ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2019-03

[米ドル円]もみ合い継続

(米ドル円2時間足)


東京市場でドル円は株価の下落に伴い一時111円73銭まで下落。欧州市場で一旦は111円92銭まで買われたものの112円には届かずに失速。
NY市場では米貿易赤字拡大やNY株式市場が軟調な地合いで推移したことや長期金利が低下しドル安円高が進み111円62銭まで押し戻された。しかし、111円ミドル付近では新たな買いも入り下げ止まりから反発。
結局3月に入り111円ミドルから112円前半の狭いレンジ内での動きが続いている。
全般に過度な警戒感は後退しており楽観的なセンチメントが広がる中で市場はドル買いのタイミングを探っているように見える。
本日開かれるECB理事会や明日の米雇用統計の結果次第ではレンジブレイクの可能性もあり注意しておきたい。

ドル円予想レンジ:112円20銭~111円40銭(38.2%)

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。

テーマ:FX(外国為替証拠金取引) - ジャンル:株式・投資・マネー

[豪ドル米ドル]利上げ期待後退で豪ドル下落

(豪ドル米ドル日足)


東京の早朝にロウRBA総裁が「金融政策を両方向に調整する柔軟性を有している」「今年利上げを行うシナリオは考えにくい」と発言。その時点では影響は見られなかったものの、その後発表された豪州10-12月期GDPが0.2%と予想の0.3%を下回ったことで豪ドルは0.71付近から0.70ミドルに下落。一旦は下げ止まったもののその後JPモルガンが今年7月と8月の利下げ予想を示唆したことで再び売りが強まり0.70前半まで下落。欧州からNY市場にかけても上値の重い展開が続いてる。
0.70ドル付近にはボリンジャーバンドの下限が位置し、フィボナッチ61.8%戻しにもあたり強いサポートとして意識される。
既にRBA利下げ予想は先週も大手豪州銀行が発表しており大分織り込んできた。そろそろ下げ止まりから反発のタイミングを探りたい。
もし、0.7ドルをクリアに下抜けるようなら途転も視野に入る。

豪ドルドル予想レンジ: 0.7090~0.7000(61.8%、BB下限)

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。

テーマ:FX(外国為替証拠金取引) - ジャンル:株式・投資・マネー

[ユーロ米ドル]ECB理事会、フォワードガイダンスとTLTRO

(ユーロ米ドル日足)


東京市場でドル買いの動きが強まりユーロドルは一時1.1290まで下落。その後更に売りが強まり1.1286まで下落。短期的にダブルボトムを付けたことで1.3225まで買い戻されたが全般に上値の重い展開が続いている。
今日の欧州時間にはECB理事会が開かれるが注目はドラギ総裁の記者会見に集まる。
欧州景気減速を背景にこれまで夏以降の利上げ時期のフォワードガイダンスに変更があるのか、また、新たな貸出条件付きTLTROを正当化するためインフレ見通しを引き下げるようならユーロは一段の下値を下げる展開が予想される。
ただ、これらも大分織り込み始めており下値も限定的。もし、これまでの内容を踏襲するようなら寧ろユーロ買いを促す可能性もある。
いずれにしても、底値を確認するまでは買いを入れるのは控えたい。

ユーロドル予想レンジ: 1.1330(BB中心、50%)~1.1260(BB下限)

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。

テーマ:FX(外国為替証拠金取引) - ジャンル:株式・投資・マネー

[全般]全般に調整の動き

特に目立ったイベントなど材料不足の中で株や為替市場でポジション調整の動きが目立つ。NY株式市場も小幅ながら調整売りが続いていることでドル円はもみ合い状態が続いている。
昨日の東京市場では米中通商協議進展の影響は徐々に薄れNY株式市場が小幅続落の中で日経平均株の下落に伴いドル円は上値の重い展開で推移。
一方、豪ドルはGDPが予想を下回ったことなどから売りが先行したことで米ドルは上昇。
また、英国とEUとの協議では成果が見られなかったことでポンドが下落するなど、ドル高の動きがドル円の下支えとなった。
欧州市場ではECB理事会を控え慎重な動きの中でユーロは短期筋中心の方向感の乏しい動きが目立った。
NY市場が始まったところで12月米国貿易収支が発表されドルは下落。18年の貿易赤字額が598億ドルと予想の579億ドルを上回った。また、18年を通した赤字額は通関ベースで過去最大の8787億ドルとなった。しかし、米国景気の強さによる輸入の増加や中国関税引き上げを前に駆け込み需要が高まったとの見方からドルの下値は限られた。
引けにかけてベージュブックが公開され「ほぼ全地区で緩やかな成長がみられる」などこれまでの「わずか」から「緩やか」に若干下方修正したが市場への影響は見られなかった。
結局NY株式市場は前日に引き続き三指数ともに小幅安となったことからドル円も一時111円60銭近くまで下落。狭いレンジ内でのもみ合いが続いている。
全般に調整の動きが目立つ中で、今日はECB理事会、明日は米雇用統計といった重要イベントを控えそろそろ動き出す気配もある。
市場が落ち着きを取り戻すなかで楽観的なセンチメントを背景に円安の動きが徐々に強まるとみている。

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。

テーマ:FX(外国為替証拠金取引) - ジャンル:株式・投資・マネー

 | HOME | 

注意喚起

当社の取扱う店頭外国為替証拠金取引は、元本や利益を保証した金融商品ではなく、為替レートの変動等による損失発生の可能性があります。さらに、レバレッジ効果(想定元本と比較して少額の資金で大きな取引ができる仕組み)や為替レートの変動等によって注文(ロスカット注文を含む)が約定しない場合等、元本を上回る損失発生の可能性があります。特に、マイナー通貨(流動性の低い通貨)の取引をされる場合、元本以上の損失発生の可能性が高くなります。加えて、スワップポイント(通貨間の金利差調整額)においては通貨ペアやポジションの状態(売りまたは買い)によっては、受け取れる場合もあれば、支払わなければならない場合もあります。 取引におけるお客様のコストは、スプレッドとなります。スプレッドは、売りレートと買いレートの差のことで、通常は売りレートより買いレートの方が高くなります。また、流動性が低ければ、スプレッドが大きく広がる場合があります。個人のお客様の必要証拠金(取引において最低限必要である資金)は、想定元本(為替レート×取引数量)× 4%以上の額となり、レバレッジは、想定元本÷必要証拠金で算出されますので最大25倍となります。法人のお客様の必要証拠金は、為替リスク想定比率×想定元本以上の額となります。 為替リスク想定比率は、通貨ペアごとに異なり、当社では、原則として一般社団法人金融先物取引業協会が金融商品取引業等に関する内閣府令第117条第27項第1項に規定される定量的計算モデルを用いて算出する数値を利用します。なお、為替リスク想定比率は、原則として1週間ごとに見直しが行われ、レバレッジは、為替リスク想定比率の逆数(想定元本÷必要証拠金)となりますので、1週間ごとに変動します。

店頭バイナリーオプション取引「LION BO」は、判定時刻の為替レートが、当社の設定した最大7本の権利行使価格から、お客様が選択された権利行使価格よりも、上昇するか下降するかを予想するヨーロピアンタイプのラダーバイナリーオプション取引です。最大損失額は、オプションの取得対価の全額となります。取引単位は1ロット(1ロット当たりの価格は0~1,000円)、1回の取引あたりの最大取引単位は50ロットとなります。手数料は無料です。オプションの購入後において、取引をキャンセルすることはできません。購入したオプションを取引可能期間前に清算(売却)をすることはできます。但し、購入価格と清算価格にはスプレッドがあり、清算時に損失を被る可能性があります。「LION BO」は投資額に比べて大きな利益を得る可能性がある反面、投資元本の保証はなく、お客様にとって為替レートが不利な方向に変動することにより投資元本の全てを失う可能性のあるリスクが高い金融商品です。

当社の取扱う店頭CFD取引は、元本や利益を保証した金融商品ではなく、原資産の価格の変動や為替レートの変動等による損失発生の可能性があります。さらに、レバレッジ効果(想定元本と比較して少額の資金で大きな取引ができる仕組み)や金融市場、為替相場の変動等によって注文(ロスカット注文を含む)が約定しない場合等、元本を上回る損失発生の可能性があります。特に、流動性が低下している状況では、元本以上の損失発生の可能性が高くなります。また、株価指数、ETF(上場投資信託)、ETN(指標連動証券)を原資産とするCFD取引は、金利調整額(買建玉を保有している場合は支払い、売建玉を保有している場合は受取り)が発生しますが、金利調整額は、金利水準が各国の経済事情や政治情勢等様々な要因を反映するため変動するので、売建玉を保有している場合でも、マイナス金利となる際は、当社への支払いとなります。加えて、配当金・分配金の各権利確定日の取引終了時点で建玉を保有していた場合、これらの権利調整額が建玉に発生します。一般に権利調整額は買建玉を保有している場合は受取り、売建玉を保有している場合は支払います。一方、原資産となる株価指数自体が配当金を考慮している指数の場合等は、使用するリクィディティプロバイダーによっては、権利調整額は売建玉を保有している場合は受取り、買建玉を保有している場合は支払います。この他、商品先物を原資産とするCFD取引は、当社が定める日の未決済ポジションに対して当社が定めた価格調整額が発生します。原資産にコーポレートアクションが発生した場合は、当社は決済期日を定めた上で新規取引を停止する場合があります。建玉を決済期日までに決済されなかったときには、当該建玉は当社の任意で反対売買により決済されます。 取引におけるお客様のコストは、スプレッドとなります。スプレッドは、売りレートと買いレートの差のことで、通常は売りレートより買いレートの方が高くなります。また、流動性が低ければ、スプレッドが大きく広がる場合があります。個人のお客様の必要証拠金(取引において最低限必要である資金)は、原則、想定元本(基準値×1.1×取引数量×1Lotあたりの取引単位×円転換レート)× 株価指数CFDの場合10%・債券CFDの場合2%・その他有価証券CFDの場合20%以上の額となり、レバレッジは、想定元本÷必要証拠金で算出されますので、それぞれ最大10倍・50倍・5倍となります。

当社は、インターネットを通じて店頭外国為替証拠金取引、店頭バイナリーオプション取引および店頭CFD取引サービスをご提供しておりますので、お客様のパソコン・インターネット環境や当社のシステムに不具合が生じた場合等、取引ができなくなる可能性があります。また、お客様の取引の相手方は当社(相対取引)となっており、取引所取引とは異なります。お客様におかれましては、契約締結前交付書面をよくお読みいただき、内容をご理解の上、ご自身の判断により取引を行っていただきますようお願いいたします。



商号 : ヒロセ通商株式会社
業務内容 : 第一種金融商品取引業
登録番号 : 近畿財務局長(金商)第41号
加入協会等 : 一般社団法人金融先物取引業協会(会員番号1562)
    日本証券業協会 日本投資者保護基金

 

岡安盛男のもりもりトレード情報!



新規口座開設はこちら

口座開設バナー


LION FX経済カレンダー信託保全確定申告について各国情報Q&A
初めてのFX
連絡先

カテゴリー

プロフィール

ヒロセ通商

Author:ヒロセ通商
毎日の売買ポイント
●ファンダメンタルズ
●テクニカル

最近の記事

最近のコメント

最近のトラックバック

月別アーカイブ

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

ブログ内検索

RSSフィード

リンク

このブログをリンクに追加する