ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2019-03

[米ドル円]様子見姿勢

(米ドル円時間足)



東京時間の早朝にブレグジットを巡る期待感からリスクオンの動きが先行。ドル円は111円45銭まで買いが進んだ。欧州市場でもリスクオンの動きを引き継ぎドル円はこの日の高値となる111円47銭を付けた。しかし、その後英議会採決に対して悲観的な見方が広がるなかで米CPIが予想を下回ったことでドル円は111円12銭まで押し戻された。
ただ、NY株式市場はボーイングの影響を除くと全体的に堅調な地合いで推移。
リスクオンの円安と同時に米長期金利低下によるドル売りとの綱引きが続く。
ブレグジットを巡る動きに市場の注目が集まる中でドル円は今日も狭いレンジ内での動きが予想される。
111円付近の底固めが終了すれば再度上値を試す展開が予想される。

ドル円予想レンジ:111円60銭(61.8%)~111円00銭

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。

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[ポンド米ドル]修正案否決で次は合意無き離脱採決

(ポンド米ドル4時間足)



早朝に「離脱合意案の修正を英政府が確保した」との報道やユンケル欧州委員長が「法的拘束力のある手段で英首相と合意した」との報道を受けポンドは1.3150から1.3293まで上昇。市場は今回の議会採決で修正案は否決されるとの見方が大勢であったこともあり期待が高まった。しかし、その後コックス英法務長官が「英国にとって法的リスクは変わらない」と発言。また、保守党強硬派からは批判的な発言が相次いたことで可決は難しいとの見方が広がりポンドは急落。損切を巻き込みながら1.3007まで売り込まれた。その後は買い戻しの動きが見られ1.3153まで上昇した。
結果的に議会では予想通り否決されたことが伝わったが既に織り込まれていたことで反応は限定的となった。
これで本日は「合意なしの離脱」の採決が行なわれるが前回の採決で否決されていることから今回も否決される可能性が高い。次は期限延期への採決へと焦点が移っている。
一先ず今週は1.33ドルから1.2960ドルのレンジ内での動きにおさまるとみる。

ポンドドル予想レンジ:1.3300~1.2960

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[NZドル円]天井圏上抜くか

(NZドル円日足)



NZドル円の買いがNY市場で強まり今年の最高値となる76円56銭に迫る76円51銭まで上昇。特に材料があるわけではないが、NY株式市場が底堅い動きを見せたことで買いが集まった。また、米長期金利が低下したことから米ドルとの金利差による買いも入っているとみられる。
短期的な買いであれば今年の高値を抜けずに押し戻されるとみる。ただ、ボリンジャーバンドの中心線が上向いていることから上抜けの可能性が高いとみる。
一旦は高値圏で利食い売りが入るとみており、押し目買いスタンスで臨みたい。
NZドルは相場のけん引役になることが多くみられることから、上抜けするようならクロス円全般に買いが強まる可能性もあり注目したい。

NZドル円予想レンジ: 77円00銭(BB上限)~76円00銭(38.2%)

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[全般]英離脱問題で動きにくい

英国のEU離脱を巡り期待と失望が入り混じる一日となった。
東京時間の早朝にメイ首相が「離脱合意の修正を英政府が確保した」との報道でポンドは上昇。同時にリスクオンにより日経平均株価が上昇。ドル円クロス円ともに底堅い動きでスタートした。
欧州市場に入ると英国内の保守党強硬離脱派などから修正案に対して批判的な意見が多数発せられるとポンドは急落。採決への期待が後退しポンドは1.32ミドルから1.3ドル付近まで下落した。しかし、売られ過ぎの買い戻しが入ると1.31ミドル付近まで押し戻されるなど荒っぽい動きが目立った。
NY市場が始まったところで米2月CPIが1.5%と予想の1.6%を下回った。コアCPIも2.1%と予想の2.2%を下回ったことからドル売りが強まるとドル円もこの日の安値となる111円11銭まで下落した。
一方、NY株式市場はボーイング株価の下落が止まらずNYダウが下落したものの、ナスダックやS&Pは堅調な地合いを継続。CPIが弱い数字となったことで金融緩和期待から米長期金利が低下したことも株式市場にとっては追い風となった。
結果的にブレグジット懸念はポンドには大きく影響を及ぼしているものの、その他の通貨や株式市場においての影響は限定的となっている。
ただ、最終的に合意なき離脱か延期かが明らかになるまでは動きにくい地合いが続くことになる。
今日のNY市場では米国2月PPIや耐久財受注などの経済指標が発表される。
株式市場全体はボーイングの影響を除くと楽観的な動きが続いており、米経済の強さを示すようなら素直にドル買いに反応するとみる。

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