いで推移する中でリスクオンの円安が進み豪ドル円は上昇。ただ、市場ではRBAが年内2度の利下げ予想が広がり上値は依然として売りが出やすい。先週も対ドルでボリンジャーバンドの中心線となる0.71付近で上値が抑えられた。
対円では辛うじてボリンジャーバンドの中心線を若干上回る79円で終了。
今週は英国のEU離脱時期が延期される可能性が高く、そうなればリスクオンの円安が豪ドル円を押し上げるとみている。
上値目途はボリンジャーバンドの上限でありフィボナッチ50%戻しとなる79円70銭。
このレベルは今年最高値となる79円84銭が意識されることから売りが並ぶと予想される。
今週の豪ドル円予想レンジ:79円70銭(50.0%)~78円30銭
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[全般]FOMCとブレグジット
今週もブレグジットを巡るEU側の動向やFOMC会合の内容などが市場の注目を集める。
先週末の東京市場で日銀政策決定会合が開かれ改めて緩和政策継続姿勢を示したことを株価は好感。また、中国が更なる景気刺激策を打ち出し上海総合指数が上昇したことも日経平均株価を押し上げた。リスクオンが広がりドル円は一時111円89銭まで上昇。クロス円も豪ドル円を中心に底堅い動きで始まった。
昼過ぎに北朝鮮が米国との非核化協議停止を検討しているとの報道が伝わるとドル円は111円49銭まで下落。しかし、この報道も利食い売りを誘っただけですぐに反発するなど影響は一時的なものとなった。
欧州市場が始まるとポンドを中心に上下に荒っぽい動きが目立った。
前日に英議会で離脱時期延期が可決されたものの依然として不透明感が漂う中で色々な要人発言が交錯。北アイルランドのDUPドッズ副党首がメイ首相の離脱合意案の3度目の採決に賛成するとの見方が浮上。ポンドは最終的に上昇して引けている。
NY市場ではこの日発表のNY連銀製造業景気指数や鉱工業生産指数が予想を下回ったことからドル売りが先行。緩和政策継続期待から米長期金利が低下したこともドル売りを誘った。一方、緩和期待は株式市場にとっては追い風となり三指数ともに大幅上昇。リスクオンの円安とドル安が綱引きとなりドル円は結果的に111円台ミドルでの攻防が続いた。
4月の米中首脳会議への期待は依然として高く、中国政府は景気刺激策を打ち出すなど過度な景気減速懸念は一先ず後退。その中で今週は注目のFOMC会合が開かれる。
直近の米経済指標は一部弱い結果がみられるものの全般に堅調な米経済を示している。また、株式市場も堅調な地合いが続くものの世界的な景気減速やブレグジット問題、そして貿易摩擦などの不透明感が燻る中で改めて慎重な見方が示されるとの見方もある。
ただ、これらをマーケットは大分織り込んでおり、寧ろこれまでの内容を踏襲するものであればドル買いの動きが強まるとみる。ただ、それは同時に株価の下落圧力となるため注目はNY株式市場の動向に集まる。
先週はボーイング墜落によりダウは大きく下げる場面も見られたが結果的に三指数ともに上昇するなど底堅さが改めて確認された格好だ。この動きが継続するようならリスクが後退する中で今週のドル円は一段の上値を試す展開となる。
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[米ドル円]日銀会合に注目

ハードブレグジットが回避されたことで市場に安心感が広がり東京市場でドル円は堅調な地合いで始まった。前日の高値111円47銭を上抜くと111円63銭まで買われた。中国経済指標が予想を下回ったものの円売りの勢いは続いた。
欧州市場ではドルが全般に買われる中で111円73銭を付ける場面もみられた。
NY市場ではこの日発表された新築住宅販売が予想を下回ったことで111円52銭まで押し戻されたがすぐに買いが入り反発。NYダウが続伸したこともありドル円はこの日の高値となる111円83銭を付けた。
リスクオンの円安が進む中で本日東京時間に開かれる日銀会合に注目が集まる。
緩和継続姿勢は継続されるが更なる緩和の可能性が示されるようなら一段のドル円上昇に繋がる。
ボリンジャーバンドの中心線が下支えとなって上昇トレンドは継続しており、バンドの上限を試す展開も予想される。
ドル円予想レンジ:112円30銭(76.4%)~111円40銭
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[ポンド米ドル]期限延長も織り込みダブルトップ

昨日未明に合意無き離脱の採決が否決されたことでポンドは1.3387まで上昇。
その前から買いが強まっていただけにその後は利食い売りなどが入り下落に転じた。
欧州市場では買いからスタートしたものの戻り売りが入ると更に下落。
NY時間には英議会が欧州離脱を延期する動議を賛成412票、反対202票で可決した。
20日まで議会で離脱協定案を承認することを条件に6月末まで期限を延期する。
ただ、離脱日延期の申し入れをEUが承認しなかった場合は合意無き離脱になることから、ポンド買いには繋がらなかった。
結局ポンドは2月27日の高値1.3350を上抜け1.3386を付けたものの下落に転じたことでネックラインの1.2960を下抜けるとダブルトップを形成することになる。
最近のポンドは短期筋中心の動きが目立つ中で下値を試す展開が予想される。
ポンドドル予想レンジ:1.3300~1.3220(38.2%)
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[豪ドル米ドル]上抜け失敗で下落再開

東京時間の早朝に0.7099まで買いが進んだもののボリンジャーバンドの中心線の位置する0.71には届かなかったことで弱気に転じた。
この日発表された中国鉱工業生産が10年ぶりの低水準に落ち込んだ。また、中国政府が株投機の取り締まりを報じたことから上海総合指数が下落したことも豪ドル売りを誘った。
欧州市場で0.7042まで下落したもののその後NY市場では買い戻しの動きも見られた。
米中首脳会談が4月に延期されたことで通商協議への懸念が再び浮上。
一先ず0.71ドルの上値トライを失敗したことでボリンジャーバンドの下限を試す展開が予想される。このレベルを下回るようなら一段の下落に入る可能性が高い。
豪ドルドル予想レンジ: 0.7100~0.7010(BB下限)
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[全般]ハードブレグジット回避でリスクオン
昨日の東京市場はこの日の未明に合意無き離脱が回避されたことから日経平均株価は上昇して始まった。しかし、中国の鉱工業生産が10年ぶりの低水準になったことで中国景気減速懸念が広がると株価も低下。企業の期末決算に向けた利益確定の売りも重なり結局小幅マイナスで終了。しかし、ドル円はハードブレグジットが回避されたことから安心感が広がり111円前半からミドル付近まで上昇。クロス円も全般に底堅さを維持した。
欧州市場ではブレグジットに関する英国内外からの発言が相次ぎ、ポンドは短期筋中心の荒っぽい動きが目立ったが最終的に利食い売りに押された格好となった。
NY市場では離脱協定案を議会で承認することを条件に離脱期限を6月末まで延期することを賛成多数で可決した。しかし、市場は既にこの結果を織り込んでいたことから反応は限定的となった。
この日発表された米1月新築住宅販売件数は-6.9%と予想の-0.6%を大きく下回った。また、米中首脳会談が4月に延期されたことから通商協議への懸念が高まったものの市場の反応は限定的となった。それだけ市場の悲観的なセンチメントは改善されているということだろう。
結局株式市場は三指数ともに様子見となり小幅な動きにとどまった。
市場が安定したことからリスクオンの動きが強まりドル円はこの日の高値となる111円82銭まで上昇。
本日は日銀政策会合で更なる緩和姿勢が示される可能性もあり、そうなれば円売りの動きが一層強まる可能性が高い。
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[米ドル円]111円割れは買い

東京市場では前日の日経株価大幅上昇の反動から利益確定の売りに押され下落。英国離脱修正案が否決されたこともありドル円は111円前半まで売り込まれた。しかし、その後は堅調な地合いとなりNY市場に入ると111円47銭まで上昇。
しかし、ユーロやポンドの上昇によりドルが全般に売りが強まるとドル円は反落。トランプ大統領が「中国との貿易協議は急がず」との発言も受け111円01銭まで下落した。
株価の上昇は円安を促す一方で他通貨によるドル売りの動きがドル円の動きを狭めている状況は変わらない。
ただ、ブレグジットを巡る問題が一先ず収まることで市場全体が安定することになり、それは最終的にリスクオンの円安を促すものだ。
111円を割り込む場面があれば買いを入れておきたい。
ドル円予想レンジ:111円60銭(61.8%)~110円90銭(BB中心線)
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[ポンド米ドル]合意無し離脱回避でポンド買い

前日の英議会でEU離脱修正案が否決されたことで下落に転じたポンドは再び上昇に転じた。昨日の欧州市場では英議会が「合意無し離脱」否決への期待が高まりポンド買いが先行。NY時間に議会が4票差で否決されたことが伝わるとポンド買いが加速。先月に付けた高値1.3350を上抜くと損切りを巻き込みながら1.3387まで上昇。
ボリンジャーバンドの上限で上値を抑えられたことから一先ず天井を付けた観もある。
今日の英議会では離脱延期の採決が行われるが2か月程度の延期を求めると予想される。
ただ、延期をしたとしてもEUとの協議が進行する可能性は低いとみられるだけに一方向のポンド買いにはなりにくい。
これまでの動きを見ると一旦天井を上抜けすると下落に転じていることが分かる。
今回も一先ず天井を付けたとみて1.33ミドルから後半では売りを出してみる。
ポンドドル予想レンジ:1.3390(BB上限)~1.3220(38.2%)
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[豪ドル米ドル]出遅れからの買い

ポンドはハードブレグジット回避の動きが強まり上昇したことで豪ドルも攣られて上昇。
豪ドルは今年2回の利下げが実施されるとの大手金融機関のレポートから売りが先行していた。
ポンドやユーロの上昇を受け出遅れ観があった豪ドルの買い戻しの動きが散見。
一先ずボリンジャーバンドの中心線でありフィボナッチ50%戻しとなる0.71ドル付近で売りが並んでいる。
ただ、買い遅れの動きは依然として意識されるだけに上値ブレイクは時間の問題とみる。
上値目途としてはフィボナッチ61.8%戻しの0.7130付近。
今日の東京時間に発表される中国鉱工業生産や小売売上高が予想を上回るようなら豪ドル買いのきっかけになる可能性もあるので注目。
豪ドルドル予想レンジ: 0.7130(61.8%)~0.7070
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[全般]合意無し離脱否決でリスクオン
昨日の東京市場では未明に行われた英国議会での離脱修正案採決が否決されたことを受け日経平均株価や上海総合指数が下落。ドル円も上値の重い展開が続いた。
しかし、欧州市場に入るとポンドがじりじりと上昇。この日行われる合意無し離脱採決に対して否決されるとの楽観的な見方が広がった。
ユーロもこの日発表されたユーロ圏1月鉱工業生産が予想を上回ったことから上昇。クロス円の買いも入りドル円は底堅い動きをキープ。
NY市場が始まったところで発表された米2月PPIや耐久財受注などが予想を下回ったものの為替への影響は限定的となった。
一方、経済低迷はFRBの利上げ見送りとの見方から株式市場は堅調な地合いでスタート。トランプ大統領がボーイング737に対して運航停止を命令したことが伝わるとダウが下落する場面も見られたが結局三指数ともに大きく上昇。
しかし、トランプ大統領は「中国との貿易合意を急がず」との発言で米中通商協議への懸念が高まりドルが下落。ドル円は下落したものの111円手前で下げ止まった。株価の上昇による円安がドル円の下支えとなった。
NY市場の引けにかけて英国議会が僅差で「合意無し離脱」が否決されたことが伝わるとポンド買いが更に強まりクロス円全般を引き上げた。
英国議会は本日離脱延期の採決が行われるが、注目はその期間に集まる。
今回の合意無し離脱の否決は4票差という僅差から一枚岩ではないことを伺わせるもので、今後も不透明感が漂う。
ただ、市場全体を見ると米中貿易協議はほぼ予定通りに進行しており世界的な株式市場も安定し始めている。
相対的にみて米国経済の底堅さが市場のけん引役となっている。
今日発表の米新築住宅販売などの結果から株価押し上げ要因となればドル円クロス円を押し上げる可能性が高い。
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[米ドル円]様子見姿勢

東京時間の早朝にブレグジットを巡る期待感からリスクオンの動きが先行。ドル円は111円45銭まで買いが進んだ。欧州市場でもリスクオンの動きを引き継ぎドル円はこの日の高値となる111円47銭を付けた。しかし、その後英議会採決に対して悲観的な見方が広がるなかで米CPIが予想を下回ったことでドル円は111円12銭まで押し戻された。
ただ、NY株式市場はボーイングの影響を除くと全体的に堅調な地合いで推移。
リスクオンの円安と同時に米長期金利低下によるドル売りとの綱引きが続く。
ブレグジットを巡る動きに市場の注目が集まる中でドル円は今日も狭いレンジ内での動きが予想される。
111円付近の底固めが終了すれば再度上値を試す展開が予想される。
ドル円予想レンジ:111円60銭(61.8%)~111円00銭
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[ポンド米ドル]修正案否決で次は合意無き離脱採決

早朝に「離脱合意案の修正を英政府が確保した」との報道やユンケル欧州委員長が「法的拘束力のある手段で英首相と合意した」との報道を受けポンドは1.3150から1.3293まで上昇。市場は今回の議会採決で修正案は否決されるとの見方が大勢であったこともあり期待が高まった。しかし、その後コックス英法務長官が「英国にとって法的リスクは変わらない」と発言。また、保守党強硬派からは批判的な発言が相次いたことで可決は難しいとの見方が広がりポンドは急落。損切を巻き込みながら1.3007まで売り込まれた。その後は買い戻しの動きが見られ1.3153まで上昇した。
結果的に議会では予想通り否決されたことが伝わったが既に織り込まれていたことで反応は限定的となった。
これで本日は「合意なしの離脱」の採決が行なわれるが前回の採決で否決されていることから今回も否決される可能性が高い。次は期限延期への採決へと焦点が移っている。
一先ず今週は1.33ドルから1.2960ドルのレンジ内での動きにおさまるとみる。
ポンドドル予想レンジ:1.3300~1.2960
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[NZドル円]天井圏上抜くか

NZドル円の買いがNY市場で強まり今年の最高値となる76円56銭に迫る76円51銭まで上昇。特に材料があるわけではないが、NY株式市場が底堅い動きを見せたことで買いが集まった。また、米長期金利が低下したことから米ドルとの金利差による買いも入っているとみられる。
短期的な買いであれば今年の高値を抜けずに押し戻されるとみる。ただ、ボリンジャーバンドの中心線が上向いていることから上抜けの可能性が高いとみる。
一旦は高値圏で利食い売りが入るとみており、押し目買いスタンスで臨みたい。
NZドルは相場のけん引役になることが多くみられることから、上抜けするようならクロス円全般に買いが強まる可能性もあり注目したい。
NZドル円予想レンジ: 77円00銭(BB上限)~76円00銭(38.2%)
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[全般]英離脱問題で動きにくい
東京時間の早朝にメイ首相が「離脱合意の修正を英政府が確保した」との報道でポンドは上昇。同時にリスクオンにより日経平均株価が上昇。ドル円クロス円ともに底堅い動きでスタートした。
欧州市場に入ると英国内の保守党強硬離脱派などから修正案に対して批判的な意見が多数発せられるとポンドは急落。採決への期待が後退しポンドは1.32ミドルから1.3ドル付近まで下落した。しかし、売られ過ぎの買い戻しが入ると1.31ミドル付近まで押し戻されるなど荒っぽい動きが目立った。
NY市場が始まったところで米2月CPIが1.5%と予想の1.6%を下回った。コアCPIも2.1%と予想の2.2%を下回ったことからドル売りが強まるとドル円もこの日の安値となる111円11銭まで下落した。
一方、NY株式市場はボーイング株価の下落が止まらずNYダウが下落したものの、ナスダックやS&Pは堅調な地合いを継続。CPIが弱い数字となったことで金融緩和期待から米長期金利が低下したことも株式市場にとっては追い風となった。
結果的にブレグジット懸念はポンドには大きく影響を及ぼしているものの、その他の通貨や株式市場においての影響は限定的となっている。
ただ、最終的に合意なき離脱か延期かが明らかになるまでは動きにくい地合いが続くことになる。
今日のNY市場では米国2月PPIや耐久財受注などの経済指標が発表される。
株式市場全体はボーイングの影響を除くと楽観的な動きが続いており、米経済の強さを示すようなら素直にドル買いに反応するとみる。
※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。
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[米ドル円]堅調な米経済ドル円の下支え

週明け東京市場でドル円は一時110円88銭に下落。しかし、上海総合指数が堅調な地合いで始まると日経平均株価も上昇。リスクオンの動きが強まりドル円は111円台を回復。
欧州市場に入ると各国株価が上昇しクロス円の買いがドル円の下支えとなり111円30銭まで上昇。
NY市場では最初ボーイング社株急落により株価全体が下落したことで一時111円付近まで押し戻されたものの米1月小売売上が予想を上回ったことから再び上昇。
株式市場もアップルやフェースブックの上昇が三指数全般を押し上げた。
結果的にポンドやユーロが上昇したことでドル売りが強まったことがドル円の上値を抑えている。
ドル円の下値110円80銭付近はボリンジャーバンドの中心線が下支えとなったことから底値を確認。
今日のNY市場で発表される米2月CPIが堅調な地合いを示すものとなれば株価上昇と同時にドル円は一段の上値を試す展開を予想する。
ドル円予想レンジ:111円60銭(61.8%)~110円85銭(BB中心)
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[ポンド米ドル]議会採決控えポジション巻き戻し

12日の英議会におけるブレグジット修正案採決を控えアジア市場でポンドは様子見姿勢が続いた。しかし、欧州市場に入りポンドは上昇。議会採決前のポジション調整の買いとみられる。
NY市場でもポンド買いの勢いは止まらず1.31ドル台に乗せたが利食い売りなどで押し戻された。
その後メイ首相がEU首脳との協議のためにフランスを訪れるとの報道でポンドは再び買いが強まり1.1370まで上昇した。市場ではEUと修正案で合意しても議会採決では否決される可能性が高いとの見方があったがポンド売りには繋がらなかった。
それだけポンド買いの強さを示すものとみてよいだろう。
本日ロンドン時間に英1月GDPが発表されるが前月の-0.4%から+0.2%に上昇すると予想されポンド買いを促すとみられる。
ただ、大分ショートカバーが進んでそろそろ買い過ぎの反動も入りやすいことから高値掴みには注意したい。
ポンドドル予想レンジ:1.3300~ 1.3130(50%)
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[カナダドル円]リスクオンと原油価格上昇

アジアから欧州、そしてNY市場にかけて各国株式市場が上昇したことでリスクオンの円安が進みやすい地合いの中カナダ円は上昇。
ボリンジャーバンドの下限となる82円ミドルが下支えとなり上昇に転じた。
NY市場では原油価格が上昇したこともありカナダ円は83円台を回復。
朝方のシドニー市場では83円16銭の高値を更新した。
先週は上昇チャネルの下限として意識された83円60銭を下回ったことでボリンジャーバンドの下限を目指した動きとなった。結果的にバンドの下限が底値となって反発に転じた。
ボリンジャーバンドの中心線が位置する83円60銭はフィボナッチ50%戻しでもあり、このレベルを上抜けするようなら上昇トレンドは再開。
その手前の38.2%戻しとなる83円30銭のレジスタンスを上抜けるかを確認。失敗すれば再びバンドの下限まで押し戻される可能性が高い。
カナダ円予想レンジ: 83円30銭(38.2%)~82円80銭
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[全般]世界同時株高でリスクオン相場継続
週明け東京市場では上海総合指数が堅調な地合いで始まったことを好感。日経平均株価も上昇するなど先週末の悲観的な雰囲気は後退。全般にリスクオンムードがドル円やクロス円の下支えとなった。
欧州市場に入ってもリスクオンの動きが継続。ポンドは12日の離脱修正案議会採決を控え先週売られ過ぎた反動から対ドル対円、対ユーロで買いが入った。
NY市場が始まり注目の米1月小売売上が0.2%と予想の-0.1%を上回るとドルが上昇。前月分-1.2%が-1.6%に下方修正されたこともありその後下落するなど結局往って来いとなったものの一先ず安心感が広がった。
NY株式市場はNYダウが大きく下落してスタート。ボーイング社の最新鋭旅客機が墜落したことを受けたものだ。しかし、アップルやフェイスブックなどのハイテク株が軒並み上昇。結局三指数ともに上昇しドル円やクロス円は全面高となった。
特にポンドはメイ首相とEUとの協議への期待もあり大幅上昇となったことがクロス円全般を押し上げる要因となった。
先週末の米雇用統計の結果を受け一時悲観的なムードが広がるかと思われたが結果的に世界同時株高で始まった。
ブレグジットを巡る議会採決への懸念は燻るものの、市場はリスクオンに傾き始めており円安の動きは継続するとみる。
ただ、クロスの上昇でドルの上値は抑えられるだけにドル円も小幅な動きに止まりそうだ。
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[米ドル円]NY株式市場の動向

先週はECB理事会が予想以上にハト派的な内容となったことで世界的な景気減速懸念が広がりリスク回避の円買いが進んだ。週末の東京市場で日経や上海総合指数が大きく下落するとドル円は111円を割り込んだ。NY市場では雇用統計で雇用者数が予想を下回ると一気に110円80銭まで下落。しかし、失業率低下や賃金上昇などから111円前半に押し戻されて引けている。
今週はNY株式市場の調整が長引くようなら一段の下押しも視野に入る。
ブレグジットを巡る不透明観や日銀会合での緩和姿勢が織り込み済みとして指摘されるようならドル円は110円30銭付近までの下げも視野に入る。
しかし、NY株価が調整一巡で底打ちから反発に向かうようならドル円は再度112円ミドルを試す展開も予想される。
一先ずNY株価とともに110円80銭付近で下げ止まるようなら買いを入れてみたい。
今週のドル円予想レンジ:112円40銭~110円30銭(50%)
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[ポンド米ドル]議会採決後のトレンド確認

今週12日には英議会でEU離脱修正案の採決が否決される可能性が高い。もし、否決された場合には13日に合意無き離脱の賛否を問う採決が行われる。これも否決されるようなら14日には離脱期限延期の採決となる。結果的にはどちらにしても合意無き離脱は当面回避されることになる。
既に先週ポンドは否決を前提に大きく下落しており大分織り込んできたとみられる。
ただ、期限延期をEU側が拒否する可能性もあり、そうなれば一段の下落を誘う可能性が高い。
テクニカル的にみるとパラボリックの位置する1.3ドル手前で下げ止まった。このレベルはフィボナッチ38.2%戻しでもあり意識された。
しかし、売られ過ぎ買い過ぎを示すオシレーター系のRSIやMACDは先週半ばで売りのサインが出ている。
今週の採決の結果を受け一段の下値を試す展開が予想される。
ただ、最終的に期限延期となれば一先ず材料出尽くしで買い戻しの動きが強まる可能性もある。短期的に売りを出しておき、結果次第で買いを入れていきたい。
今週のポンドドル予想レンジ:1.3100~ 1.2910(50%)
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[カナダドル円/米ドルカナダドル]下げ止まりから反発へ


1月3日のフラッシュクラッシュ後のカナダ円は上昇チャネルが継続していたが先週下限を割り込み下落に転じた。中国がファーウェイの報復としてカナダから菜種輸入を停止したことからカナダドル売りが強まった。また、その後開かれたBOC会合でこれまでよりハト派的な内容となったことがカナダドルの下落を加速させた。
先週末にはボリンジャーバンドの下限となる82円50銭を瞬間割り込み82円43銭まで下落したものの終値ベースではバンドを上回った。結果的に日足ローソク足は長い下髭を伸ばしたことで底値を付けた可能性が高い。
対ドルでみてもこれまでの陽線が続いた後に高値圏で陰線に転じており天井を付けたとみる。
一先ずカナダ売りが一巡した可能性が高く今週は反転するとみる。
NYや中国の株価動向に注目しながらバンドの下限に近付いたところで押し目買いを入れてみたい。
今週のカナダ円予想レンジ: 83円60銭(BB中心、50%)~82円50銭(BB下限)
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[全般]調整局面の終了か
今週はブレグジットを巡る重要な週となるものの、これを機にNY株式市場が下げ止まりから反発に向かうようならドル円やクロス円の買いのチャンスとなる。
先週はECB理事会で予想を上回るハト派的な内容となったことで景気減速への懸念が拡大。ユーロが下落するとともにNY株式市場も下落幅が拡大するなど悲観的な見方が広がった。
週末に発表された米雇用統計は雇用者数が減少したものの失業率は低下し賃金は上昇。これは総合的に見て米経済の強さを示すものともいえる。
先週発表されたISM非製造業や新築住宅販売、住宅着工などは予想を上回る結果となった。貿易赤字は拡大したものの輸入増は景気の強さを示すものでもある。
RBAやBOCなど米国FRBを皮切りに各国が緩和姿勢に舵を取り始めユーロやポンド、そして資源国通貨の売りが一斉に強まった。金融面からみて相対的にドルの強さは継続するとみてよいだろう。
今週は日銀の政策会合や英国ではブレグジットを巡る議会採決などイベントの他に重要な米経済指標の発表を控える。
日銀は世界的な緩和政策への転換とともに更なる緩和政策への姿勢が示されるとみられる。英国のEU離脱に関する修正案は否決され合意無き離脱回避のために最終期限延期案が採決されるとの見方が広がっている。
市場では一時的なリスク回避の動きが予想されるが、最終的に合意無しのブレグジットは目先回避されると予想されポンドの反発には注意したい。
米経済指標では前月予想以上に悪化した小売売上に注目が集まる。
今回はその反動もあり予想を上回る可能性が高く、そうなれば株価の上昇に繋がりドル円やクロス円の反発のきっかけになりやすい。
ただ、指標が予想を下回り株価の修正局面が継続する可能性も残す。
調整終了か継続かを見極めたところでポジションを傾けたい。
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