ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2019-03

[米ドル円]堅調な米経済ドル円の下支え

(米ドル円日足)



週明け東京市場でドル円は一時110円88銭に下落。しかし、上海総合指数が堅調な地合いで始まると日経平均株価も上昇。リスクオンの動きが強まりドル円は111円台を回復。
欧州市場に入ると各国株価が上昇しクロス円の買いがドル円の下支えとなり111円30銭まで上昇。
NY市場では最初ボーイング社株急落により株価全体が下落したことで一時111円付近まで押し戻されたものの米1月小売売上が予想を上回ったことから再び上昇。
株式市場もアップルやフェースブックの上昇が三指数全般を押し上げた。
結果的にポンドやユーロが上昇したことでドル売りが強まったことがドル円の上値を抑えている。
ドル円の下値110円80銭付近はボリンジャーバンドの中心線が下支えとなったことから底値を確認。
今日のNY市場で発表される米2月CPIが堅調な地合いを示すものとなれば株価上昇と同時にドル円は一段の上値を試す展開を予想する。

ドル円予想レンジ:111円60銭(61.8%)~110円85銭(BB中心)

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。

テーマ:FX(外国為替証拠金取引) - ジャンル:株式・投資・マネー

[ポンド米ドル]議会採決控えポジション巻き戻し

(ポンド米ドル日足)



12日の英議会におけるブレグジット修正案採決を控えアジア市場でポンドは様子見姿勢が続いた。しかし、欧州市場に入りポンドは上昇。議会採決前のポジション調整の買いとみられる。
NY市場でもポンド買いの勢いは止まらず1.31ドル台に乗せたが利食い売りなどで押し戻された。
その後メイ首相がEU首脳との協議のためにフランスを訪れるとの報道でポンドは再び買いが強まり1.1370まで上昇した。市場ではEUと修正案で合意しても議会採決では否決される可能性が高いとの見方があったがポンド売りには繋がらなかった。
それだけポンド買いの強さを示すものとみてよいだろう。
本日ロンドン時間に英1月GDPが発表されるが前月の-0.4%から+0.2%に上昇すると予想されポンド買いを促すとみられる。
ただ、大分ショートカバーが進んでそろそろ買い過ぎの反動も入りやすいことから高値掴みには注意したい。

ポンドドル予想レンジ:1.3300~ 1.3130(50%)

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。

テーマ:FX(外国為替証拠金取引) - ジャンル:株式・投資・マネー

[カナダドル円]リスクオンと原油価格上昇

(カナダドル円日足)



アジアから欧州、そしてNY市場にかけて各国株式市場が上昇したことでリスクオンの円安が進みやすい地合いの中カナダ円は上昇。
ボリンジャーバンドの下限となる82円ミドルが下支えとなり上昇に転じた。
NY市場では原油価格が上昇したこともありカナダ円は83円台を回復。
朝方のシドニー市場では83円16銭の高値を更新した。
先週は上昇チャネルの下限として意識された83円60銭を下回ったことでボリンジャーバンドの下限を目指した動きとなった。結果的にバンドの下限が底値となって反発に転じた。
ボリンジャーバンドの中心線が位置する83円60銭はフィボナッチ50%戻しでもあり、このレベルを上抜けするようなら上昇トレンドは再開。
その手前の38.2%戻しとなる83円30銭のレジスタンスを上抜けるかを確認。失敗すれば再びバンドの下限まで押し戻される可能性が高い。

カナダ円予想レンジ: 83円30銭(38.2%)~82円80銭

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。

テーマ:FX(外国為替証拠金取引) - ジャンル:株式・投資・マネー

[全般]世界同時株高でリスクオン相場継続

週明けNY株式市場は三指数ともに上昇。日本や中国、そして欧州各国の株式市場も上昇して始まるなど市場全体にリスクオンの動きが強まり円が全面安。一方、議会採決を明日に控えるポンドはポジションのショートカバーが入り大幅高となるなど市場のセンチメントは楽観に傾いている。

週明け東京市場では上海総合指数が堅調な地合いで始まったことを好感。日経平均株価も上昇するなど先週末の悲観的な雰囲気は後退。全般にリスクオンムードがドル円やクロス円の下支えとなった。
欧州市場に入ってもリスクオンの動きが継続。ポンドは12日の離脱修正案議会採決を控え先週売られ過ぎた反動から対ドル対円、対ユーロで買いが入った。
NY市場が始まり注目の米1月小売売上が0.2%と予想の-0.1%を上回るとドルが上昇。前月分-1.2%が-1.6%に下方修正されたこともありその後下落するなど結局往って来いとなったものの一先ず安心感が広がった。
NY株式市場はNYダウが大きく下落してスタート。ボーイング社の最新鋭旅客機が墜落したことを受けたものだ。しかし、アップルやフェイスブックなどのハイテク株が軒並み上昇。結局三指数ともに上昇しドル円やクロス円は全面高となった。
特にポンドはメイ首相とEUとの協議への期待もあり大幅上昇となったことがクロス円全般を押し上げる要因となった。
先週末の米雇用統計の結果を受け一時悲観的なムードが広がるかと思われたが結果的に世界同時株高で始まった。
ブレグジットを巡る議会採決への懸念は燻るものの、市場はリスクオンに傾き始めており円安の動きは継続するとみる。
ただ、クロスの上昇でドルの上値は抑えられるだけにドル円も小幅な動きに止まりそうだ。

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。

テーマ:FX(外国為替証拠金取引) - ジャンル:株式・投資・マネー

 | HOME | 

注意喚起

当社の取扱う店頭外国為替証拠金取引は、元本や利益を保証した金融商品ではなく、為替レートの変動等による損失発生の可能性があります。さらに、レバレッジ効果(想定元本と比較して少額の資金で大きな取引ができる仕組み)や為替レートの変動等によって注文(ロスカット注文を含む)が約定しない場合等、元本を上回る損失発生の可能性があります。特に、マイナー通貨(流動性の低い通貨)の取引をされる場合、元本以上の損失発生の可能性が高くなります。加えて、スワップポイント(通貨間の金利差調整額)においては通貨ペアやポジションの状態(売りまたは買い)によっては、受け取れる場合もあれば、支払わなければならない場合もあります。 取引におけるお客様のコストは、スプレッドとなります。スプレッドは、売りレートと買いレートの差のことで、通常は売りレートより買いレートの方が高くなります。また、流動性が低ければ、スプレッドが大きく広がる場合があります。個人のお客様の必要証拠金(取引において最低限必要である資金)は、想定元本(為替レート×取引数量)× 4%以上の額となり、レバレッジは、想定元本÷必要証拠金で算出されますので最大25倍となります。法人のお客様の必要証拠金は、為替リスク想定比率×想定元本以上の額となります。 為替リスク想定比率は、通貨ペアごとに異なり、当社では、原則として一般社団法人金融先物取引業協会が金融商品取引業等に関する内閣府令第117条第27項第1項に規定される定量的計算モデルを用いて算出する数値を利用します。なお、為替リスク想定比率は、原則として1週間ごとに見直しが行われ、レバレッジは、為替リスク想定比率の逆数(想定元本÷必要証拠金)となりますので、1週間ごとに変動します。

店頭バイナリーオプション取引「LION BO」は、判定時刻の為替レートが、当社の設定した最大7本の権利行使価格から、お客様が選択された権利行使価格よりも、上昇するか下降するかを予想するヨーロピアンタイプのラダーバイナリーオプション取引です。最大損失額は、オプションの取得対価の全額となります。取引単位は1ロット(1ロット当たりの価格は0~1,000円)、1回の取引あたりの最大取引単位は50ロットとなります。手数料は無料です。オプションの購入後において、取引をキャンセルすることはできません。購入したオプションを取引可能期間前に清算(売却)をすることはできます。但し、購入価格と清算価格にはスプレッドがあり、清算時に損失を被る可能性があります。「LION BO」は投資額に比べて大きな利益を得る可能性がある反面、投資元本の保証はなく、お客様にとって為替レートが不利な方向に変動することにより投資元本の全てを失う可能性のあるリスクが高い金融商品です。

当社の取扱う店頭CFD取引は、元本や利益を保証した金融商品ではなく、原資産の価格の変動や為替レートの変動等による損失発生の可能性があります。さらに、レバレッジ効果(想定元本と比較して少額の資金で大きな取引ができる仕組み)や金融市場、為替相場の変動等によって注文(ロスカット注文を含む)が約定しない場合等、元本を上回る損失発生の可能性があります。特に、流動性が低下している状況では、元本以上の損失発生の可能性が高くなります。また、株価指数、ETF(上場投資信託)、ETN(指標連動証券)を原資産とするCFD取引は、金利調整額(買建玉を保有している場合は支払い、売建玉を保有している場合は受取り)が発生しますが、金利調整額は、金利水準が各国の経済事情や政治情勢等様々な要因を反映するため変動するので、売建玉を保有している場合でも、マイナス金利となる際は、当社への支払いとなります。加えて、配当金・分配金の各権利確定日の取引終了時点で建玉を保有していた場合、これらの権利調整額が建玉に発生します。一般に権利調整額は買建玉を保有している場合は受取り、売建玉を保有している場合は支払います。一方、原資産となる株価指数自体が配当金を考慮している指数の場合等は、使用するリクィディティプロバイダーによっては、権利調整額は売建玉を保有している場合は受取り、買建玉を保有している場合は支払います。この他、商品先物を原資産とするCFD取引は、当社が定める日の未決済ポジションに対して当社が定めた価格調整額が発生します。原資産にコーポレートアクションが発生した場合は、当社は決済期日を定めた上で新規取引を停止する場合があります。建玉を決済期日までに決済されなかったときには、当該建玉は当社の任意で反対売買により決済されます。 取引におけるお客様のコストは、スプレッドとなります。スプレッドは、売りレートと買いレートの差のことで、通常は売りレートより買いレートの方が高くなります。また、流動性が低ければ、スプレッドが大きく広がる場合があります。個人のお客様の必要証拠金(取引において最低限必要である資金)は、原則、想定元本(基準値×1.1×取引数量×1Lotあたりの取引単位×円転換レート)× 株価指数CFDの場合10%・債券CFDの場合2%・その他有価証券CFDの場合20%以上の額となり、レバレッジは、想定元本÷必要証拠金で算出されますので、それぞれ最大10倍・50倍・5倍となります。

当社は、インターネットを通じて店頭外国為替証拠金取引、店頭バイナリーオプション取引および店頭CFD取引サービスをご提供しておりますので、お客様のパソコン・インターネット環境や当社のシステムに不具合が生じた場合等、取引ができなくなる可能性があります。また、お客様の取引の相手方は当社(相対取引)となっており、取引所取引とは異なります。お客様におかれましては、契約締結前交付書面をよくお読みいただき、内容をご理解の上、ご自身の判断により取引を行っていただきますようお願いいたします。



商号 : ヒロセ通商株式会社
業務内容 : 第一種金融商品取引業
登録番号 : 近畿財務局長(金商)第41号
加入協会等 : 一般社団法人金融先物取引業協会(会員番号1562)
    日本証券業協会 日本投資者保護基金

 

岡安盛男のもりもりトレード情報!



新規口座開設はこちら

口座開設バナー


LION FX経済カレンダー信託保全確定申告について各国情報Q&A
初めてのFX
連絡先

カテゴリー

プロフィール

ヒロセ通商

Author:ヒロセ通商
毎日の売買ポイント
●ファンダメンタルズ
●テクニカル

最近の記事

最近のコメント

最近のトラックバック

月別アーカイブ

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

ブログ内検索

RSSフィード

リンク

このブログをリンクに追加する