[米ドル円]日銀会合に注目

ハードブレグジットが回避されたことで市場に安心感が広がり東京市場でドル円は堅調な地合いで始まった。前日の高値111円47銭を上抜くと111円63銭まで買われた。中国経済指標が予想を下回ったものの円売りの勢いは続いた。
欧州市場ではドルが全般に買われる中で111円73銭を付ける場面もみられた。
NY市場ではこの日発表された新築住宅販売が予想を下回ったことで111円52銭まで押し戻されたがすぐに買いが入り反発。NYダウが続伸したこともありドル円はこの日の高値となる111円83銭を付けた。
リスクオンの円安が進む中で本日東京時間に開かれる日銀会合に注目が集まる。
緩和継続姿勢は継続されるが更なる緩和の可能性が示されるようなら一段のドル円上昇に繋がる。
ボリンジャーバンドの中心線が下支えとなって上昇トレンドは継続しており、バンドの上限を試す展開も予想される。
ドル円予想レンジ:112円30銭(76.4%)~111円40銭
※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。
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[ポンド米ドル]期限延長も織り込みダブルトップ

昨日未明に合意無き離脱の採決が否決されたことでポンドは1.3387まで上昇。
その前から買いが強まっていただけにその後は利食い売りなどが入り下落に転じた。
欧州市場では買いからスタートしたものの戻り売りが入ると更に下落。
NY時間には英議会が欧州離脱を延期する動議を賛成412票、反対202票で可決した。
20日まで議会で離脱協定案を承認することを条件に6月末まで期限を延期する。
ただ、離脱日延期の申し入れをEUが承認しなかった場合は合意無き離脱になることから、ポンド買いには繋がらなかった。
結局ポンドは2月27日の高値1.3350を上抜け1.3386を付けたものの下落に転じたことでネックラインの1.2960を下抜けるとダブルトップを形成することになる。
最近のポンドは短期筋中心の動きが目立つ中で下値を試す展開が予想される。
ポンドドル予想レンジ:1.3300~1.3220(38.2%)
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[豪ドル米ドル]上抜け失敗で下落再開

東京時間の早朝に0.7099まで買いが進んだもののボリンジャーバンドの中心線の位置する0.71には届かなかったことで弱気に転じた。
この日発表された中国鉱工業生産が10年ぶりの低水準に落ち込んだ。また、中国政府が株投機の取り締まりを報じたことから上海総合指数が下落したことも豪ドル売りを誘った。
欧州市場で0.7042まで下落したもののその後NY市場では買い戻しの動きも見られた。
米中首脳会談が4月に延期されたことで通商協議への懸念が再び浮上。
一先ず0.71ドルの上値トライを失敗したことでボリンジャーバンドの下限を試す展開が予想される。このレベルを下回るようなら一段の下落に入る可能性が高い。
豪ドルドル予想レンジ: 0.7100~0.7010(BB下限)
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[全般]ハードブレグジット回避でリスクオン
昨日の東京市場はこの日の未明に合意無き離脱が回避されたことから日経平均株価は上昇して始まった。しかし、中国の鉱工業生産が10年ぶりの低水準になったことで中国景気減速懸念が広がると株価も低下。企業の期末決算に向けた利益確定の売りも重なり結局小幅マイナスで終了。しかし、ドル円はハードブレグジットが回避されたことから安心感が広がり111円前半からミドル付近まで上昇。クロス円も全般に底堅さを維持した。
欧州市場ではブレグジットに関する英国内外からの発言が相次ぎ、ポンドは短期筋中心の荒っぽい動きが目立ったが最終的に利食い売りに押された格好となった。
NY市場では離脱協定案を議会で承認することを条件に離脱期限を6月末まで延期することを賛成多数で可決した。しかし、市場は既にこの結果を織り込んでいたことから反応は限定的となった。
この日発表された米1月新築住宅販売件数は-6.9%と予想の-0.6%を大きく下回った。また、米中首脳会談が4月に延期されたことから通商協議への懸念が高まったものの市場の反応は限定的となった。それだけ市場の悲観的なセンチメントは改善されているということだろう。
結局株式市場は三指数ともに様子見となり小幅な動きにとどまった。
市場が安定したことからリスクオンの動きが強まりドル円はこの日の高値となる111円82銭まで上昇。
本日は日銀政策会合で更なる緩和姿勢が示される可能性もあり、そうなれば円売りの動きが一層強まる可能性が高い。
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当社の取扱う店頭外国為替証拠金取引は、元本や利益を保証した金融商品ではなく、為替レートの変動等による損失発生の可能性があります。さらに、レバレッジ効果(想定元本と比較して少額の資金で大きな取引ができる仕組み)や為替レートの変動等によって注文(ロスカット注文を含む)が約定しない場合等、元本を上回る損失発生の可能性があります。特に、マイナー通貨(流動性の低い通貨)の取引をされる場合、元本以上の損失発生の可能性が高くなります。加えて、スワップポイント(通貨間の金利差調整額)においては通貨ペアやポジションの状態(売りまたは買い)によっては、受け取れる場合もあれば、支払わなければならない場合もあります。 取引におけるお客様のコストは、スプレッドとなります。スプレッドは、売りレートと買いレートの差のことで、通常は売りレートより買いレートの方が高くなります。また、流動性が低ければ、スプレッドが大きく広がる場合があります。個人のお客様の必要証拠金(取引において最低限必要である資金)は、想定元本(為替レート×取引数量)× 4%以上の額となり、レバレッジは、想定元本÷必要証拠金で算出されますので最大25倍となります。法人のお客様の必要証拠金は、為替リスク想定比率×想定元本以上の額となります。 為替リスク想定比率は、通貨ペアごとに異なり、当社では、原則として一般社団法人金融先物取引業協会が金融商品取引業等に関する内閣府令第117条第27項第1項に規定される定量的計算モデルを用いて算出する数値を利用します。なお、為替リスク想定比率は、原則として1週間ごとに見直しが行われ、レバレッジは、為替リスク想定比率の逆数(想定元本÷必要証拠金)となりますので、1週間ごとに変動します。
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