ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2019-03

[米ドル円]調整の動きが上値抑える

(米ドル円時間足)


週明け早朝にトランプ大統領が「強すぎるドルは望んでいない」「利上げを好み量的引き締めを好み、非常に強いドルを望む紳士が一人FRBにいる」と発言するとドル円は一時111円76銭まで下落した。しかし、薄商いの中で過剰に反応した反動もありその後は112円台を回復。米中通商協議への期待が高まる中で日経平均や上海総合指数が大きく上昇したことで円安が進んだ。
しかし、NY市場でNYダウが一時400超下落すると一転。ロンドンフィキシングで纏まったドル円の売りも入りドル円はこの日の安値となる111円64銭まで売り込まれた。
その後NYダウが下げ足を縮小したことでドル円も下げ止まった。
全般にポジション調整の動きが目立つ中で本日のNY時間には米2月ISM非製造業景気指数や12月新築住宅販売件数が発表される。これらの数字で一時的に株やドルの売りが強まる可能性もある。しかし、米中通商協議の合意に向けた動きにより市場には楽観的なセンチメントが広がっている。
ポジションの調整が一巡すれば再びドル円やクロス円の買いが入るとみており、買いのチャンスを逃さないようにしたい。

ドル円予想レンジ:112円10銭~111円40銭(38.2%)

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。

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[ポンド米ドル]離脱交渉への期待と不安

(ポンド米ドル日足)


ロンドン時間に発表された英国2月建設業PMIが49.5と予想の50.5を下回った。好不況の境目を表す50を下回ったことでポンドの売りが徐々に強まり始めた。
NY時間にはこの日の安値となる1.3167まで下落するなど上値の重い展開が続いている。
この日英首相報道官が「バックストップ案の法的保障を得るために協議中」「交渉は前進しているが、やるべきことは残っている」と発言するなど依然として離脱交渉への期待と不安などで不透明感が漂う。
本日5日にはバークレーEU離脱担当相とコックス法務長官がバルニエ主席交渉官と話し合う予定。何らかの解決策が出ればポンドの買い戻しのきっかけになる。
ただ、一先ず天井を付けて下落に転じたポンドの動きはもうしばらく続く可能性が高い。
今日の欧州時間には英国2月サービスPMIが発表され、こちらも前日と同様に好不況の境目となる50を下回ると予想される。ポンドの一段の下押しには注意したい。

ポンドドル予想レンジ: 1.3220~1.3060(50%)

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[豪ドル米ドル]RBA政策会合で下げ止まるか

(豪ドル米ドル日足)


米中通商協議が合意に至るとの期待が広がる中で豪ドルは寧ろ上値が抑えられている。
豪州大手ウエストパック銀行がRBAの年内の利上げ予想をしたことが豪ドルの上値を抑えていると思われる。
そのRBA政策会合が本日の東京時間に開かれる。今回も政策金利1.5%が据え置かれると予想され声明文に注目が集まる。
景気や物価に対して慎重な見通しが示されると予想されるが既に前回の会合で下方修正は織り込まれており下値は限定的とみる。
本日から始まる全人代で景気減速への対応が示されるようなら豪ドル買いに反応する可能性が高い。
もし、上値が抑えられるようならボリンジャーバンドの下限となる0.7030付近までの下落も視野に入る。

豪ドルドル予想レンジ:0.7150~ 0.7070(50%)

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[全般]全般に調整の動き、経済指標に注目

週明けNY市場は株式市場が米経済指標の悪化に伴い下落。利益確定と思われる売りに押されたことで円買いの動きが強まりドル円も下落。原油価格や米国債も含め全般に調整の動きが目立った。
週明け東京市場では先週末のNY株式市場が三指数ともに上昇したことを受け日経平均株価や上海総合指数が上昇。ドル円も112円付近でのスタートとなった。
欧州市場に入るとユーロ売りが先行。ポンドもこの日発表されたPMIが予想を下回ったこともありクロス円も含め全般に軟調な地合いで始まるとドル円も上値の重い展開が続いた。
NY市場では米中合意期待から株式市場が上昇してスタート。ドル円も111円99銭まで上昇。しかし、その後発表された12月建設支出が-0.6%と予想の+0.2%を下回るとドルや株価が下落。NYダウが400ドル超下落するとドル円も111円64銭まで下落。クロス円も全般に売りが強まった。
米中通商協議の合意に向けた動きを背景に急速に上昇してきた株やドルに調整的な売りが目立つ一日となった。
市場は徐々に経済指標や中国の景気対策などへ注目が移り始めている。
本日NY時間に発表される2月ISM非製造業景気指数や12月新築住宅販売件数の発表に注目が集まる。ISM非製造業景気指数は前月を上回る一方で新築住宅販売件数はマイナスに転じると予想される。市場は調整的な動きが強まる中で予想を下回るような結果に対して敏感に反応しやすい。ただ、調整が一巡すれば再び米中協議による中国経済への期待などから再び株やドルの買いが強まるとみている。
今日は中国で全人代が開幕。経済の立て直しに前向きな姿勢が示されるようなら市場に安心感が広がり円安の動きが強まるとみている。

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業務内容 : 第一種金融商品取引業
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