ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2019-03

[米ドル円]リスクオンの円安と米金利低下

(米ドル円日足)

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先週末の東京市場では日銀会合前にドル円はこの日の高値となる111円89銭をつけたが声明文発表後に111円70銭まで押し戻された。その直後に北朝鮮が米国との非核化協議停止検討との報道を受け111円49銭まで下落した。北朝鮮のニュース自体マーケットへの影響は限定的であり、寧ろ111円ミドルの底堅さを確認した格好だ。
米中協議の進展やブレグジット問題への過度な警戒感が後退。NY株式市場が安定に向かっていることから今週もリスクオンの動きから円安が進みやすい地合いとなりそうだ。
一方、FRBの利上げに慎重な動きがドルの上値を抑えるものの既に大分織り込まれている。
今週は112円を再度トライする可能性が高いとみるがドルの上値が重いことからボリンジャーバンドの上限では一先ず売りを出しておきたい。

今週のドル円予想レンジ: 112円30銭(76.4%、BB上限)~110円80銭

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。

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[ポンド米ドル]EUの期限延長受け入れ

(ポンド米ドル日足)


英国議会でEU離脱期限延長が可決されたことでポンドは1.3380の高値を付けてから下落に転じた。結果はほぼ織り込んでいたことから利食い売りなどが入り押し戻された。
テクニカル的に見ると2月27日に付けた高値1.3350とのダブルトップを付けたようにも見える。ただ、それにしては戻しの下落幅が小さく、依然としてポンド買いの余力があるとみてよいだろう。
今週はEU首脳会議で英国の6月末までの期限延長を了承する可能性が高く、そうなれば再度ポンド買いが強まる可能性が高い。ただ、そうなれば6月末までは材料出尽くしからポンド売りに転じる可能性も残る。
今度1.33付近で再度上値が抑えられるようなら売りから入りたい。

今週のポンドドル予想レンジ:1.3390(BB上限)~1.3120(61.8%)

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[豪ドル円/豪ドル米ドル]中国景気刺激策と株高

(豪ドル円日足)

AUD_JPY_20190318_hiashi.jpg

(豪ドル米ドル日足)


先週末に中国首相が「預金準備率など手段活用で不確実性に対処することが可能」「付加価値税を4月1日に引き下げる」などと発言したことで豪ドルは対ドル対円で上昇。
また、先週も各国株式市場が堅調な地合いで推移する中でリスクオンの円安が進み豪ドル円は上昇。ただ、市場ではRBAが年内2度の利下げ予想が広がり上値は依然として売りが出やすい。先週も対ドルでボリンジャーバンドの中心線となる0.71付近で上値が抑えられた。
対円では辛うじてボリンジャーバンドの中心線を若干上回る79円で終了。
今週は英国のEU離脱時期が延期される可能性が高く、そうなればリスクオンの円安が豪ドル円を押し上げるとみている。
上値目途はボリンジャーバンドの上限でありフィボナッチ50%戻しとなる79円70銭。
このレベルは今年最高値となる79円84銭が意識されることから売りが並ぶと予想される。

今週の豪ドル円予想レンジ:79円70銭(50.0%)~78円30銭

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[全般]FOMCとブレグジット

先週は英国のEU離脱を巡り議会で合意無き離脱の回避が一先ず可決されたことで市場に安心感が広がった。ポンドやユーロが大幅上昇となりドル売りが強まる一方でリスクオンの円安が進みドル円は111円台での一進一退の攻防が続いている。
今週もブレグジットを巡るEU側の動向やFOMC会合の内容などが市場の注目を集める。
先週末の東京市場で日銀政策決定会合が開かれ改めて緩和政策継続姿勢を示したことを株価は好感。また、中国が更なる景気刺激策を打ち出し上海総合指数が上昇したことも日経平均株価を押し上げた。リスクオンが広がりドル円は一時111円89銭まで上昇。クロス円も豪ドル円を中心に底堅い動きで始まった。
昼過ぎに北朝鮮が米国との非核化協議停止を検討しているとの報道が伝わるとドル円は111円49銭まで下落。しかし、この報道も利食い売りを誘っただけですぐに反発するなど影響は一時的なものとなった。
欧州市場が始まるとポンドを中心に上下に荒っぽい動きが目立った。
前日に英議会で離脱時期延期が可決されたものの依然として不透明感が漂う中で色々な要人発言が交錯。北アイルランドのDUPドッズ副党首がメイ首相の離脱合意案の3度目の採決に賛成するとの見方が浮上。ポンドは最終的に上昇して引けている。
NY市場ではこの日発表のNY連銀製造業景気指数や鉱工業生産指数が予想を下回ったことからドル売りが先行。緩和政策継続期待から米長期金利が低下したこともドル売りを誘った。一方、緩和期待は株式市場にとっては追い風となり三指数ともに大幅上昇。リスクオンの円安とドル安が綱引きとなりドル円は結果的に111円台ミドルでの攻防が続いた。
4月の米中首脳会議への期待は依然として高く、中国政府は景気刺激策を打ち出すなど過度な景気減速懸念は一先ず後退。その中で今週は注目のFOMC会合が開かれる。
直近の米経済指標は一部弱い結果がみられるものの全般に堅調な米経済を示している。また、株式市場も堅調な地合いが続くものの世界的な景気減速やブレグジット問題、そして貿易摩擦などの不透明感が燻る中で改めて慎重な見方が示されるとの見方もある。
ただ、これらをマーケットは大分織り込んでおり、寧ろこれまでの内容を踏襲するものであればドル買いの動きが強まるとみる。ただ、それは同時に株価の下落圧力となるため注目はNY株式市場の動向に集まる。
先週はボーイング墜落によりダウは大きく下げる場面も見られたが結果的に三指数ともに上昇するなど底堅さが改めて確認された格好だ。この動きが継続するようならリスクが後退する中で今週のドル円は一段の上値を試す展開となる。

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。

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業務内容 : 第一種金融商品取引業
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